ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

本の校正原稿が上がってきました。

ぷかぷかの本の校正原稿が上がってきました。 自分で書いた原稿ですが、すごく楽しかったです。あらためてぷかぷかっていろんなもの作り出してきたんだなぁ、と思いました。ぷかぷかがどんな風にして障がいのある人たちの「社会モデル」を作ってきたかがよく…

ワークショップは新しい時代を切り開いている

演劇ワークショップの報告書をヨコハマアートサイトに提出しました。 報告書の項目の中に「事業継続に当たっての課題」というのがあります。ここはやはりタカサキがだんだん年取ってきたので、演劇ワークショップの事業を引き継いでくれる人を早急に探す必要…

こんな大人たちもいるんだよ、というメッセージ

7月15日(月・祝)みどりアートパークホールでオペラ「ロはロボットのロ」をやります。 パン作りが好きなロボットが主人公の子ども向けの楽しいオペラです。ぷかぷかをはじめる前、もうけが出たら地域の子どもたちにこのオペラをプレゼントしよう、なんてとんで…

ぷかぷかは知的障がいのある人たちの社会モデル

『なぜ人と人は支え合うのか』(渡辺一史著 ちくまプリマー新書)は、おもしろい本でした。中に《「障害者が生きやすい社会」は誰のトクか?》という章があって、ぷかぷかはその答えを出すためにいろいろやってきた気がします。 少し長いですが、話を引用しま…

社長さんたちが研修に

印刷業界の社長さんたちが、北は北海道から南は九州まで11名もぷかぷかに集まって研修会をやりました。昨年の秋、印刷業界のCSR情報誌で「障害者雇用」を特集した際に、ぷかぷかしんぶんの記事「生産性のない人が社会に必要な理由」が載ったことが発端で、研…

小さな気づきが人を変え、社会全体の価値観を変えていく

今朝アップされたIshizukaさんのブログにおもしろいことが書いてあったので紹介します。 テラちゃんと友達になって、いろんなメッセージが送られてきます。 ●● メッセージには、てらちゃんの過ごした日常の色々なことが綴られている。油揚げを薄切りしたこと…

50年前の価値観が変わっていない。

1970年、横浜で脳性麻痺の子どもを母親が将来を悲観して殺してしまうという事件がありました。当時、そういう事件がたびたびあり、そのたびにマスコミは「施設がないが故の悲劇」「かわいそうな親を救え」という論調でした。横浜の事件では、子育てに疲れ絶…

生徒たちが考えたお話

昔、三ツ境養護学校で全校生で1年かけて芝居作りをやったことがあって、そのときの資料でおもしろい話があったので紹介します。生徒たちのアイデアからテーマを決め、そのテーマに沿って1年かけて(正確には4月から11月末の文化祭まで)、生徒たちのアイデア…

「そういう立場に自分が立たされたらどう思うんだろう」 って想像すること

先日、東洋英和の学生さんがぷかぷかのPR動画を作る話を書きました。 pukapuka-pan.hatenablog.com 映画『Secret of Pukapuka』の中でダウン症の子どもを持つお母さんが子どもが生まれたときの絶望的な気持ちを語る場面があって、その気持ちを受けて、学生さ…

なーまーねーこ、なーまーねーこ…アキハバラ

先日、今年度のワークショップの反省会と次年度の打ち合わせをやりました。 お客さんがたくさん入り、そのお客さんにすごく支えられて舞台が盛り上がった、と舞台監督の成沢さんは強調されていました。ぷかぷかの出番の頃は立ち見まで出たそうです。 5年前は…

彼らといっしょの人生ってすごく楽しいのかも

東洋英和の学生さんが二人、ぷかぷかのPR動画を撮りたいといってきました。東洋英和女学院大学国際社会学科EIWAプロジェクトの人たちで、3月半ばに十日市場で開催されるイベントに十日市場駅周辺と大学周辺の飲食店に焦点を当てたPR動画の公開と飲食店マップ…

いきなり直球の質問

2月9日(土)、大雪の予報が出る中、福岡まで行ってきました。 空港に着いても、雪は降ってなかったので、 「ラッキー!」 と思ったのですが、肝心な飛行機は「天候調査中」で、飛ぶのかどうかはっきりしません。そのうち「除雪のため大幅に遅れます」のアナウ…

なんか、息子を見ている感じになってきて、愛おしくて思いっきりもらい泣きしてしまいました。

ぷかぷかのファンの方が、何度ぷかぷかに通っても、ついつい教育者目線になっていたり、どうしても「してあげる」というスタイルが抜けない自分がいて、なんだかよくわからなくなって、思い切って演劇ワークショップに参加。ぷかぷかさんとの関係が一挙に変…

ぷかぷかさんと一緒に立った舞台、やり切った感、ハンパなかった。涙がこぼれ落ちてしまいました。

栃木から毎回新幹線を使ってワークショップに参加した親子のすばらしい感想です。これほどまでの言葉を引き出すぷかぷかさんの存在の大きさをあらためて思います。 ●● 1・また来ます! あふれ出る涙がとまりませんでした。本番終わってみんなで輪になったと…

障害を持っているからと言って人間として劣っているなんてところは一つもない。

桜美林大学の1年生の学生さんがサービスラーニングという授業の一環でぷかぷかにやって来ました。サービスラーニ ングとは、大学での授業とフィールドでの活動を両輪にして動く学習のことであり、教室での学びである学術的知識を 地域社会への貢献に活かし、…

学生さんとぷかぷかさんが一緒に絵巻物作り

ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんとの出会いを振り返るために、それぞれで詩を作り、それをまとめて「みんなの詩」にしました。 ぷかぷかさんに出会う前と出会ったあと、自分の中にどんな変化があったか、をテーマに4〜5行の詩を書いてもらいました。…

苦労のはるか先をいつも見ていた気がします。

ぷかぷかのお店ができる前、家具デザイナーの小林さんがお店の絵を描いてくれました。 これを元にああしたい、こうしたい、と二人で夢を語り合いました。小林さんはパン屋なんだから、お店の中に小さな麦畑を作ろう、そばには小川を流そう、と大胆な夢を語っ…

映像にはしんごっちのメッセ−ジが…

『横浜に子どもホスピスを〜新しいゆめのかたち〜』の 新しい映像ができました。 www.youtube.com 元ぷかぷかさんで4年前、脳腫瘍で亡くなったしんごっちのお母さんがこの「横浜に子どもホスピスを」の設立に奔走していました。 映像を見て真っ先に思ったの…

上映会とトークセッションの前に詩の朗読と歌

2月9日(土)福岡で上映会、トークセッションをやります。 教職員組合の主催ですが、誰でも参加できます。昨年7月に相模原障害者殺傷事件2年目の追悼集会で上映会とトークセッションをおこなった筑豊の「虫の家」 の理事大場さんが企画してくれました。 ただ上…

舞台に立ち、ライトやお客さんからの拍手を浴びるというのは、こんなにも人を輝かせる

ワークショップの進行役をやった倉田春香さんが表現の市場についてのブログをシェアしてくれました。そのFacebookに、とても素直な感想がアップされていましたので紹介します。舞台に立つぷかぷかさんたちの輝きをよく伝えています。 ●● 実はBonds of Heart…

生きることは表現であり、もっと自由に楽しんで踊ればいい

5回目の「表現の市場」。5年前の1回目の時は、会場の半分もお客さんは入らなくて、とても寂しい思いをした覚えがあります。それが今回はほぼ満席。ぷかぷかの舞台の時間は、後ろの方は立ち見だったそうです。すごい盛況でした。それだけぷかぷかのメッセージ…