ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2019-01-01から1年間の記事一覧

神奈川県から回答がきました。

先日神奈川県に出した質問状について回答がありました。pukapuka-pan.xsrv.jp ●●● このたびいただきました、津久井やまゆり園で起きた事件に関するご質問については、以下のとおりお答えします。 1−1、1−2について 事件発生後、県は津久井やまゆり園の設…

牛丼屋頑張っている君がいて君の頑張り時給以上だ

毎日新聞夕刊のコラム みーちゃんは仕事が楽しくなってきた頃、ケースワーカーさんに 「最近、仕事はどうですか?」 と聞かれ、 「以前はいつもうつむいていましたが、今はまっすぐ前を向いて生きています」 とぽろっと言いました。みーちゃんに言葉に、私の…

共に生きるって楽しいこと、気持ちいいこと、心地いいことなんじゃないかって気づいたのではないかと思います。

早稲田大学で「すごろくワークショップ」をやってきました。ぷかぷかさんたちと一緒に楽しいすごろくゲームをやる授業です。わずか30分程度の「すごろくワークショップ」でしたが、学生さんの雰囲気がどんどん変わっていって、ものすごくいい授業でした。授…

一緒に生きていった方がいい、と思えるリアル

ぷかぷかは、なんと来年で10年! 頼りないことこの上ないぷかぷか、右に左によろけつつも、気がつけば来年でなんと10年になります。いつこけるのか、ハラハラしながらの10年でしたが、何とか持ちこたえました。 就労支援の事業を、ただ10年続けてきただけで…

共生社会実現フォーラムについて

今年の「共生社会実現フォーラム」、神奈川県のホームページにはこんなことが書いてあります。 テーマ:誰もが行動する社会へ コンセプト:カッコいい大人たちが魅せる カッコいい学生たちが魅せる 誰もが行動する共生社会 プログラム一覧: フォーラムプロ…

シェアリーカフェのセミナー2020年2月2日(日)に変更になりました。

台風で延期になったシェアリーカフェでのセミナー来年2月2日(日)午後2時からになりました。よろしくお願いします。 昨日早稲田大学でぷかぷかの映画の上映会をやったのですが、ぷかぷかさんたちの自由さがうらやましいという学生さんが何人かいました。社会…

ルールに縛られて生きている私たちよりも楽しそうな人生

早稲田大学の「共生社会と言葉」という講座で、『Secret of Pukapuka』の上映と、私の話をしてきました。 映画はぷかぷかの楽しい雰囲気を存分に伝えたようでした。こんなに笑顔で働ける環境がうらやましい、という感想もありました。私は彼らとおつきあいす…

本気で共生社会を作ろうとしている人たちに役に立つ情報

神奈川県が今年も『共生社会実現フォーラム』をやるそうです。 www.pref.kanagawa.jp こんなことやって、何が実現するのか、と思います。 去年の共生社会実現フォーラムには、パネルディスカッションのパネラーとして参加、ぷかぷかさんたちのパフォーマンス…

創英大学文化祭で大きなクジラの絵を描く

平成31年10月20日(日)近くの創英大学の文化祭にぷかぷかさんと一緒に行ってきました。小さなお店ではマシュマロを焼いてクラッカーで挟む「マシュマロスモア」の販売と、ぷかぷかの焼き菓子の販売をしてきました。創英の学生さんも一緒に販売しました。 午後…

第7回かながわ福祉サービス大賞 先進事例に応募

第7回かながわ福祉サービス大賞 先進事例募集中! とあって、知り合いから勧められたので、応募することにしました。「地域」がテーマです。A4で2枚しか書けないので、ざっとしか書けなかったのですが、それでも「先進事例」といっていいほどのものは、多少…

これは全ての事業所に向けられたものだと思います。

先日津久井やまゆり園の事件に関して神奈川県に対し質問状を送りました。 pukapuka-pan.xsrv.jp それに対し、古くからの友人がコメントをくれました。 《 高崎さんの問いは、根源的で、共同会に留まらず、今の入所はもちろん、ボクたち通所の施設にとっても…

こんなにも楽しく関われるなんて、思ってもいなかった。

ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんと学生さんですごろくワークショップをやりました。ほとんどの学生さんは障がいのある人とのおつきあいが初めてだったので、とても新鮮な出会いがあったようでした。 おつきあいしてみたら、私たちと感じ方も考え方も…

第六期演劇ワークショップ第2回 ドングリの帽子を作る

次から次にやることが出てきて、先月のワークショップの記録、まとめるのを忘れていました。 ドングリのいろんな写真を見ながらドングリのシェイプ。 ドングリのシェイプを元に『ドングリとおじいさん』というお話を作りました。 みんなすごく乗ってお話作り…

見ていて心が耕されたような気がします。

創英大学で『Secret of Pukapuka』を上映してきました。30分弱の短い映画なのに、学生さんたちはすばらしい感想を書いてくれました。来週はぷかぷかさんとすごろくワークショップ、その次の週は文化祭で小さなお店を一緒にやったり、大きなクジラの絵を一緒…

穴の開いた靴下の話は、遅さとしての文化

『スロー・イズ・ビューティフル』という本に「もっと多く、もっと遠く、もっと早く、もっと豊かに」といった経済至上主義に対し、「時間をどんどん換金するようなこれまでの生き方をやめにして、金を減らしてでもゆったりとして人間らしい時間を取り戻そう…

神奈川県への質問状第2弾を出します。意見をください。

津久井やまゆり園障害者殺傷事件について、9月はじめ神奈川県に対し、質問状を送りました。 www.pukapuka.or.jp これに対し神奈川県から回答が来ました。 ●●● このたびいただきました、津久井やまゆり園で起きた事件に関するご質 問については、以下のとおり…

やりたいことがあっても、我慢するのが人生にとって一番ソン!

ぷかぷかさんといて楽しいのは、やっぱり私たちと発想が違ってて、その違いがあるから楽しいのだと思います。 今日の帰りの会、 「何か連絡ありますか?」 と聞いたところ、フタミンが手を上げ、おもむろに靴下を脱いで、みんなに見せ、 「ここに穴が開いて…

昔話してたトトロの話、よく覚えているよ

シンちゃんがお母さんといっしょにご飯食べに来ました。今日は運動会の代休だそうです。 シンちゃんは保育園に行ってる頃、毎日のように夕方保育園の帰りにお母さんといっしょにパンを買いに来ました。 トトロが大好きな子どもでした。なので、パン屋に来る…

そらくん、街を耕す

浅川さんちのそらくんが床屋に行きました。そらくんが街を耕している様子がよくわかります。 ameblo.jp 床屋に限らず、どこでも人はみんなばらばらです。でも、そらくんがいることで、そこで知らない人通しで自然に会話が生まれたことがすばらしいですね。 …

つるみぷかぷか作り隊 第一回イベント

ぷかぷか作り隊が11月4日のイベントのチラシを作りました。 大事なところを大きくすると 鶴見にぷかぷかのような場所、みんなが思いっきり自分らしくいることができて、みんなが笑顔で過ごせて、障がいのある人もない人もごちゃ混ぜでフラットな関係でいられ…

とがった心がまるくなる

現代書館から出ている『福祉労働』という季刊のちょっと堅い雑誌に8月3日の上映会の話が載っていました。現代書館の若い編集者が書いたのですが、上映会でやろうとしたこと、伝えようとしたことを、すごくうまくまとめていると思いました。 「相模原障害者殺…

一緒に笑顔になる方法を探してみたら新しい道が見つかるのかも

「うちのぷかぷかさん」を書いている浅川さんの最新ブログ ameblo.jp そらくんの子育てを楽しんでいる日々がよく見えます。 ふつうなら、あれができない、これが遅れている、といろいろ悩むところですが、そんなことよりも、そらくんとの日々が楽しくて楽し…

それではだめなんだと気がつきました

今日紹介した実習生の感想にはなかったのですが、実習の終わり頃、学生さんといろいろお話ししたときに相模原障害者殺傷事件の話をしていました。 授業で聞いたときは、大変な事件だけど、どこか人ごとという感じで聞いていました。でもぷかぷかで実習し、『…

緊張が解けて笑ってしまいました

近くの女子大から実習に来た人がいて、感想が届きました。 ●●● はじめて就労継続支援施設で実習をして、障害のある人の支援をするのではなく、一緒に仕事をして一緒に生きていくという考え方に変わりました。障害のある人と関わる機会はなかなかなくて、電車…

「無理して社会に合わせるのはやめようよ、もっと自分らしく生きようよ」セミナーをやります。

10月12日(土)は地下鉄中川にある「シェアリーカフェ」で、12月8日(日)は「あざみ野駅」にある「スペースナナ」で、「無理して社会に合わせるのはやめようよ、もっと自分らしく生きようよ」セミナーをやります。 これは障がいのある人たち、その親御さん、関…

hanaちゃんはぷかぷかさんよりも生産性が低いのかどうか

花岡さんのブログ ameblo.jp hanaちゃんはぷかぷかさんよりも生産性が低いのかどうか、というとても大事な問題を花岡さんは取り上げています。あなたはどう思いますか? 「何かができる、できない」の評価は、魔物のように私たちにとりついています。その魔…

新しい文化は、彼らといっしょに生きていく中で生まれた

演劇ワークショップ、100万円以上のお金が不足するので、読売福祉文化賞にもう一度トライすることにしました。読売福祉文化賞は4年前、演劇ワークショップが受賞しています。なので、今回はお店というか、本体のあり方みたいなところで勝負しようと思いまし…

彼らといっしょに生きてることの幸せを感じます

「おひさまの台所」の怪しい扉の内っ側に貼ってある張り紙にいつも癒やされます。 心がきゅんとなります。彼らといっしょに生きてることの幸せを感じます。 松田智子さんが13時間も拘束されていたという津久井やまゆり園では、こんなあたたかな言葉のやりと…

夏斗くん、まわりの人をいっぱいハッピーにしてほしいな

gab.shimaさんのインスタグラム 夏斗3歳の誕生日おめでとう✨これからも素敵な笑顔で家族を照らしておくれ✨ 先天性の病気なんかに負けるな#アンジェルマン症候群#指定難病#エンジェルマン#天使の病気#歩くのが苦手#話すのが苦手#笑うのがすごく得意#どんな病…

人として相手とちゃんとつきあわない現場だったから

昨年7月に放送されたNHKスペシャルで紹介された松田智子さんの1年後の様子が「おはよう日本」で放送されました。智子さんの生き生きとした表情にびっくりしました。 生活環境が変わるとこんなにも表情が変わるんだと思いました。津久井やまゆり園にいたとき…