オペラ『ロはロボットのロ』を見た方からこんなうれしいメールが来ました。
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みどりアートパークの「ロはロボットのロ」を観て
親子で魅了されてしまい、毎日毎日CDを聞いて追体験しています。
息子(新1年生)は全部の歌を覚えそうな勢いです。
物販コーナーで購入したテトのバッチをふたつ、
かわりばんこに服につけています。
「ロはロボットのロ」がきっかけで、「ぷかぷか」のことを知り、
ブログも拝見し、色々な事を考えるようになりました。
パン製造ロボットのテトが毎日1000個作れるはずのパンが
だんだん作れなくなった時。ママモンローがテトに
パンが作れなくてもいい、息子としてただ居ればいい、と
語りかけた言葉に、最初の涙が出ました。
ママモンローにとっては、テトの存在の価値は、
効率よくパンを生産することだけでは決してない……
人と人が作る社会にも、こんなやさしい空気感があると良いと思います。
うまく言えませんが…
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やさしい方ですね。ママモンローがテトに語りかける場面で涙が出るなんて…
《ママモンローにとっては、テトの存在の価値は、
効率よくパンを生産することだけでは決してない……
人と人が作る社会にも、こんなやさしい空気感があると良いと思います。》
という言葉がすばらしくいいですね。
「効率」とか「生産性」といった言葉を超える、「価値」を私たちはもっともっと積極的に見つけ出し、作り出していかないと、なんだかだんだん息苦しくなる気がします。
さっきセノーさんと郵便局に行ったとき、
「ここって、ハリーポッターに出てくる魔法銀行じゃないですか。あのお姉さんたちは魔女ですか?」
とかおもしろい話を始めたので、もういっぺん今のお話しして下さい、とカメラを構えたのですが、全く違う話になってしまいました。
セノーさんとこういうどうでもいい話をしているときがいちばん幸せです。障がいのある人と幸せだと思える時間を作り出すこと。そのことこそ大事にしたいと思うのです。
帰りの会で「いい一日でしたか?」って聞く時間がありますので、今日はセノーさんと魔法銀行の話をしましたって報告しようと思います。