ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

一緒に、居心地のいい社会を作りましょう。

 今朝、横浜夢ファンドの事務局に電話し、ぷかぷかへの寄付がどれくらい集まっているか聞きました。なんと222,000円も集まっていました。ありがとうございました。

 でも、演劇ワークショップをやるには残念ながらまだ80万円ほど足りません。あ、忘れてた、という方、申請書は8月20日に事務局に持って行きますので、それまでに寄付の手続きをお願いします。

 申請金額はぷかぷかへの寄付の額+7万円(第1回目の申請の時の基準額)+審査員の評価による加算によって決まります。

 審査員の評価項目は「公益性」「計画性」「活動の継続性及び発展性」「先駆性、独創性、専門性」「公開性」の五つ。このうち「公益性」と「先駆性、独創性、専門性」が重視されます。

 各項目一人5点、「公益性」は×3、「先駆性、独創性、専門性」は×2で点数が加算され、合計40点で五人の審査員の合計で決まります。

 160点〜200点 基準額よりも増額

 121点〜159点 基準額

 0点〜120点  基準額よりも減額

というわけで、なかなか厳しいのです。

 ま、でも、こういう厳しさがあるから、申請書をがんばって書く気が起こります。申請した額通りもらえるのであれば、事業の内容が深まりません。

 

 この機会に、あらためて演劇ワークショップの「公益性」「計画性」「活動の継続性及び発展性」「先駆性。独創性、専門性」「公開性」について考えたいと思っています。

 「公益性」についての説明は

〈 不特定多数の人の利益に供した事業を行っているか。加えてその事 業が一般の人々に開かれたものであり、地域や市民への還元性があ るか。

 演劇ワークショップは、障がいのある人たちと一緒に生きる理由が明確に見えるような芝居を作ります。「共生社会を作ろう」といった耳障りのいい言葉だけで済ますのではなく、障がいのある人たちと実際に6ヶ月もかけて芝居を作るのです。そしてできあがった芝居を大きなホールの舞台で発表します。作っていく過程はすべてネット上に公開します。

 ここで創り出す芝居は、社会を豊かにする文化です。障がいのある人たちを排除しない文化です。みんなが居心地良く暮らせる文化です。

 〈 不特定多数の人の利益に供した事業を行っているか。加えてその事 業が一般の人々に開かれたものであり、地域や市民への還元性があ るか。

 にすべて当てはまります。

 

 「計画性」についての説明は

〈・事業や資金計画などに、無理のない計画を組んでいるか。

 ・その事業や経費は、必要性を充分に踏まえたものとなっており、過分な経費となっていないか。

 演劇ワークショップはもう5年もやっています。無理な計画であれば5年も続けられません。あるとすればスタッフの継続性ですね。今年から演劇ワークショップに関わるスタッフを増員します。

 

 「活動の継続性及び発展性」の説明は

〈 ・団体の活動が、団体の自主的・自発的な思いやきっかけによって、地域や市民への還元のために開始され、継続しているものか。

・助成金を受けることで、より幅広いサービスの提供や、活動範囲の 拡大などに繋がっていく可能性があるか。

 演劇ワークショップは、この説明通りのことをやっています。〈団体の自主的・自発的な思いやきっかけによって〉始まったものであり、〈地域や市民への還元のために〉膨大な量の情報発信を行っています。

 第五期は40万円かけて記録映画を作ります。毎回のワークショップを全部記録します。障がいのある人たちと一緒に活動する場の豊かさが、そこから生まれる作品の豊かさが、きっちりと記録されます。映像制作はロゴスフィルムです。助成金を受けることでこれが実現します。

logosfilm.jp

 

 「先駆性。独創性、専門性」の説明は

〈 活動実績や今後の活動計画の中で、先駆性、独創性、専門性を持っ た事業の発展が期待できるか。〉

 演劇ワークショップの試みは、福祉の世界だけでなく、社会全般の中でも、先駆性、独創性、専門性を持ったものだと思います。「障がいのある人たち」は、あれができない、これができない、とマイナス評価が圧倒的に多い社会にあって、彼らとクリエイティヴな関係を作り、その中で社会を豊かにするような作品を作ろう、というきわめて先駆性、独創性に富む試みだと思っています。

 

 「公開性」についての説明は

〈 事業運営について情報が公開され、透明性があるか。 ・事業の運営方法や対象、経費の用途に関し、誰もが理解できるような表現がされているか。〉

 演劇ワークショップについてはすべてネット上でオープンにしています。社会の大切な財産になると考えるからです。何よりもこういった試みは、あちこちでやって欲しいという思いがあります。

 

 というわけで、20日まで、申請書作りをがんばります。絶対に「勝ちに行きます」。

 

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 一緒に、居心地のいい社会を作りましょう。

 

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