ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

頑張らない人たちこそが、 ゆるい、居心地のいい社会を作っていく

先日渡辺一史さんがパラリンピックに関して朝日新聞に寄稿していました。 digital.asahi.com その中に、18年、東京都がJR東京駅構内に掲示したパラスポーツの応援ポスターに、パラスポーツの女性アスリートの言葉として、次のフレーズが大きく刷り込まれ…

こっちゃんがパラリンピックの開会式にキャストとして参加

以前演劇ワークショップに参加し、抜群の存在感を示したこっちゃんがパラリンピックの開会式にキャストとして参加しました。 以下お母さんのFacebook ●●● こっちゃん、パラリンピックのキャストとして開会式に参加させていただきました。 生まれつきの障害特…

はるかにその社会に向けての説得力があります。

結婚式のプチギフトの注文がありました。 花婿さん、花嫁さんの絵を描いたのはみっちゃん。もらった人みんなが幸せな気持ちになるような絵です。 結婚式でこんな絵に出会い 「あら、素敵じゃない!」 ってたくさんの人が思ってくれたらいいなと思っています…

ラーメンを6杯も食ったイエス〔養護学校キンコンカンー⑤)

養護学校で教員をやっていた頃の話です。 ●●● 私の勤務していた養護学校には寄宿舎があり、一時そこの舎監もやっていました。寄宿舎は高等部の生徒たちが寝泊まりしていて、小学部で小さな子どもたちを相手にしている私にとっては、とても新鮮な職場でした。…

この街に住むあなたと私、という関係で〔養護学校キンコンカンー③)

養護学校の教員をやっていた頃、養護学校に通うキィちゃんが近所の小さな子どもの首を絞めてしまうという事件があり(本当に首を絞めたのか、かわいいと思って抱きしめようとしたのかはっきりしないのですが、結果として、こういう子どもを一人で外に出すな…

地域で関係を作っていく(養護学校キンコンカン-②)

養護学校の教員をやっていた頃に出会った子どもたちの話です。 ●●● キィちゃんは小さな子が好きです。学校の近くを散歩してても、小さな子がいるとすぐに近寄っていって、キュッと抱きしめたりします。そんなときのキィちゃんの目はとってもやさしくて、ちょ…

養護学校キンコンカン①

養護学校の教員をやっていた頃、ミニコミ誌に書いていた子どもたちの話がおもしろいので紹介します。 しんちゃんは小学部の2年生。三日ばかり前、隣のクラスで見つけたコダック(昔こういうフィルムメーカーがあった。箱が黄色)の黄色いエプロンが気に入っ…

かずやさんの自立生活を、福祉とは違う視点で語る

2019年8月のぷかぷか上映会の時、こんな感想がありました。 《 4年前に霧ヶ丘に引っ越してきました。毎朝、ぷかぷかのパンを食べています。娘は保育園でもぷかぷかのパンを食べています。この街にぷかぷかのパン屋があることが、この街の価値を何倍にも上げ…

楽しいパン教室でぷかぷかさんたちと出会った子どもたちが、新しい未来を作ります。(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−⑩)

ぷかぷかは地域とのつながりを作っていこうと、開店してすぐの頃からパン教室を始めました。ぷかぷかさんたちと地域の親子連れでいっしょにパン作りを楽しむのです。楽しいパン作りを通して、地域の人たちがぷかぷかさんたちと出会うのです。 ぷかぷかさんた…

内部資料が明らかにした津久井やまゆり園事件の背景

フリージャーナリストの渡辺一史さんが7月28日にTBSラジオ「荻上チキ・Session」という番組にゲスト出演し、「内部資料が明らかにした事件の背景」について語っています。新しい気づきがたくさんあります。ぜひ聞いてみて下さい。1時間5分くらいからです。視…

かずまくんとぷかぷかウィルス

パン屋で久しぶりにかずまくんに会いました。ずいぶん大きくなっていて、何年生?と聞くと、なんと5年生。今青春なんだとか。 なんともかわいいありがとうカードを描いていました。 どうしてこんなにやさしい絵が描けるんだろうと思います。かずまくんの優し…

気持ちがいっぱいです。とても。

ぷかぷかは事件以来、毎年事件をテーマにした上映会、トークセッションを続けています。ぷかぷかさんたちもいっしょですから、堅い話ではなく、誰にでもわかるように、障害のある人たちといっしょに生きていく意味を話し合ってきました。7月31日(土)のぷかぷ…