ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2018-01-01から1年間の記事一覧

大晦日の夜、しっかり耳をすませたい言葉

先々週の日曜日、朝日新聞の「日曜に想う」の「大晦日の夜 平成に耳をすます」はすばらしい記事でした。下記サイトのダウンロードボタンをクリックして下さい。大晦日の夜、しっかり耳をすませたい言葉です。「生産性」が物議をかもした年であり、それは障が…

NPO法人ぷかぷかの活動への寄付が横浜市の赤字を解消するのに役に立つ

今朝の朝日新聞に下記のような記事がありました。 横浜市はなんと102億3千万円の赤字だそうです。ちょっとびっくりしました。 魅力ある返礼品がないのかもしれませんが、「魅力」は自分の思い一つで全くちがうものになります。おいしい肉よりも、豊かな未来…

詩を書くとき、頭に浮かぶのは、ぷかぷかさんたちの笑顔

先日、ぷかぷかの近くの東洋英和女学院大学でぷかぷかさんと出会う前と、出会ったあとの自分の中の変化をテーマにそれぞれ短い詩を書き、それをみんなの詩にまとめるワークショップをやりました。 pukapuka-pan.hatenablog.com それぞれの詩を、一度ばらばら…

それは 私たちの生き方

1月27日(日)に第5回「表現の市場」を開きます。場所は横浜線長津田駅前みどりアートパークホールです。 相模原障害者殺傷事件から2年半がたちます。19人もの命が奪われるという大変な事件だったにもかかわらず、社会は何も変わっていない気がします。グル…

ぷかぷかさんとの出会いを一本の詩にしました。

東洋英和女学院大学でみんなの思いを一本の詩にするワークショップをやりました。 ウォーミングアップで谷川俊太郎の詩「生きる」をみんなで朗読しました。 生きているということ 今生きているということ それはのどが渇くということ 木もれ陽がまぶしいとい…

ぷかぷかさんたちが社会に必要な理由が、また一つ加わった気がします。

第5期5回目の演劇ワークショップがありました。 ほら熊学校の校歌を歌いましたが、 歌いながらあらためて なんでもいいから いちばんになれ なんでもいいから いちばんになれ なんでもいいから いちばんになれ ということばが目指す世界のむなしさを思いまし…

みんなの思いを一本の詩にまとめるワークショップ

この一ヶ月くらいで 東洋英和女学院大学で授業を3コマもらって上映会とぷかぷかの話、双六ワークショップ、演劇ワークショップをやりました。そのときの学生さんたちの感想がすばらしかったので、その感想をみんなが共有できるような一本の詩にするワークシ…

授業を受けている時の表情よりもずっと素敵です

創英でクリスマス会をやったときの写真を授業を担当している平野先生に送ったところ、 「学生さんたちの笑顔が、授業を受けている時の表情よりもずっと素敵です」 とメールがありました。 これって、なんなんだろう、と思いました。ぷかぷかさんが何かやった…

創英でクリスマス会

ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんを招いてクリスマス会がありました。今まで障がいのある人たちとほとんどおつきあいのなかった学生さんたちが、ぷかぷかさんたちを招いてクリスマス会をやる、というのはすごいことだと思います。 創英大学では講義の…

ぷかぷかはアミューズメントパーク

音楽プロデューサーのFujikiさんは「ぷかぷかはアミューズメントパークだ」といいます。「楽しいや、びっくりや、ほっこりがあって、おいしいものがあって、アートショップやお土産もある。スピードものんびりもある。似顔絵を常時やったら、アミューズメン…

本の表紙が決まりました。

先日、本の編集者、デザイナーと打ち合わせをしました。 この写真、ぷかぷかが作ってきた関係がよく見えるような写真なので、表紙に使いたいということでした。 これは「木とアートする」のワークショップの時の写真ですが、ここにはぷかぷかさんたち、地域…

セノーさんの温かい表情にその場の空気がすごく居心地よく感じて

栃木県から新幹線に乗って演劇ワークショップに通っている親子が第4回に参加した感想を送ってくれました。お二人ともセノーさんといい出会いをしています。お母さんと高校生の息子さんの感想です。 ●●● 八月から始まったワークショップもいよいよ最終章に突…

魔法のチカラ

先日ぷかぷかで体験実習した新聞記者ヨコタさんが帰りの電車の中で感想を書いて送ってくれました。 ●●● 帰る頃にはよし明日もがんばろうとなぜか元気になっているわたし。一緒に働いただけなのに、カチカチに凝り固まっていた頭はすっかりほぐれました。悩ん…

こういう気づきが、自分たちの方が彼らよりも優れている、という思い込みから自由にしてくれます

共生社会実現フォーラムに行ってきました。集まりの名前がすごいわりには、共生社会につながる何か新しいことがここで生まれたわけでもなく、費用対効果を考えると、どうなんだろうかと思ってしまう集まりでした。会場費にしても、事前のチラシの費用にして…

こんなに素直に生きてていいんだ、と気づくことができました。

東洋英和女学院大学で学生さんとぷかぷかさんとで演劇ワークショップをやりました。1時間程度の簡単なワークショップでしたが、それでもとてもいい関係ができました。そのいい関係の中で学生さん達はすばらしい気づきがありました。 ●●● ・最初、自分を表現…

一緒にいると、心があたたかくなりました

12月4日(火)、青葉区役所の人権研修会でぷかぷかさん達と一緒にすごろくワークショップを行いました。すごろくワークショップは、短い時間でお互いのいい関係を作るとても優れたツールです。使ったのは下図のようなすごろく。さいころを転がし、あたったコマ…

町の宝

岩手県花巻にお住まいの牛崎しゅん君となお君の笑顔、まわりの人たちを幸せにするような笑顔。こんな人は街の宝だと思います。宝を大事にする町は豊かになります。 問題は、彼らのことを宝だと思う人が圧倒的に少ないことです。どうやったらそう思う人を増や…

障がいのある人たちを蔑んでおつきあいしないなんて、もったいないです。ソン!です。

ぷかぷかさんからこんなメールが来ました。 ●●● 日曜日に少し嫌なことがありましたのでどうか聞いてください。 私はてんかんを持っているので、定期的にお薬を取りに脳外科クリニックに 電車を使って通っています。 いつものように、電車に乗車し、寒いので…

私たちの生き方そのもの

明日締め切りの大和福祉財団の助成金の事業企画書を書きました。予算書はこれから作りますが、100万円を目標にしています。 「みんなでワークショップ」企画書 障がいのある人たちは、あれができない、これができない、社会のお荷物、何かやってあげる対象と…

初めてぷかぷかさんとふれあって、一緒に遊んでみて、すごくおだやかな、やさしい気持ちになりました。

ぷかぷかの近くの東洋英和女学院大学でぷかぷかさん達と一緒に「すごろくワークショップ」を行いました。 腕相撲は、一気にいい関係を作ります。お互いが必死になって、こんなすてきな笑顔を引き出します。 こんなふうに見つめ合ったりも。 足を使ったじゃんけ…

ぷかぷかさん達に会いに来るのが本当に楽しみになっています

11月23日、久しぶりのパン教室 。 こねた生地を休ませる時間に突然ダンスが… 相変わらずはちゃめちゃなパン教室 www.youtube.com 全盲のけいじろう君もお母さんと一緒に包丁使って調理 www.youtube.com けいじろう君はオペラ「ロはロボットのロ」の大ファン…

「隣に住むおばあさんにも届く言葉」を探す

神奈川新聞の「時代の正体」に津久井やまゆり園事件を書き続けてきた成田洋樹記者の講演を聴きに行きました。 www.kanaloco.jp 津久井やまゆり園事件から見える「時代の正体」は多岐にわたる問題が山積みです。「不寛容な時代」「分断社会」などに象徴される「世相」…

障がいのある人とおつきあいすると「得する」って、こういうことかなとも思いました

ぷかぷかの近くの創英大学で簡単な演劇ワークショップをやりました。三回連続の講座で、1回目は映画『Secret of Pukapuka』の上映と私の話、2回目はすごろくワークショップ、そして今回の演劇ワークショップです。回を重ねるにつれて、ぷかぷかさんのおかげ…

映画を見て、自然と自分もあたたかい気持ちになった。

ぷかぷかの近くの東洋英和女学院大学でぷかぷかの映画『Secret of Pukapuka』を上映したあと、私がぷかぷかの話をしました。上映会のあとは学生さんからほとんど話が出てこなくて、ぷかぷかのメッセージが届かなかったのかなぁ、と心配していました。でも、…

その惨めさをぷかぷかさん達は、彼らのセンスで救った気がした

第5期演劇ワークショップ第4回目です。 「はやいはえらい 大きいはえらい、なんでもいいからいちばんにな〜れ」という、いわば「生産性の論理」を超えるものをぷかぷかさんたちと一緒に作り出したい、という思いで、今期、いろいろやってきました。でも、ど…

創英の学生さん達が、ぷかぷかさんたちを呼んでクリスマス会やることに

今日も創英大学の学生さんが体験実習に来ていました。アート屋わんどで絵を切り抜いていたので「何をやってるんですか?」と聞いたところ「クリスマスツリーの飾りです」の返事。ぷかぷかが作るクリスマスツリーの飾りに使うようでした。 「だったら今度一緒…

県の回答の100倍くらいいい文章

川崎の和希君がふつうの小学校でみんなと一緒に勉強したいという希望に対し、市教委、県教委が特別支援学校へ行くように指導し、それはおかしいじゃないかと裁判になっています。神奈川県は市教委、県教委の判断は妥当であるとしたことについて、「ともに生…

ファンになりつつある自分がいて

近くの創英大学に「すごろくワークショップ」をやりに行きました。ぷかぷかさん7名が参加しました。 15人の学生さんは先週ぷかぷかの映画を見たり、私の話を聞いてぷかぷかにとても興味を持ってくれました。その後、3人の学生さんがぷかぷかに来て一日体験実…

社会の色々な場所でこんな空気が作れたら、世界は今よりもっと楽しく快適に

先日の「でっかい絵本作りワークショップ」に親子で参加された方の感想です。 前に座っている親子です。 ●●● でっかい絵本作りに参加させて頂きありがとうございました。とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。 皆作業中は自由なペースで、自分のやり方で…

「ともに生きる社会」「共生社会」を簡単に作る方法

12月8日に神奈川県主催の「共生社会実現フォーラム」というなんとも勇ましい名前の集まりがあるのですが、パネルディスカッションのパネラーとして参加します。 フリーでディスカッションするのかと思っていたら、事前の質問が来ました。予定されたことをし…