「SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて何ができるか」
がテーマで先日岩佐教育文化財団というところからアイデアの募集がありました。
そりゃやっぱり、障がいのある人たちといっしょに生きることだと思います。毎日楽しいし、何よりもどこかゆるっとします。あっちもこっちもがっちり決められた社会は窮屈。息苦しい。こんな社会はみんな疲れてしまって長続きしません。
写真の、こういう人たちこそが社会をゆるっとしたものにして、持続可能な社会にしてくれるのだと思います。あーだこーだややこしいこといわなくても、一緒に楽しい毎日を過ごすだけ。
そりゃもちろん、面倒なことや、大変なこともたくさんあります。言うことがうまく通じないとか、思うように動いてくれないとか、どこかへ行ってしまうとか、大声を出すとか……。でも、それが彼らといっしょに生きるということです。だからおもしろい!と私は思うのです。ま、好みっていえばそれまでですが、それで済ませてしまうのはもったいない。
いろんな規範に縛られた社会は長続きしません。ゆるっとゆるんだ社会こそが長続きするように思うのです。
いろんな人がいることで社会は豊かになります。その豊かさこそが、社会が持続していくための一番のキーポイントだと思います。そうして何よりも、彼らと過ごす日々は楽しいです。彼らと過ごすことで生まれるゆるっと緩む社会は居心地がいいです。そういうことが社会を持続させていく原動力になります。
障がいのある人たちといっしょに生きること、それは持続可能な社会を作っていく上で、とても大事なことだと思うのです。