ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

取っ手のゆがんだコーヒーカップが好き

取っ手のゆがんだこのコーヒーカップが好きです。 決して持ちやすいわけではないのですが、既製品の、何の面白みもないコーヒーカップがあふれる中、こんなふうに取っ手のゆがんだコーヒーカップに出会うと、なんだかちょっとうれしくなります。ほっとします…

字を面白がるところから

先日「おひさまの台所」の店頭で、こんな字を見つけ、うれしくなってつい買ってしまいました。 「これ字が違うじゃん」 ていうよりも、 「あっ、おもしろい!買った!」 という方が、人生、楽しくなる気がするのです。正しいことは時に人生をつまらなくしま…

子育てをみんなで楽しむ

北海道江差町のグループホームで、結婚や同居を望む知的障がい者のカップルに施設側が不妊手術や処置を条件付けていたことが昨年末明らかになりました。 批判的意見が多かったのですが、施設を擁護する意見もありました。「自活・自立できず入所し、施設に養…

子育てをみんなで楽しむ

北海道江差町のグループホームで、結婚や同居を望む知的障がい者のカップルに施設側が不妊手術や処置を条件付けていたことが昨年末明らかになりました。 批判的意見が多かったのですが、施設を擁護する意見もありました。「自活・自立できず入所し、施設に養…

毎週の授業が楽しみでした。

昨年の12月15日、4回にわたる授業の振り返りをしました。ただ感想を言うのではなく、「詩のワークショップ」をやりました。「詩のワークショップ」は、授業の中で印象に残ったことを短い詩にまとめます。その詩をグループの中で共有し、そのあと詩の言葉をバ…

障害者雇用は社会を豊かにするチャンス

法律で義務付けられた障害者雇用を巡り、企業に貸農園などの働く場を提供し、就労を希望する障害者も紹介して雇用を事実上代行するビジネスが急増している、という話が新聞に載っていました。十数事業者が各地の計85カ所で事業を展開。利用企業は全国で約8…

「天王町サティ行くの」「天王町サティ行くの」「天王町サティ行くの」

昨夜熱が出て、念のために抗原検査をしたところなんと陽性!布団に入ってからも寒気がしてちょっと大変でしたが、今朝は平熱に戻りました。でも1週間自宅待機なので、久しぶりに散らかった机の上を整理。昔書いていた『子どもとゆく』を発見。面白い話が載っ…

ぷかぷかさん達と希望の持てる物語を作り続ける

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 年末になって反撃能力云々のきな臭い話が飛び出してきて、少し気が滅入っています。 12月6日の東京新聞 れいわ新選組舩後靖彦参院議員のインタビュー記事 「戦争は社会で最も弱い人々にしわ寄…

私なら全力で応援しますね。

共同通信47ニュースにひどい話が載っていました。 www.47news.jp 「支援」という関係がどういうものであるか、その本質を如実に表しています。 相手に障がいがなければ、パイプカットしろだの、避妊リングしろだのと、普通はいいません。相手に障がいがあると…

あれをひとりで作ったのかと思うとすごすぎて言葉出ないです。

12月1日、創英大学で4回目の授業。今回はヨッシーの段ボール作品を展示し、それを見て制作者への質問を考えるワークショップ、2限目は映画『Secret of Pukapuka』を見て、詩のワークショップをやりました。 ヨッシーのこんな段ボール作品を見て、学生さん達…

SDGs岩佐賞に今年も応募

SDGs岩佐賞に今年も応募しました。 障がいのある人たちといっしょに生きていくことが持続可能な社会を実現していくためにとても大事なことだ、と書きました。 今回は事業の要約に添付する資料の書式が決まっていて、その中にSDGs17の目標のどれを解決するの…

美帆ちゃんのこと、忘れないよ。

今日のぷかぷかランチは美帆ちゃんの誕生日メニューでした。 やまゆり園事件で犠牲になった美帆ちゃんのことを忘れないためです。 「NHK19のいのち」には今年7月に更新した美帆ちゃんのお母さんの話が載っています。 www.nhk.or.jp 文中に「障害があってもな…

WS中、なんだか何度も泣きそうになった。

演劇ワークショップに参加した人が、ぷかぷかさんとの出会いを書いてくれました。少し硬い文章ですが、ぷかぷかさんと出会うことで、とても大切なものを見つけたことがよくわかります。 ●●● 空気を読む力があるひとたちは、文脈、TPOに沿った行動ができる。…

第7回表現の市場 まとめ

11月27日(日)、第7回目の「表現の市場」がありました。 コロナ禍のため3年ぶりの開催。たまっていたエネルギーが爆発したような「表現の市場」でした。自分の思いを表現できるこういう場は障がいのある人にとってはもちろん、障がいのない人にとってもとても…

創英にきて一番楽しかった授業だった。

創英大学でぷかぷかさんと一緒に絵を描くワークショップをやりました。テーマは「平和」「未来」「海」「陸」。四つのグループでそれぞれがイメージするものを描きました。ふだんなんとなく使っている言葉ですが、それを絵にすることで、お互いの違いがわか…

『銀河鉄道の夜ーぷかぷか版』いよいよ今日です。

『銀河鉄道の夜ーぷかぷか版』いよいよ今日です。 www.youtube.com

「表現の市場」は希望の表現

先日の朝日新聞『折々のことば』 みんなが生きていてよかったと思える世の中に変えていきたい。簡単には実現しないでしょう。でも、希望を持たないのは怠惰です。 (澤地久枝) 11月27日(日)、7回目の『表現の市場』をやります。障がいのある人たちとはいっし…

第7期演劇ワークショップ第6回目

11月19日(土)第7期6回目の演劇ワークショップ。 恐竜グル−プに分かれ、恐竜の一日をもう一度やってみる。化石状態から起き上がり、朝ご飯に納豆を食べる恐竜、相撲を取る恐竜、ラジオ体操をする恐竜などいろいろな一日。活動のあとみんなまた化石になる。 伊…

私が思いつかないようなアイデアが色々とぷかぷかさんから出てきて…

創英大学で演劇ワークショップをやりました。 やったことは、 ①ネイム&アクション この場で呼んで欲しい名前をアクションをつけていいます。このアクションをつけるというのが難しいようでした。心と体をほぐすためのプログラムです。 ②マルマルマル アクシ…

ぷかぷかさん達のささやかな「幸せ」が見えてきて

先日の演劇ワークショップで 《自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする》 というテーマでみんなで絵を描いたり文字を書いたりしました。 ぷかぷかさん達のささやかな「幸せ」が見えてきて、ちょっと幸福なひとときでした。お金を儲けるとか、出世するとかで…

ぷかぷかさんの言った「ぽかぽかの心」、素敵な言葉だと思いました。

創英大学で学生さんとぷかぷかさんですごろくワークショップをやりました。サイコロを転がし、そこにあるお題をやっていくうちにお互いのことがわかり、自然にフレンドリーな関係ができていきます。学生さんたちは、ふだん障がいのある人達とほとんどおつき…

がっかりした話

今朝の朝日新聞の「社説余滴」。事故で亡くなった障がいのある人の命をどのように価値づけるかの話です。 聴覚障害を持つ11才の女性がショベルカーにはねられ死亡した事故の賠償を求める訴訟の話。被告側は事故がなければ生徒が得られたであろう逸失利益を障…

第7回表現の市場やります。

11月27日(日)横浜線長津田駅前のみどりアートパークホールで第7回表現の市場をやります。 みんなの表現が舞台で爆発します。「私たちはここにいるぞ!」「ここでこうやって生きているぞ!」という力強いメッセ−ジ。そのエネルギーは社会を変えるチカラを持っ…

声を出すと、それだけで心がふくらむーー瀬谷区役所人権研修会「詩のワークショップ」

瀬谷区役所で人権研修会をやりました。人権に関する抽象的な話をしてもおもしろくないので、『Secret of Pukapuka』を見たあと、映画を見ての気づきを元に詩を書く「詩のワークショップ」をやりました。 それぞれ気づきを5,6行の詩にまとめ、まずはグループ…

ぼくはたくちゃんのおかげで少し心が広くなったような気がしています。

中学生のお兄さんが障がいのある弟について書いた作文です。 ぼくの弟「たくちゃん」は、今、小学校6年生です。本人が「たくちゃん」以外の呼び方で呼ぶと嫌がるので、ずっとそう呼んでいます。 ぼくとたくちゃんは兄弟なのに、今まで一度もけんかしたことが…

SDGs岩佐賞、落選しましたが、再度チャレンジ

土曜日、新聞朝刊でSDGs岩佐賞の発表がありました。 www.asahi.com 賞金1000万円を夢見て応募しましたが、残念ながら落選。 www.pukapuka.or.jp 障がいのある人達を排除するような社会は。持続可能な社会ではありません。なので、再度チャレンジします。第2…

第7期演劇ワークショップ第5回目

第7期演劇ワークショップ第5回目です。 いつものように一人ずつのname & actionから始まります。みなさんなれた感じで自分のアクションをやりながら名前をいいます。 続いて体で文字を表すゲーム 「オオタ ♡」オオタさんはそのままの自分でオオタ。田の字が…

たまこ焼ぎ

おひさまの台所のショーウインドウでこんなラベルを見つけました。 なんだか楽しくなるようなラベルです。ぷかぷかでは、こういうの見つけると 「あっ、おもしろい!」「いいねぇ、すごくいい」 と、そのまま店頭に並べます。ラベルを見た時の楽しさをお客さ…

演劇ワークショップを続ける理由

演劇ワークショップの助成金をいただいたところから「助成を受けての想い」を書くように要請がありました。 演劇ワークショップをやるには、講師料とか、会場費とか、大道具や小道具を作ったり、いろいろお金がかかります。お金はかかるのに、収益は生まない…