ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

相模原障害者殺傷事件を超えるために

映画には、一緒に生きていった方がいい、という力強いメッセージがいっぱい

昨日の夕方、金沢の水野スウさんからメッセンジャーで 高崎さん 来週の紅茶で、「森は生きている」ぶかぶか版の上映会をすることになりました!!6回のワークショップ、本番、そして日常のぷかぷかさん、すばらしい映像の記録。自分も参加してるような臨場…

みんなが幸せな気持ちになれるこれは企画です。

ぷかぷかのアートを印刷業界に紹介したい、と神奈川県印刷工業組合の理事長の江森さん、常務理事・経営革新マーケティング委員長の荒井さんが見えました。 江森さん 荒井さん 神奈川県印刷工業組合のホームページにある平成30年度事業計画案の概要を見てちょ…

その人がそこにいる、ただそれだけでいい

先日上映会とトークセッションをやった筑豊「虫の家」発行の「虫の家だより」にとてもいい話が載っていたので紹介します。「虫の家」の代表高石さんの息子さんひろ君はダウン症です。その姪にあたる方の作文です。 私のおじさん 高石萠々 私にはダウン症のお…

ぷかぷかに来る前は「自分の意見をブログに書いて世の中に発信するのは怖い」と思っていた。

NHKスペシャルのディレクターが取材でカツタさんに会ったとき 「高崎さんのように、自分の意見をブログに書いて世の中に発信するのは怖い」 といっていたそうです。ですからNHKスペシャルの取材でぷかぷかに来てからのち、ブログを書き始めたことを知ってう…

「一緒に生きていった方がいい」を、あの時の体のほてりの中で納得したのだと思います。

7月21日(土)の相模原障害者殺傷事件をテーマにしたNHKスペシャルの最後の方に登場したカツタさんがブログをはじめました。 (NHKスペシャル見逃した方、オンデマンドでぜひ見てください。) www.nhk-ondemand.jp カツタさんは相模原障害者殺傷事件が起こった…

〈なんでもいいから一番にな〜れ〉をさぐる

8月18日(土)から第五期演劇ワークショップが始まります。今期は宮澤賢治作『ほらクマ学校を卒業した三人』(ぷかぷか版)を作ります。 原作は結構残酷というか、えぐい感じがするので、もう少し違う感じで、賢治が問いかけた問題をぷかぷからしく表現したい…

たくさんのアンケートいただきました

上映会の日、たくさんのアンケートいただき、ありがとうございました。 ぷかぷかが今、どのように受け止められているのかがよくわかりました。ぷかぷかさん達と黙々といい一日を作り続けてきたことが、このアンケートに反映されていると思います。アーダコー…

ぷかぷかさんのいる町

8月4日(土)のぷかぷか上映会では、午後に上智大学新聞学科で映像を専攻している石井さんの作品「ぷかぷかさんのいる町」を上映します。 石井さんのブログ 2016年の夏、相模原で起きた障害者施設殺傷事件。19人の方が亡くなった悲惨な事件。「障害者は不幸を…

福祉を腐らせないために、私たちはどうしたらいいのか。

「第3回ともに生きる社会を考える神奈川集会2018」に参加した小林律子さんのFacebookにすばらしい報告が載っていました。その中のやまゆり園の入所者の生活についての話 シンポジウムの最後の方で、フロアからやまゆり園の元入所者で、地域のGHに移った息子…

お互い「いい一日だったね」って、笑顔で言いあえる関係をあちこちで作る

昨日の朝日新聞夕刊コラム「素粒子」 みずからに問う。障害者への思いはどう変わったのか。社会を見つめる。障害者は暮らしやすくなったのか。やまゆり園事件から2年目の朝に。 事件は、そういう機会を作ってくれたのかとも思います。それぞれが障がいのある…

生産性のない人が社会に必要な理由

花岡さんが「生産性のない障がい者は消えて欲しいと思っている人へ」と題したブログを書いていましたので、負けずに私も書きます。 社会は男ばっかりでは気色悪いし、女ばっかりでも同じです。年寄りばかりでは元気が出ないし、若者ばかりでは経験の蓄積があ…

「なんでもいいから 一番にな〜れ」を超える社会をぷかぷかさんと一緒に見つける

8月18日(土)から第五期の演劇ワークショップが始まります。今期は宮澤賢治の『ほらクマ学校を卒業した三人』に取り組む予定です。ほらクマ学校を卒業した「赤い手の長い蜘蛛」と「銀色のナメクジ」それに「顔を洗ったことのないタヌキ」の三人が卒業後、どの…

自分の日々の中で小さなできることを実行する

7月21日(土) 筑豊にある「虫の家」でぷかぷかの映画の上映会とトークセッションを行います。 いい映画だったね、いいお話だったね、で終わるのではなく、参加した人みんなが小さな新しい一歩を踏み出せるような、そんな集まりにできれば、と思っています。 …

障がいの重い子どもとの日々が楽しい!

以前、NHKラジオ深夜便で私が言った「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」という言葉に衝撃を受け、愛知からぷかぷかを訪ねてきた人がいました。カツタさんといいます。私といろいろ話をしたあと、パン屋で体験実習をやり、演劇ワークショッ…

たかが握手、されど握手

8月4日(土)みどりアートパークホールでぷかぷかの映画の上映会を行います。一応テーマは相模原障害者殺傷事件です。上映会とトークセッションのあと、ロビーでぷかぷかさん達との握手会をやります。相模原障害者殺傷事件をテーマにしながら、何で握手会なの…

相模原障害者殺傷事件を超えるための社会を作る道筋みたいなもの

ぷかぷかがやっていることが、相模原障害者殺傷事件を超える社会を作ることに、どのようにつながっていくのかを考えてみました。 下記サイトの〈ダウンロードボタン〉を押して下さい。下に貼り付けた図よりもはるかに鮮明に見えます。 pukapuka-pan.xsrv.jp …

ぷかぷか上映会

8月4日(土)みどりアートパークホールで行う「ぷかぷか上映会」のチラシができました。下記サイトにある〈ダウンロードボタン〉を押してください。下に貼り付けたチラシよりも、大きくて鮮明なチラシが出てきます。 pukapuka-pan.xsrv.jp 相模原事件を超える…

え?これ障がいのある人が描いたの?

ミヨッシーのアート作品が、今、銀座のArt Mallで展示・販売されています。本日から8月末までです。ぜひお出かけ下さい。 www.artmall.tokyo 障がいのある人たちのアート展ではなくて、プロの作家さんの作品に混じって展示されてるなんて、すごいなと思いま…

障がいのある人たちと一緒に、黙々といい一日を作り続ける

北海道の滝上という山の中に「森の子どもの村」があります。子どもが小さい頃、何度かキャンプしに行きました。その縁で毎年この時期になるとそこの通信が送られてきます。通信の中に必ず33年前の事故にふれるページがあります。 キャンプの活動中に交通事故…

「障害者は不幸しか生まない」?

このところぷかぷかさん達のすばらしいアート商品が次々にできあがっています。 ぷかぷかさん達が楽しい絵を描きます。その絵をどこに、どんな風に使おうかと考えるスタッフがいます。色を塗るスタッフがいます。ぷかぷかさんも色を塗ります。ぷかぷかさんと…

「決して忘れない」という言葉はどこへ行ってしまったんだろう

神奈川新聞「時代の正体」に、相模原障害者殺傷事件の犯人に面会に行った話が載っていました。 www.kanaloco.jp 《 事件からまもなく2年。社会は変わったか。そんな問いは無意味の思えるほど風化が進み、事件直後にあちこちで耳にした「決して忘れない」とい…

言葉が出てくるのを待つ時間のおだやかさに、今の社会が忘れているものを感じました。

先日緑区役所でやった人権研修会の参加者の方の感想です。ぷかぷかさん4人が講師として参加しました。時間にすればわずか30分ほどでしたが、彼らがいろいろおしゃべりする時間は、両手で包み込みたいほど、大切にしたいような時間でした。 セノーさんが講師…

「守る」のではなく、積極的な「攻め」

第4回表現の市場をやりました。チラシの裏には相模原障害者殺傷事件への思いを書きました。事件は障がいのある人たちの全面的な否定でした。それに対して表現の市場は障がいのある人たちの全面的な肯定を舞台で表現するものです。 栃木県で農業をやっている…

彼らに「いてくれて、ありがとう!」って、心の底から言えるような舞台を作ります。

1月21日(日)午後2時からみどりアートパークのホールで第4回《表現の市場》が開かれます。 より鮮明なチラシはこちら pukapuka-pan.xsrv.jp その中で第4期「みんなでワークショップ」で作った芝居『注文の多い料理店・ぷかぷか版』を発表します。昨年8月から…

私の人生の宝物

またまた花岡さんのブログです。 ameblo.jp 《 こんな風に重度の障害がある子を育てていることを心から楽しめるように なったのが、私の人生の宝物です。 》 私の人生の宝物…いい言葉ですね。障がいのある人たちは、こうやって、おつきあい一つで、人を幸せ…

みんなを取り除かれてたまるかってーの!

港北で『ぷかぷか』を見て語る会のFacebookに 《 実はとても重い課題に、「楽しくいきましょう!」と、メッセージをくださる高崎明さんに、ぜひ、皆さん会いに来てくださいね! 》 とありました。 相模原障害者殺傷事件は本当に重い気分になってしまう事件で…

1月7日も楽しく行きたいと思っています

今朝の朝日新聞に1月7日(日)港北上映会のことが載っていました。 たくさんの人が見に来てくれるといいなと思っています。 ぷかぷかがおもしろいのは、いつも言うことですが、ぷかぷかさんたちとフェアな関係、フラットな関係にあるからだと思います。先日発…

とてもエレガントにかわしていると思います

今朝の朝日新聞、お正月のせいか「希望」という字があちこちに見られました。いいですね、未来に向かって「希望」が持てるって。久しぶりに新聞の隅々まで見ました。特に耕論「希望はどこに」はとてもいい記事でした。 digital.asahi.com ぷかぷかさんたちは…

障がいのある人たちと楽しいことをやって、相模原障害者殺傷事件を超える

表現の市場のチラシの版ができ、ただ今印刷屋で印刷中です。下記サイトでチラシの表と裏を見ることができます。ダウンロードボタンを押して下さい。 pukapuka-pan.xsrv.jp 表も裏も、味のある文字はミズキさん。ねこの絵はぷかぷかさんたちの共同作品です。…

冊子『pukapukaな時間』ができあがりました。

冊子『pukapukaな時間』ができあがりました。 ぷかぷかが創り出したほっこりあたたかで、豊かな時間がぎっしり詰まっています。障がいのある人といっしょに生きる中で生まれた時間です。私たちだけでは絶対に作り出せなかった時間です。ここにこそ、彼らとい…