ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2019-01-01から1年間の記事一覧

ぷかぷかの人たちがきて、心がぷかぷかしました。

先日小学校で人権に関するこんな授業をやりました。 www.pukapuka.or.jp その授業を受けた子ども達の素晴らしい感想です。まっすぐな気持ちがとてもうれしいです。こういう機会さえあれば、子ども達は素直にこっちを向いてくれます。希望を感じました。 ・ぼ…

2020年1月12日(日)あーすぷらざ「社会にあわせなくてもやっていけるよ」セミナー

2020年1月12日(日)あーすぷらざでの「社会にあわせなくてもやっていけるよ」セミナー、ゲストの辻さんが仕事の都合で来られなくなったので、今、あちこちで活躍されている若い三人のお母さんにきてもらうことにしました。 みんなが自分らしくいられる場所と…

未来への「希望」を私たちはつくり出したい

6回目の「表現の市場」やります。 「障がいのある人たちとは、いっしょに生きていった方がいいね」ってみんなが思える舞台を、ことしも作ります。 彼らの舞台からは、たくさんの元気をもらえます。 素直に生きる彼らの舞台を見ていると、「ああ、明日も生き…

こういう熱気を一緒になって作り出すことこそ大事

12月19日(木)、十日市場小学校で人権について考える授業をやりました。1年生から6年生まで600人くらいが相手。低学年、高学年に別れて、体育館で2時間の授業でした。 障がいのある人について、アーダコーダしゃべっても子どもたちは多分聞いてないだろうな、…

なんとももったいない話

障害者を雇用する、というのは、障害者とおつきあいする、ということです。おつきあいの経験がなければ、いろいろ苦労します。言葉がうまく伝わらなかったり、仕事がうまくこなせなかったり、いろんな問題を抱えることになります。 その問題と根気よく向き合…

自分の視線の先にゆきちゃんの見ているけしきを表現

第六期演劇ワークショップ第5回。 一郎は山猫からのこんなはがきを受け取り、 翌日、わくわくしながら出かけていきます。 ♪ おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでい…

穏やかさは希望を生む

毎日新聞「相模原事件を考える」シリーズで最首悟さんの取材記事はとてもいい記事でした。 記事の最後、最首さんのこんな言葉で締めくくられていました。 「もし彼が本気で園の利用者と向き合って関係を作ろうとしていたら、この事件は起きなかったのではな…

お金に働いてもらう

来年1月26日(日)に今年の演劇ワークショップの集大成「表現の市場」があります。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」「その方がトク!」ということが一目で分かる芝居を舞台に上げます。ぜひみなさん、見に来てください。 心配はお金の…

ぷかぷかさん達の「人生の表現」が受賞!

昨日「かながわ福祉サービス大賞」の事例発表会がありました。 発表の時間が12分しかなく、ほんのさわりの部分を話しただけで時間切れ。それでも、ほっこりあたたかな気持ちになりましたとか、癒やされましたとか何人もの人から声をかけられたので、まぁまぁ…

黒いギンガムチェックのチュニックを着ていたあなた!

2019年12月4日(水)青葉区役所で人権研修会をやりました。昨年は「すごろくワークショップ」をやって、ぷかぷかさんと出会う時間を作りました。今年は簡単な演劇ワークショップをやり、その体験のあと、事前に聞いておいた「自分の家のすぐそばに障害者のグル…

たいこん

パン屋で、ぷかぷかの畑班が作った大根を売っていました。 〈だいこん〉かと思ったら〈たいこん〉て書いてありました。 「ああ、これは〈たいこん〉でしたか」と心がゆるっとなりました。 〈たいこん〉という乾いた、甲高い響きがゆるゆると心をほぐしてくれ…

「意思決定支援はストップせざるを得ない」って、どういうこと?

12月6日、津久井やまゆり園の指定管理者再公募に関する朝日新聞の記事の最後に 「まるでちゃぶ台返しだ。事件後、入所者も家族も我々も県に振り回されている。こうした状況ならば、意思決定支援はストップせざるを得ない」 とかながわ共同会の職員の言葉が載…

「やまゆり園」指定管理者再公募

神奈川県は「やまゆり園」の指定管理者を再公募するそうです。本来なら3年前の事件直後にやるべきことでした。そのことをあらためて神奈川県に質問しようと思っています。ご意見いただけるとうれしいです。 1,今日、「やまゆり園」の指定管理者を再公募す…

その感覚こそが、社会を持続させていく鍵になるように思う

サステナブル・ブランド国際会議2020横浜のプロデューサーと企画推進室の方が取材にきました。 www.benesse.co.jp 持続可能な社会は、やっぱりぷかぷかさん達といっしょに生きていくことで初めて本当に可能になるんじゃないんですか、といいました。二酸化炭…

セノーさんとおつきあいして10年

いつものようにセノーさんの目、のぞき込んでいたら、 「もう10年だね」 とセノーさん 10年前、といえば、セノーさん養護学校高等部の3年生。ちょうど私が担任していました。 その頃毎日のように通学途中の駅前にあるマックに行っていました。すごく太ってい…

本物の人権研修会

12月4日(水)の午後、青葉区役所で本物の人権研修会をやります。あえて「本物の」と書くのは、抽象的な話に終わることの多い人権研修会ばかりの現状にあって、現実に起こっている人権問題に関して、ぷかぷかさんとの出会いがどういう意味を持つのか、しっかり…

「今のお兄さん、カッコいいと思う人」

近くの小学校から人権講演会を頼まれました。小学1年から6年まで600人くらいを相手にするそうです。 大人なら、なんかテキトーにいろんな話ができるのですが、子ども相手にテキトーにしゃべるわけにも行かないし、おしゃべりだけしても子どもたちはすぐに飽…

お互い人としてつきあう、という、あたり前の関係がなかったのではないか

先日津久井やまゆり園の事件で命を奪われた方のアルバムを見る機会がありました。どのページにもその方の楽しかった日々があふれていて、涙があふれそうになりました。 別にその方とおつきあいがあったわけではありませんが、幸せだった日々は写真見ればわか…

頚のコリがとれた!

教員をやっている方が『街角のパフォーマンス』を読んで、「頚のコリがとれた」と感想送ってくれました。 《 実は、、、ここのところずーっと体調が良くなくて、、、身体が年々固くなってきてて、腰やら背中やら痛かったのが、最近は頚から後頭部に来て、頭…

「第7回かながわ福祉サービス大賞」の発表事例に

かながわ福祉サービス大賞先進事例の募集があって、応募したところ、先進事例発表会で発表することになりました。 ●●● 《「第7回かながわ福祉サービス大賞」 〜福祉の未来を拓く先進事例発表会〜 発表事例5事例が決定しました。 かながわ福祉サービス大賞は…

「不寛容な時代」を「寛容な時代」に変える手がかりがここに

雨宮香処凛さん 、弱者をたたく不寛容な時代を語ります。 www.huffingtonpost.jp 「不寛容な時代」になったことはよくわかります。大事なことは、この「不寛容な時代」をどうやったら「寛容な時代」に変えられるのだろう、というところだと思います。希望を…

第6期演劇ワークショップ第4回目

11月16日(土)第6期演劇ワークショップ第4回目をやりました。 一郎が山を歩くところ、キノコの動きなど、おもしろい動きを作ろうと、ダンスの振り付け師伊藤多恵さんをお呼びしました。 www.jafra.or.jp 第5期演劇ワークショップでは、ミツバチたちの動きを作…

セミナーの出前やります。

「社会に合わせなくてもやっていけるよ」セミナーの出前やります。 12月8日(日)は田園都市線あざみ野駅より徒歩6分の「スペースナナ」、来年1月12日(日)はJR根岸線本郷台駅から徒歩3分の「あーすぷらざ」、2月2日(日)は地下鉄中川駅駅から徒歩3分の「シェア…

前代未聞の事業展開

ぷかぷかでいちばん成功したことは、ありのままのぷかぷかさんで、商売が成り立ったことです。 社会に合わせないとやっていけない、とさんざんうるさくいわれている障がいのある人たちが、素のままの自分をさらけ出しても、商売が成り立つ。いや、素の自分を…

ぷかぷかさんたちは命の選別をしません。

神奈川新聞成田さんの先月のデスクノート。 ●●● 東京都台東区が台風19号に備えて設けた避難所で、ホームレスの人は「区民ではない」として利用を拒否された。暴風雨被害が出る恐れが強まっていたにもかかわらず、職員に命への想像力はなかったのか。 ツイ…

費用に見合う効果があったんだって?

去年参加した共生社会実現フォーラム、私から見ると何も新しいものを生み出さない、ただやりましたよ、というアリバイ作りのようなイベントだったにもかかわらず、又今年もやるというので質問状を書きました。今年は何を生み出すのか、去年は何を生み出した…

困ってしまった人はラッキー!と思いましょう。

このサイトを紹介したところ、www.turtlewiz.jp シェアした人がこんなことを書いていました。 ●●● 今朝、通勤中に父から電話があって「Rがいなくなった!」。Rとは私の甥っ子の言葉を話さない自閉BOYのことだ。さぁ、言語での意思疎通が難しいRが住宅街をひ…

やまかしい! (第6期演劇ワークショップ3回目)

第6期演劇ワークショップ第3回目。 このお兄さん「くとうちんいち」さんだそうです。 こういうところがなんとも楽しいです。 キノコの馬車をシェイプで作りました。 ドングリの帽子を入れてきた段ボール箱が、狭いお風呂に? 『ドングリと山猫』のいちばんの…

人権啓発講演会

12月7日(土)の午後、愛川町文化会館で人権についてお話しします。 (★チラシ作成はぷかぷかです) 「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」というお話ですが、私が一方的に話してもおもしろくないので、みなさんと対話しながら話を進め…

ぷかぷかさんの明るいパワーに圧倒されました。

11月4日、ぷかぷか作り隊のイベントがありました。 50人ほど入る会場が、ほぼ満席でした。つるみにぷかぷかみたいな居心地のいい場所をつくろう、という呼びかけに、こんなにも関心を寄せる人たちがいたことがうれしかったですね。何かやりたいことがあると…