7月16日(土)、第7期演劇ワークショップ第2回目をやりました。コロナ大流行のため、始まる前に参加者全員抗原検査をしました。結果、なんとピアニストの安見ちゃんが感染の可能性があることがわかり、急遽リタイヤ。歌なしのさびしいワークショップになりました。
プログラムは以下の通り。
9:30 あいさつ by 高崎
諸注意(マスク着用、昼食時のことなど)
9:40 名前のゲーム(ネーム・ウィズ・アクション)
10:00 ミラーゲーム(2人組)→パートナーを変える
10:15 シェイプ 大きな大きな獣あるいは恐竜の復活
(倒れているところから起き上がって、動き出す)
10:40 銀河鉄道の話→白鳥の停車場(プリオシン海岸)の部分(抜粋)を読む
恐竜の骨の発掘のビデオを見る *プロジェクターとスクリーン
プリオシン海岸のシーンを起こす
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11:20 発表
11:30 昼食
12:30 歌をうたう
13:00 賢治のオノマトペで動いてみる
チームに分かれ、好きなオノマトペを選んで動いてみる
13:20 新井さん、安井さんの話(高崎さん、近藤さん)*プロジェクターとスクリーン
13:40 新井さん、安井さんの話からシーンを起こす
新井さんの話を起こすチーム(2チーム?)
安井さんの話を起こすチーム(2チーム?)
14:00 発表
14:15 休憩
14:30 身の回りで亡くなった人の思い出を話してみる。
チームに分かれて少し話をする
→五行詩「今はもういない人のこと(思い出)」をかく
(新井さん、安井さんのことでも、他の人の思い出でも可)
15:00 発表
15:20 歌をうたう
15:50 振り返り
16:30 終了
プリオシン海岸での発掘現場の場面を作るところでは恐竜博士ヨコヤマさんの描いた恐竜の絵をお披露目
恐竜の化石の横たわるところを発掘している場面
発掘途中で恐竜が動き出す。発掘中の恐竜が水を飲みたいだの、何か食べたいだのと言い、水と食べ物を与えると恐竜が動き出し、しかもみんなを背中に乗せて歩き出すという画期的アイデア。
安見ちゃんがいればこの歌を歌う予定でした。
オノマトペをやりました。宮澤賢治の作品の中からおもしろい言葉を選び、それを体で表現します。
「へらへら ばばあ へらへら ばばあ」のオノマトペ。何かと思いきや、どうやらわかめがゆらゆらしているところへ魚が突っ込んできたようでした。
病気で亡くなったアライさんとしんごっちの話を聞きました。
しんごっちは自分でピタゴラスイッチを作って動画に残しています。
話を聞いて「人間ピタゴラスイッチ」をやったグループがありました。
ピタゴラスイッチの準備。イクミンが仕切っています。みんなイクミンの指示に従って動いています。ワークショップにおけるこういう関係がなんとも楽しい。
イクミン自らビー玉になって転がります。
アライさんのお話しを作ったグループでは、アライさんが好きだったジャニーズのメンバーが登場し、ダンスを披露
短いお話しを作ったあと、忘れないために各グループともメモに起こしました。ぷかぷかさんが記録係。
今回は演劇ワークショップに初めて参加した人も多かったのですが、シェイプ(体を使って形作り)、オノマトペ(言葉を体で表現)、お話作り等、ずいぶんと盛り上がりました。
プリオシン海岸の発掘現場では、発掘中の恐竜が動き出したりしました。
アライさん、しんごっちのお話しからも、楽しい芝居ができました。二人は銀河鉄道の乗客です。ここで展開するお芝居は、アライさん、しんごっちのこと忘れないよ、というメッセージです。発表会はしんごっちのお母さんが職場の同僚を連れて見に来ます。しんごっちやアライさんもきっとどこかで見てくれると思います。
次回はこういったことをもっとふくらませていきます。
芝居の発表は11月27日(日)の午後2時から、長津田駅前のみどりアートパークのホールです。ぜひ見に来て下さい。