ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

この1枚の写真は

 ぷかぷかが始まった頃、パン屋の店先で

 「おいしいパンいりませんか」

 と、一生懸命大きな声を出してお客さんを呼び込もうとしていた利用者さんの声がうるさい、と苦情の電話が入りました。

 こだわりの強い利用者さんが、お店の前を行ったり来たりしていると、

 「うろうろされると、お客さんが落ち着いて食事ができない。ここを通らないでください」

 と苦情を言われたこともありました。

 障害者の施設が街の中で増えていくのは不気味だ、などという人もいました。

 

 悲しくなるようなそんな言葉を投げつけられながらも、それでもここでやっていくしかなくて、ぷかぷかはおいしいパンを作り続け、お客さまがほっとくつろげるカフェスペースを提供し続けてきました。

 そして今日、誕生日会のさなか、お客さまの方から

 「利用者さんと一緒に写真を撮らせてください」

と、申し出がありました。

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 この1枚の写真は、今までの悲しくなるようなたくさんの話を、いっぺんにひっくり返してしまうような「力」があります。「新しい歴史」と言っていいのかも知れません。こういう関係が、あちこちで広がっていったら、お互いがもっともっと気持ちよく暮らせる街ができあがるんだろうと思います。