ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんと学生さんですごろくワークショップをやりました。ほとんどの学生さんは障がいのある人とのおつきあいが初めてだったので、とても新鮮な出会いがあったようでした。
おつきあいしてみたら、私たちと感じ方も考え方も同じ、ということがわかり、障がいのある人たちのイメージが180度変わりました、という人がたくさんいました。
ほんのちょっとおつきあいしただけで、人はこんなふうに変わります。要はそういうおつきあいの場を作るかどうかだけです。
イメージが180度変わるだけでなく、一緒に新しいものを創り出すところまで関係を深めて行きたいと考えています。このあと、アートのワークショップ、演劇ワークショップ、ぷかぷかさんとの出会いを詩にまとめるワークショップが続きます。
すごろくの中に「誕生日にプレゼントしてほしいもの」というのがあって、その時にサイトーさんが
「ものじゃなくて、お父さんとお母さんの愛情だけあればいい」
といい、それを聞いて
「世の中にこんな優しい気持ちを持っている人がいるんだ」
ってびっくりしました、と発言した人がいました。
障がいのある人たちへの偏見を、こんなふうにして彼ら自身がひっくり返していきます。ひっくり返すだけでなく、びっくりするほどの新しい価値を学生さんに教えます。
すごろくワークショップは、よくある「ふれあい」ではなく、出会うことで、お互いの世界が広がるような関係を作っていくのです。
いっしょにすごろくを見ながら駒を進めていきます。
ぷかぷかさんと腕相撲 「キャー、この人、すごい!」
みんなで手を繋いでぐるぐる回る。「こんなこと、久しぶり!」