文化は社会を豊かにします。ぷかぷかが生み出したものが横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞したのは、障がいのある人たちといっしょに生きることで生まれるものが、「社会を豊かにする」と認められた、ということではないかと思います。 何かとマイナス評価の多…
創英大学でこども教育学部の学生(2年生)さんとぷかぷかさんですごろくワークショップをやりました。お互いが楽しく知り合うすごろくです。コマを進めるうちに自然に打ち解けてきます。 みんなですごろくを囲み、コマを進めていくと自然に笑顔が出てきます。…
近くの創英大学で、映画『Secret of Pukapuka』を上映し、色々ぷかぷかさんのことをお話ししてきました。学生さん達は思いのほかきちんと受け止めてくれていました。学生さん達のすばらしい感想見て下さい。 こども教育学部の学生(2年生) 2023/10/26(木) 1…
10月10日(火)緑区役所で人権研修会をやりました。人権に関する話をするだけではつまらないので、前半1時間をぷかぷかさんといっしょに簡単な演劇ワークショップ、後半1時間をワークショップの体験なども踏まえての話し合いをしました。 演劇ワークショップは…
就労支援の事業所で働く人が『ぷかぷかな物語』を読んで感想をアマゾンのレビューに書いていました。 この本はある障害者就労継続支援事業所B型のお話ですが、同じくB型で働いている私としては全く違った視点で事業展開されていることに大きく関心をもちまし…
横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞することになったことについて、知り合いからこんなコメントいただきました。 《「福祉」という枠の中での「ご褒美」としての表彰ではなく、「文化・芸術」として評価された、というのが、何よりも素晴らしいです。》 今回…
●ジェスチャー伝言ゲーム。チームに分かれてジェスチャーでお題を伝えるのですが、これがおもしろかった。たとえば《ペンギン》というお題。それぞれ自分の持ってるイメージが違うので、その表現・ジェスチャーが違います。そのジェスチャーを見ても、全く別…
横浜文化賞文化・芸術奨励賞の審査にあたって横浜市が調べたぷかぷかの履歴 【主な経歴】 2009年 NPO法人「ぷかぷか」設立 2010年 就労継続支援A型事業所としてパン屋「カフェベーカリーぷかぷか」「ぷかぷかカフェ」開店 2011年 就労継続支援B型事業所に…
「そらくんとたからくん」の上映会をやりました。そらくんがバスの中で独り言を言ってる時、そばにいたおじさんに「うるせー!」「「降りろ!」と怒鳴られたことがあった、とお母さんがブログに書いていました。知らんぷりはできない事件だと思い、そのこと…
横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞しました。www.city.yokohama.lg.jp www.city.yokohama.lg.jp 横浜文化賞文化・芸術奨励賞の歴史30年の中で、福祉事業所が受賞したのは初めてです。 ぷかぷかさんたちといっしょに作ってきたものが「文化」として認められたっ…
やっかいなことは人生を豊かにするんじゃないかと思います。やっかいなことが起これば、多くの人はそれを避けようとします。でも、どうしたらそのやっかいなことが解決できるんだろう、と考えるなら、それは人生を、社会をほんの少しですが豊かにします。 何…
映画「そらくんとたからくん」のいいところは福祉の匂いが全くしないことです。何かやってあげる、という上から目線の関係が福祉の世界には多いのですが、そういったものが全くありません。あるのはふつうの生活の中のふつうの関係です。 こういう生活を見て…
映画「そらくんとたからくん」何がきっかけで誕生したのか、そのヒミツです。 ameblo.jp 演劇ワークショップの会場で、大きな鏡の壁のカーテンを閉めようとする映画監督と、カーテンを開けようとするそらくんが、その果てしない繰り返しの中で、 「なんだかお…
9月24日(日)みどりアートパークリハーサル室で「そらくんとたからくん」上映のあと、バスの中で独り言を言っていたそらくんが「うるせー!」「おりろ!」と怒鳴りつけられた件をテーマに、みんなで話し合う予定です。 こんな風に怒鳴りつけなくても、「ったく…
映画「そらくんとたからくん」はそらくんとたからくんの日々の暮らしを淡々と撮った映画ですが、幸せな家族が見えて、こちらの心まであたたまる映画です。 心があたたまるのは、やっぱりそこにそらくんとたからくんがいるからだと思います。そこにこの映画のミ…
機会があってぷかぷかの設立計画案を見る機会がありました。夢があふれている気がしました。実現できたこともあれば、実現できなかったこともあります。考えが甘かったなと思う部分もあります。それでも、夢を見ることで、社会が、ほんのわずかですが一歩前…
9月3日のブログ www.pukapuka.or.jp でふれた「モナ・リザ」スプレー事件を起こした当事者を取材した記事はとても興味深いものでした。 digital.asahi.com スプレーを噴射したのは 「障害者だけでなく子連れの母親なども排除した。いくらなんでもひどすぎな…
5年ほど前に書いたブログですが、やまゆり園事件を超える社会をどうやって作っていくのかに関して中学3年生がすばらしい提案をしているので、再度アップします。 www.pukapuka.or.jp 「ひろ兄ちゃん」と呼べる関係があったことが、やまゆり園事件を深く考え…
芥川賞受賞の『ハンチバック』に〈東京国立博物館にやってきたモナ・リザに赤いスプレーを引っ掛けようとした彼女には、少なからず共感する〉とあり、1974年に起こった「モナ・リザ・スプレー事件」を取り上げています。 東京国立博物館で開かれた「モナ・リ…
第8期演劇ワークショップ第一回 8月26日(土) ぷかぷかしんぶん9月号に演劇ワークショップの簡単な報告。全体がわかりやすいです。 で、ここでは写真、映像も入れて演劇ワークショップの場の雰囲気がよりリアルに伝わるようにします。 ●自己紹介 自分の名前と…
今週から始まる演劇ワークショップはレオレオニ作『フレデリック』を使って芝居を作っていきます。 とても平和なお話しなので、この絵本だけでは芝居まで持っていくのはむつかしいかなと思っています。できればフレデリックたちが、何かピンチに追い込まれる…
ぷかぷかに時々遊びに来るそらくんがバスの中で怒鳴りつけられた話を先日お母さんがブログに書いていました。そらくんはバスが大好きで、乗っていると嬉しくて嬉しくてつい声が出てしまいます。そのそらくんに向かって 「うるせー」「おりろ」と怒鳴りつけた…
先日上白根地域ケアプラザで『Secret of Pukapuka』の上映会がありました。 映画を見たあと「詩のワークショップ」をやりました。詩を書くことでお互いの気づきを共有し、更にグループとしての詩にまとめ、それを発表します。ただ「いい映画だったね」で終わ…
先日の『かぐやびより』の上映会に来てくれた高校生の方がぷかぷかの『Secret of Pukapuka』を見て感想を送ってくれました。 映画を見ていると、自然に笑顔になっていることに気づき、「映画を見ると心ぷかぷかになる」って、こういうことなんだと思った、と…
『かぐやびより』の上映会をやりました。 いちばんよかったことは映画に登場する大王さんが参加してくれてダイオウダンスを踊ってくれたことです。 www.youtube.com さんわーくかぐやの前理事長藤田慶子さん、大王さんをゲストにお迎えし、いろんな話をしま…
人権研修会、というと、人権に関するさしておもしろくもない話を聞かされ、それを元にグループで話し合ったり、というのが一般的です。 同じやるならもっと楽しくて、新しい気づきがあって、何よりも彼らと人として出会えるような人権研修をやりたいと考えた…
さんわーくかぐやに遊びに行った時、お土産にもらった買い物袋にダイオウさんのメッセージが入っていました。 A mountain hut is not a place to sleep. 「やまごやはねるところじゃない」 う〜ん、と考え込んでしまうようなことば。ダイオウさんて、こうい…
映画『かぐやびより』の中でダンスを踊っていたダイオウさんが、ひょっとしたら12日の上映会に来てくれるかも知れません。この映像は先日、かぐやに遊びに行った時に、ごはんを食べている私の前で踊ってくれた時のものです。 www.youtube.com ダイオウさんが…
昨日上白根地域ケアプラザで『Secret of Pukapuka』の上映会をやったのですが、その時、障がいのある子どもを抱えたお母さんが 「できないことをできるようにする、という考え方がまん延していますが、私はどうもすっきりしません。どう考えたらいいでしょう…
2年ほど前、北海道大学大学院のウエムラさんがひょっこりやってきて、1週間ほど実習しました。その時の体験はウエムラ日記に書いています。 www.pukapuka.or.jp そのウエムラさん、今北海道中頓別で福祉の仕事をしながら毎週日曜日、地元の黄金湯という銭湯…