ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

第7期演劇ワークショップ第5回目

 第7期演劇ワークショップ第5回目です。

 いつものように一人ずつのname & actionから始まります。みなさんなれた感じで自分のアクションをやりながら名前をいいます。

 

 続いて体で文字を表すゲーム

 「オオタ ♡」オオタさんはそのままの自分でオオタ。田の字が入り、最後は♡

 

「わたナベ」 子どもは「べ」の濁点

 

 一人で自分の名前を表現した人もいました。これ「フタミイクミ」と読むんだそうです。どんなポーズをとっても「フタミイクミ」。

 

 「35億年のサーカス」と「ケンタウルス祭りの歌」を歌いました。

   「ケンタウルス祭りの歌」は長いので、覚えるのが大変。

   

 

  歌詞を見ながら聞いてみてください。いい歌です。

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歌詞を見ながら聞いてみてください

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 自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする。

         

                         

                  

                

                  

                    


 なんだか読んでるだけでこちらも幸せになります。いい世界生きてるなぁ、と思いました。

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「プリオシンの海辺」を歌いました。

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「ブルッキーのひつじ」をうたいました。歌の原本です。

                       

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『プリオシンの海辺』

「さざなみ」「くちぶえ」「しおかぜ」「ためいき」「なみだ」「やくそく」のキーワードを表現しながら歌いました。最後はみんな化石に。

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5チームに分かれ、恐竜の一日を作りました。

恐竜の上に恐竜がまたがって、一日が始まる。

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腹が減った恐竜がほかの恐竜を食べる。

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  恐竜の骨をもって鏡を見る


 恐竜の骨をもって歩き回る

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「ピタゴラスイッチ」をやる。「こんなのでできるのかとハラハラしましたが、なんとかなってしまうのがぷかぷかのワークショップですね」と日大芸術部で芝居を学んだ人。

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最後は「35億年のサーカス」を元気に歌っておしまい。

 

参加した人の感想

●ワークショップ楽しく参加させていただきました。今回は今までよりみんなとの距離が短く感じました。お互いに慣れてきたのか?
 フタミさんに肩揉んでいただきました( *´艸`)いい手してました。忙しくしすぎて少し疲れて肩が痛かったところにベストなタイミングでした!!!
 幸の定義の発表でpukapukaさんたちの”人に感謝されること”が多くみられ、こちらも幸せになりました。どの人にも当てはまりますが、人の喜びが自分の喜びに、そしてこれからはより、自分の喜びが人の喜びになっていくのが極まってくるので、みんな自分を満たして、もっともっとpukapukaなエネルギーを社会に振りまいてほしいなと思いました。
あと、今日はみんなで化石になったり歌ったりの一連の動作として動いたのが一体感を感じられてとても心が満たされました。身体は、疲労困憊ですが^^;
次回までに、歌詞が覚えられるように頑張ります。
 
●自分の幸せと感じる時と、他人にとっての幸せとは何かを考える際に、私はマツイさんと2人でグループを組みました。幸せとは何かを考える私に対し、マツイさんは迷わずに(ぷかぷかで仲間達と仕事ができること)と紙に書いていていました。それが1番に出てくるマツイさんは、なんて素敵な人なんだろうと思いました!ぷかぷかさん達と一緒にいると、日頃の身近なところに、幸せや大切なものがあるんだなと改めて気づかされることがよくあります。
 また、ワタナベさんの「幸せは一言で表せるものじゃないと思います、僕はずっとぐるぐるしています」という言葉もとても心に残りました。あまりに深すぎることだと思うので、自分でも考え直してみて、幸せとは何か深めてみようと思いました。

 

 

★今作っている芝居は11月27日(日)午後2時から長津田駅前のみどりアートパークのホールで行う「表現の市場」で発表します。

 この写真は背景画の一部。




 

たまこ焼ぎ

 おひさまの台所のショーウインドウでこんなラベルを見つけました。

 

 

 なんだか楽しくなるようなラベルです。ぷかぷかでは、こういうの見つけると 

「あっ、おもしろい!」「いいねぇ、すごくいい」

と、そのまま店頭に並べます。ラベルを見た時の楽しさをお客さんと共有したいからです。そういうことが、彼らといっしょに生きていく社会を作っていくことにつながります。

このラベル見て、

 「それまちがってるじゃん」

と指摘するのは正しいことではあるのですが、その正しさを押しつけるよりも、このラベルをみた時の、なんかこう心がゆるっとするような楽しさを大事にした方が、お互い生きることが楽になるように思うのです。

 このラベルは私たちのガチガチになった心をほぐしてくれます。彼らは私たちの社会に必要な人達なんだと、このラベルを見ながらしみじみ思うのです。

 間違いを正し、「たまご焼き」と正しく書いても、それはそれだけのことです。でも「たまこ焼ぎ」は、社会をお互いがもっと生きやすいものに変えてくれるチカラを持っています。

 買い物に来て、こんな楽しいラベルに出会い、なんかホッとした気持ちになって、こういうことって大事だよね、って思う人が少しずつ増えていってくれるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演劇ワークショップを続ける理由

   演劇ワークショップの助成金をいただいたところから「助成を受けての想い」を書くように要請がありました。

 演劇ワークショップをやるには、講師料とか、会場費とか、大道具や小道具を作ったり、いろいろお金がかかります。お金はかかるのに、収益は生まないので、どこかでお金を調達する必要があります。それで助成金を申請しているのですが、すべての経費をまかなえるわけではありません。なので、赤字が出ます。今まではぷかぷかにその穴埋めをしていただいていましたが、ぷかぷかも資金が潤沢にあるわけではないので、今年はもう自分でその赤字分を穴埋めするしかないなと思っています。

 赤字分を自分で穴埋めしてでも演劇ワークショップをやるのはどうしてなのか。

 いちばんの理由は、ぷかぷかさん達と一緒にやる演劇ワークショップは、とにかく半端なく楽しいからです。演劇ワークショップの場は、日常生活の場より、もう少しお互いが自由になれます。この、みんなが自由になれる、というのが演劇ワークショップの場のいいところです。

 みんなが自由になれるので、私たちとは少し違う、彼らのものの考え方、ひらめき、想像力などが、ふだんの暮らし以上に楽しめます。違いをそのまま作品に生かすことができます。だから今までにないおもしろいものが生まれます。

 

 下の写真、この場面はお祓い棒を掲げているぷかぷかさんが場の雰囲気を一人で作っています。「お許しを!」を謝っているのは地域の人。こんな場面が自然にできてしまうのが演劇ワークショップのおもしろいところ。こんな場面に出くわしてしまうと、もうやみつきになってしまうのです。

 

  こんな楽しさの中で、彼らに対し

 「あなたがこの場に必要」「あなたにここにいて欲しい」

と、素直に思えるようになります。そう思える関係が自然にできます。障がいのある人達を排除することの多いこの社会にあって、そんな風に思える場があることはとても大事です。ここから彼らを排除しない社会が始まります。

 「あなたにいて欲しい」と思える関係の中で作り上げた芝居には、彼らと一緒に過ごすことで生まれる楽しさ、面白さがてんこ盛りです。なので、その芝居を見ると

 「彼らとはいっしょに生きていった方がいいね」

と、理屈抜きに思えます。

 何よりも彼らといっしょに生きると何が生まれるかを、目に見える形で表現します。「ともに生きる社会」を作ろう、というかけ声だけはたくさんありますが、ともに生きると何が生まれるのかまで示しているところはなかなかありません。ともに生きる場、ともに生きる関係を作り切れていないからだと思います。

 演劇ワークショップは舞台の上で、彼らといっしょに生きると何が生まれるのか、その豊かな世界を目に見える形で示します。小さな「ともに生きる社会」が舞台の上で実現しているのです。いや、舞台の上だけではなく、演劇ワークショップの場そのものが「ともに生きる社会」をすでに実現しています。

 

 

 演劇ワークショップに参加するために毎回栃木から新幹線に乗ってやってきた方がいました。その方の感想

「みんなすごく素直で、思ったことをストレートに表現するから、リアルで人間味があってとても魅力的に思えて、私はぷかぷかさんの大ファンになっていました。私にとってそこは自然と笑顔になれる場所で、優しい空間でした。そんな彼女、彼たちと一緒に立った舞台。やり切った感、ハンパなかった。ぷかぷかさんたち一人ひとりとふれあった思い出が頭の中で駆け巡り、みんなで頑張った喜びと終わってしまった寂しさとが複雑にからみあって、舞台が終わってからの反省会、涙がこぼれ落ちてしまいました。」

 涙がこぼれ落ちたどころか、号泣でした。ぷかぷかさんとおつきあいしたことが、号泣するほどの気持ちを生むのです。そんな関係ができてしまうのが演劇ワークショップの場であり、ぷかぷかさん達の魅力です。

 

 栃木から新幹線に乗ってやってきて、舞台に立つ

 

 「障害者はいない方がいい」と暴力的に障害者を排除したやまゆり園事件から6年。障害者のグループホームを建てようとすると反対運動が起こったり、施設での虐待が止まらない社会は、事件と地続きにあります。

 障がいのある人達を排除する社会は、社会の幅が狭くなり、お互いが息苦しくなります。彼らがいることの豊かさが失われ、社会は痩せこけていきます。

 

 そんな社会にあって、私たちに何ができるのか。

 やっぱり、

「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい」

と言い続け、彼らと一緒に生きると社会が豊かになることを表現し続けるしかないのだろうと思います。

 だからこそ、赤字分を自分で穴埋めしてでも、演劇ワークショップは続けていこうと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いっしょにいると心ぷかぷか」の幸せ感を味わう

 企業のメセナ活動のついて卒論を書く、という学生さんがきました。メセナ活動というのは、文化・芸術活動を支援することです。その支援の対象になるぷかぷかの活動を調べに来ました。

 ぷかぷかの活動をいろいろ聞いたあと、そういった活動を企業が支えるとき、企業には何が生まれますか?どういうメリットがありますか?という質問が来ました。

  企業は収益を生みます。収益は従業員の給料に回したり、企業を存続させるための投資に回したりします。その収益の一部を、たとえばぷかぷかの活動を支援する費用に回したらどうなるでしょう。

 

 ぷかぷかの演劇ワークショップは、障がいのある人たちといっしょに作り上げる文化・芸術活動です。文化・芸術活動は社会を豊かにします。そこに障がいのある人達が加わっていれば、今までにない豊かさが生まれます。どうしてそんな豊かさが生まれるのでしょう。

 演劇ワークショップは、障がいのある人達の魅力、発想の自由さ、面白さを存分に引き出し、それを一緒に作り上げる芝居に生かせるからです。私たちだけで作るよりも、彼らの魅力、彼らの発想の自由さが加わった分、幅の広がった作品ができます。そこには今までにない豊かさがあります。この豊かさこそが、障がいのある人たちといっしょに生きていく理由です。

  

写真はぷかぷかさん達と一緒に作った舞台。背景画も一緒に描いたものです。

  

 パン屋とかお惣菜屋の活動はどうでしょう。

 下の写真は栃木の上野さんの作ったライ麦の入ったパンです。ラベルにぷかぷかさんの描いた上野さんの似顔絵が入っています。この絵があることで、ライ麦パンの価値がグンと上がります。

 おいしいライ麦パンを焼く職人さんがいて、上野さんの似顔絵を描くぷかぷかさんがいます。その二つがコラボした商品が上の写真です。障がいのある人たちといっしょに生きる、「ともに生きる」ことで生まれた商品です。「ともに生きる」ことで何が生まれるか、一目でわかります。「ともに生きる」ことで生まれた新しい価値といっていいと思います。

 

 お惣菜屋にはこんなラベルがあります。

 これも味のある字をここで使えばおもしろいんじゃない、という提案で生まれたラベルです。心がゆるっとするような魅力ある字です。この字は「ひじき煮」という商品を伝えるだけでなく、ふっとあたたかい気持ちになるものを伝えてくれます。思わず買ってみようかなという気になります。これも「ともに生きる」ことで生まれた新しい価値といっていいと思います。

 

  週一回老人ホームに配達するお弁当には、ぷかぷかさんの描いた帯をつけます。この帯の絵を毎週楽しみにしているお年寄りの方達がいます。ぷかぷかさんはお年寄りの方達の人生を、こんな風に支える仕事をしています。彼らにしかできない仕事です。



 こういう文字や絵は生活を豊かにする「文化」であり、「芸術」といってもいいと思います。パン屋もお惣菜屋も新しい「文化」「芸術」を生み出していることになります。

 

 企業の利益をこういった活動の支援に回すとどうなるでしょう。そこで働いている人にとってのメリットってなんでしょう。おそらく大部分の人は障がいのある人達とのおつきあいがないので、ぷかぷかの試みは新鮮な気づきになります。障がいのある人達のイメージが、大幅に変わります。

 彼らはあれができないこれができない人達ではなく、社会を耕し、豊かにする人達であることがわかります。「いっしょにいると心ぷかぷか」になる人達です。障害者はいや!と拒否してしまうより、「いっしょにいると心ぷかぷか」って思える方が、心豊かに過ごすことができます。

 メセナ活動は文化、芸術活動を支援します。ぷかぷかの文化・芸術活動を支援する時、障がいのある人達の活動も支援することになるので、その成果はもっと幅の広いものになります。障がいのある人達が作り出す今までにない豊かさを、社会にもっともっと広げていくことができます。そんなことを企業が応援することになれば、「共生社会」がしきりと叫ばれる今、企業の評価はグンと上がります。

 ぷかぷかさん達の生み出す豊かさは、生産性の論理では語れない豊かさです。生産性の論理で動く企業が、そういった豊かさを応援することになれば、企業が生み出すものの質が変わってきます。

 生産性の論理とは異なる価値観との出会いで、何よりも、社内の雰囲気が変わります。社員の人達にとっては、働くことが楽になります。

 更に、ぷかぷかさん達と出会う機会があれば、「いっしょにいると心ぷかぷか」の幸せ感を味わうことができます。これは、すごいメリットだと思います。

 

 

 

 

 

 

ぷかぷかさん達が加わることで授業が豊かになる

 近くの創英大学の「障がい児保育」の授業の中で、ぷかぷかさんが出かけていって何度か授業をすることになりました。一緒に絵を描くワークショップや、お互いのことを知り合うすごろくワークショップ、ぷかぷかさんの作品を鑑賞するワークショップ、簡単な芝居を一緒に作る演劇ワークショップなどをやる予定です。

 「障がい児保育」という必須科目は文部科学省で定められたカリキュラムなので、保育科のある大学はどこでもやっている授業です。でも、障がいのある当事者と一緒に授業をやるのは多分創英大学だけです。

 以前ほかの大学で福祉に関する授業の中でぷかぷかさんを連れて行って授業をやったことがあるのですが、みなさん、福祉を勉強しながら、障がいのある人とおつきあいするのは初めてでした。言葉だけの勉強では、やはり大事なものが抜け落ちてしまいます。特に障がいのある人への対応は、実際に当事者の方とおつきあいしてみないとわからないことがたくさんあります。

 そういう意味で今回の一連の授業は、「障がい児保育」を勉強する学生さんにとっては、とても意味のある授業になります。下手すると抽象的な言葉で終わってしまう「障がい児保育」の授業を、ぷかぷかさん達は、人と人とが出会い、その出会いを通して障がいのある人について大事な気づきがたくさん生まれるような、とてもあたたかで豊かな授業にしてくれます。

 ぷかぷかさん達が加わることで授業が豊かになるって、なんだか素敵なことだと思います。あらためて障がいのある人達の、社会を豊かにするチカラを思うのです。

 






 

第7期演劇ワークショップ第4回目

 9月17日(土)第7期演劇ワークショップ第4回目がありました。

 午前中はパワーあふれるダンサー&振り付け師の伊藤多恵さんが入り、ワークショップの場がいつもの何倍も熱くなりました。『35億年のサーカス』はいつもだと、1番と2番の間で踊りまくるのですが、伊藤多恵さんは初っぱなから100%で踊り、一気に盛り上がりました。

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 『プリオシンの海辺』に「化石」という言葉があって、伊藤多恵さんは立った状態から

「小さな化石」

といいながらみんなで小さな化石になったり、

「大きな化石」

といいながら大きな化石になったりしました。このあたり、みんなのテンションの上げ方、場の作り方がうまいなぁ、と感心しました。

 写真は大きな化石。小さな化石の時はみんな縮こまっていました。

 

化石が起き上がって恐竜になる、

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恐竜のパーツを使って恐竜になる。

 

パーツを持って歩いてみる

 

恐竜は化石になる前何をしていたのか。

恐竜の1日をやってみた。納豆を食べる恐竜がいたり、ひたすら食べてる恐竜がいたり、みんなで酒を飲んでいる恐竜がいたり…

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 「プリオシンの海辺」の歌詞の中の「さざなみ」「くちぶえ」「しおかぜ」「ためいき」「なみだ」「やくそく」に注目し、そのアクションを入れて歌いました。最後は「化石」になります。

 

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『ブルッキーのひつじ』を歌うので、タオルで羊の耳を作りました。

 

 銀河のひつじの1日を作りました。

《あさちゃん、ゆみっち、ケーボーさん、カー君、ひなさん、おーたさん》グループ

 朝起きて、目をゴシゴシ、顔を洗って、頭を整える。お尻ふりふり(トイレ)、ごはんを食べる。遊びに出かけ、お昼寝。その後、天の川を飛び越えたり、入って遊んだりして、帰って寝る。

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《いっちー・ハナさん・てらちゃん・ナベさん・ショーへーさん・あいさん・せれん・コンさん・はるか》

朝起きて、一斉に水飲み場へ。水を飲む。踊って遊ぶ。疲れて寝る。

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《いっきゅうさん・はる・ひよりちゃん・こんさん・もも・サワさん・よっしー》

朝起きて、手紙を書いては、自分で食べてしまう。最後、書き終えた手紙をいっきゅうさんにだすが、いっきゅうさんが全部食べてしまう。

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《ばっさー・ふたみさん・ショーへーさん・むーさん・まっつぁん・なべさん》

立って寝ている。起きて歯を磨く。いただきます。ごはんを食べる。手を繋ぎ、輪になってお互いの腕の間をくぐったりして遊んで、横に並び、名前を一人ずつ言っていく。寝る。

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「ブルッキーのひつじ」を歌いながら、エアーで長縄飛び

最後、「ぴったり寄り添った」の歌詞に合わせて皆で真ん中に集まり、終了。

 

参加した人達の感想

●先日は久しぶりに演劇ワークショップに参加させていただきありがとうございました。 コロナ禍になって、演劇ワークショップのような人と人の交流ほとんどできなくなり、参加してみてどれだけ自分にはこのようなことを欲していたのか再確認いたしました。本当に楽しかった! 歌うって気持ち良いですね! たくさんの仲間と一緒なら更に楽しい! 踊るって人間の根源的な喜びの表現ですね!それをみんなでやるとものすごいパワーが生まれます。 久しぶりでしたが、私たちを覚えていてくれたぷかぷかさん達 前回の時よりも心の距離が近くなっているのを感じました。 たくさん私に話しかけてくれたり、手を掴んでくれたり、隣で歌ってくれたり。お互いの声を聞き合いながら歌っているな〜って感じた瞬間は、なんだかとっても心地よかったです 日和も前回よりも私から離れて、違うグループで日和なりに頑張っていたなと思います。私は私で楽しむ事がお互いにとって1番良いなと感じましたなので今回は前回より増して、私、楽しみます しかし、歌がとーっても難しいのに、ぷかぷかさんたちすごいな〜って思います。なんとなくもう形になり始めている!みんながハートオープンで楽しみながらやっているからこそのあの集中力。指導してくださる方たちが、いかに溶け合うように一つになって導いてくれているのかをすごく感じました。教える、教えられるの関係ではだんだん辛くなっていくかもしれませんが、そういうプレッシャーが全くないのですから。みんな伸び伸びしていましたよね〜 まだストーリーは見えてきていませんが、素晴らしい作品になること間違いなしです

 

●先日のワークショップでは、午前中ダンスの伊藤多恵さんがお越しくださいました。

初っ端から「35億年のサーカス」を歌いながら、多恵さんにひっぱられ、皆で思いっきり身体を自由に動かしながら踊って、一気に一体感が生まれた気がして、その感じが最高に楽しかったです。

 午後は皆でひつじになりながら「ブルッキーのひつじ」の歌に合わせ、エアーの長縄をしました。それも楽しかったのですが、最後の歌の終わり、「ぴったり寄り添った」の歌詞に合わせて舞台の真ん中に皆で集まり寄り添いました。そしたら何人かのぷかぷかさんが正面に向かってピースしてたんです。たしかに皆で真ん中に集まるさまは、集合写真を撮るようでしたが、"集合写真を撮る"というシーンではありませんでした。でもそういう事を素直に表現できちゃうぷかぷかさんが素敵だなと思った瞬間でした。

 

●ワークショップで歌った歌が、今でも頭の中でぐるぐる流れています。早く次のワークショップにならないかなと思っています。

ケンタウルス祭の歌は、カタカナが多くほかの歌よりも覚えるのが難しいです。そう思いながら歌っていると、横でフタミンが「なんだか難しいよ〜、出来ないよ〜、」と何度も呟いていました。

私は、なんだか申し訳なくて口には出せませんが、口に出しているフタミンを見て、どこまでも素直だなぁと思いましたし、ほっこりしました。そして、「私もそう思ってたんだ、一緒に頑張ろ〜」と声をかけながら歌い続けました。

ぷかぷかさんと行う演劇ワークショップは、このようなゆるさがなんとも面白く、心地良いです。

また、大縄跳びをするにあたっても、みんなほとんど同じ動きになると思いきや、全員違っています。みんな違って、みんな良いです。

それが面白くて、いくらでも続けていられるなと思いました。

 

●夏中、待ち遠しくしておりました。

ワークショップで会えないから、pukapukaパン屋さんにみんなに会いにゆきました。3回目欠席したことを心配して声かけてもらい、みんなと距離がより近づいた感じになりました。

待ちに待ったワークショップは、初めからプロのダンサーさんの踊りを真似るという

これまた新鮮ながらも普段しない動きは、pukapukaさんたちとのワークショップに輪をかけて刺激的でした。

午後の大縄を飛ぶ演技をしながらの歌の時には、もはやpukapukaさんとの時間を楽しむというより足を引っ張らないようにこなすことで精一杯でした。笑

体力消耗しましたが、pukapukaさんとの時間は、いつも心がホワホワな感じになります。この感覚は何なのかまだよくわかりませんが、純粋なハートのエネルギーなのかなと思ってます。

 

●ワークショップは、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。

作品を作る流れに、あんなにも参加させていただき、お邪魔しかできない身分を本当に申し訳なく感じるなか、これから生まれる作品に出合えることが、そして私が今出会えたことがとても嬉しく、ワクワクで今もなおいっぱいです。

皆さんが作り出す渦の中に一緒に巻き込まれて、作品の命が芽吹く瞬間の音を全身で感じることができました。

皆さんのどんな表現でもお互いが受け止め合う眼差しには、自分の未熟さを感じるばかりでしたが、cocoonの子どもたちの暮らす地域はこんなにも生き生きとした大人たちが暮らす地域なのだと、気の引き締まるというか、心がきゅっとするような刺激をいただきました。

 

 

ぷかぷかさん達が、大好きになりました。

 今ぷかぷかで実習している高校生の方からこんなうれしい言葉をいただきました。

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 実習も明日で最終日となりました。5日間という短い時間ではありましたが、ぷかぷかさんのメンバーさんたちが大好きになりました。
 ファンクラブに入りたいくらいです。
 こんなに他人に興味を持ったのは初めてかもしれない、と思うくらいもっと皆さんのことを知りたいという思いでいっぱいです。
 また機会があれば、ぷかぷかさんに行きたいと思います。
 大切なことをたくさん学ばせていただき、本当にありがとうございました。
 

●●●
 ほんとうにうれしい言葉です。
 ひょっとしたら人生ですごく大事なことを見つけたのかも、と思いました。そういったことをぷかぷかさんとのおつきあいの中で見つけたことがすばらしいですね。彼らと出会うことで、人生の幅が広がったのではないかと思います。その広がりを目いっぱい楽しんで欲しいです。
 
 来年はぜひ演劇ワークショップを一緒にやりましょう。実習とはまた違ったものが見つかります。

 映画『Secret of Pukapuka』を見た感想も届きました。
 
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 数日実習に入らせていただいているだけなのに、おなじみの顔を見たときのこの安心感は何だろう、、、と思いました。
 これがあの「ぷかぷかな」という意味じゃないか!とかってに興奮しました。
 ゆるーく、あたたかく、まるで故郷のように、なぜか帰りたくなるような溢れる安心感。
 この感じがこの社会には必要なのかな、と(まだ社会にも出ていないのに生意気にすいません。)思いました。
 本や映画を見る前、頭では違うとわかっていながらも、無意識に障がいのある人を避けたいと思っていた私がいたような気がします。
 そこの矛盾を取っ払ってくださって、ぷかぷかさんには感謝しかありません。
 底知れない魅力をお持ちのぷかぷかさん。世界の幅を広げてくださって、本当にありがとうございます。
 この胸に芽生えた「ぷかぷかな」思い出を頼りに、またいつか帰ってきたいと思いました。 
 素敵な映画をありがとうございました。
 
 
お母さんの感想
 
 28分と短いながらも、内容がぎっしり詰まっていて、ぷかぷかさんの魅力が伝わってくる作品でした。
 一緒に見ていた娘が「あっ、この人に仕事をたくさん教えてもらった」と言っていて、彼女にとって彼らは職場の先輩なのだ、と自然と感じられたことが嬉しかったです。
 特に印象に残ったのは、小さな赤ちゃんを抱えたお母さんのお話で。子育てにかかわる大人達、いや子どもたちにとっても、ぷかぷかさんの存在は「希望の星」なのだと思いました。
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「ゆるーく、あたたかく、まるで故郷のように、なぜか帰りたくなるような溢れる安心感。」という言葉がいいですね。映画が作り出す雰囲気は、まさにこの言葉だと思いました。実習中に感じたことが、映画には凝縮されていたのだと思います。
 いずれにしても、こういった気づきが、障がいのある人達への見方を変え、社会を、何よりも自分を豊かにしてくれるのだと思います。