ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

学校を耕しにいってきました。

 近くの小学校に行って2年生の子ども達と『アーダコーダの子ども哲学」やってきました。最初に『いっしょにいると 心ぷかぷか』子ども版を見せました。

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高崎:どうでしたか?おもしろかった?

・私の友達のお母さんが映っていた。

・楽しかった。

高崎:どこが楽しかった。

・だれかがおさらに絵を描いたところが面白かった。

高崎:僕の似顔絵を描いたんだよね。

・パンを作っているところがおもしろかった。

・バームクーヘンを食べているところで、あちってやっているところ。

・箱でつくった恐竜がおもしろかった。

・バームクーヘンをつくっているのが面白かった。

高崎:今度機会があったらバームクーヘンやろうか。また考えておきます。

・ぱんがおいしそうだった。

・カフェのところのご飯がおいしそうだった。

・みんなが働いているところが忙しそうだった。

・すごく大変だけど、みんなで協力して頑張っているのがわかった。

・みんななかよしでいいな。

・ぷかぷかさんがひとりひとりのことをわかっていていいな。

・いろんな人がしゃべっていて。

・ぷかぷかのパンとか料理が見ているだけでおいしそうだった。みているだけでおいしくなってきた。

・なんかお腹がすいてきた。

・いろいろな自分同士のことをみんなで自分のことを知ってもらえているのがうらやましかった。

木下(ぷかぷかスタッフ):自分のことを知ってもらって・・・うらやましかった?良かったって?どういうこと?

・働いている方が、一人一人のことをわかっていていいな。

・スタッフがぷかぷかさんたちのことをわかっていていいなあとわかった?

木下:あの映像だけでわかった?すごいね。

・みんな一生懸命はたらいているんだなあと思った。

・なんか箱持って、車に置いて、どこかにもっていって

木下:ばんじゅうね。

高崎:パンをね。外に売りに行っています。

・みているだけで、ぷかぷかのぱんがたべたくなってきた。

・障がいはわるいことじゃないんだと思った。

高崎:どうしてそう思った?

・障がいだとわからないし、障がいでもふつうだし。悪い事していないし。

高崎:わるいことではないっていうのをもう少し丁寧に説明してくれる?

・障がいはわるいことじゃないっと思った。

高崎:障がいって、悪いことではないっていう意見が出ましたが、それについて意見のある人

・障がいがあるからって、悪い人ではない。

・ぷかぷかのパン屋さんはあんまりちっちゃいぱんやさんだとおもっいて行きたくないとおもってたけど、このビデオみたらおおきかったし、おいしそうだったから今度行ってみたいです。

・みんな元気。

高崎:みんなっていうのはぷかぷかさんたち?ぷかぷかさんたちはいわゆる障害のある人たちなんだけど、障害がわるくないという意見がでましたが、それについてもう少し意見を聞きたいと思います。

・みんな一生懸命やってて、やっているひともやってもらう人も笑顔になる。

高崎:あー、やってる人とやってもらう人というのは、ぷかぷかで働いている人と、それを支えている人たち?

・障がいがある人でも頑張って仕事をしていたからすごいなと思いました。

・みんなで支え合って作ったりとか、がんばっているのがわかりました。

・ぷかぷかのおひるごはんは、ぷかぷかさんが行くところなのかなと思って行かなかったけど、ビデオをみてだれでもいっていいのかなと思った。

高崎:誰でも行っていいんだよ。大歓迎です。こんどぜひお母さん、お父さんと来てください。

・障がいの人は、みんながうまれたとおりに、ちょっと生まれかたがちょっとだけおかしかっただけだから、みんなとおんなじで、ちょっと不自由なところがあるだけで、ぜんぜん大丈夫。

・どの店もやっぱ仕事はいそがしいなあと思った。

・大変そうな仕事だけど、みんなすこし楽しんでいると思った。

・みんな協力しあって、していたからすごいなと思った。

 

高崎:映画の一番最後に「いっしょにいると心ぷかぷか」っていう言葉がありました。「心ぷかぷか」ってどういう意味ですか?

・こころがぷかぷかする。

・こころがほかほかになる。

・こころがぷかぷか浮かぶような気持になる。

・こころが浮くような感じで楽しい感じになる。

・ぽかぽかっぽいけど、温かくなる。

・こころが、おちつく。

・ぷかぷかって、ぷかぷかのパン屋さんのなまえとおなじだから、みんなが喜んでくれるかなあとおもって、ぷかぷかっていうかんじかなあと思った。

・こころぷかぷかというのは、こころがほかほかしてあたたかいきもち。

・こころが明るくなる。

・いい気持になる。

・すこしづつこころがあかるくなって、浮いていくような感じ

・みんなにこにこになる。

・みんなににっこりになる。

・こころがみんなと仲良くなれる気がする。

・楽しくなる。

・ぷかぷかさんの障がいのある人の気持ちがわかる。

高崎:どんなふうにわかるの。

・一緒にいるとぷかぷかさんがどんな人なのかがわかる。

高崎:一緒にいるとというのは、つまり障害のある人たちと一緒にいると心ぷかぷかということを言っているんだけれども、どうして障がいのある人たちといっしょにいると心ぷかぷかになると思いますか?

・ぷかぷかパンをいっぱい作っている。ちからをあわせているから。

・いつもみんなと楽しくぱんを作っている。

・たのしいから。

・こころがひとつになるから。

・ぷかぷかのひととぷかぷかじゃない人も心をかよわせる。

・しらない人でもわかんないひとでも、一緒にいると、誰かがいるとおもって  

・ほっとできるから。

・こころが元気になる。

・ぷかぷかパンの中に気持ちがこもっているから。

・おきゃくさんがぷかぷかにいきたいと毎日わくわくしているから。

高崎:どうして毎日行きたいとおもうんだろうね?

・みんながぷかぷかと思えばぷかぷかなんじゃない。

・正しいと思えばただしいんじゃない。

・パンの中に気持ちがこめられていたりしているから。

・幸せになって、思い出になりそうなことがあっても、ぷかぷかだと思うな。

・ぷかぷかのみんなで、絆がついているからみんな仲良しだと思いました。

・皆で協力しながらパンを作っていた、皆にがんばってという感じがしている。

・皆においしく食べてほしいとおもってぷかぷかになる。

・みんなにおいしく食べてほしいと思って、作っている。

・楽しく作っていると、こころも楽しくなってくる。

 

高崎:映画の最後に「ともだちになった方がたのしいよ」という言葉がありました。覚えていますか?どうしてともだちになった方がいいんだろう?

・楽しいからじゃないの?

・みんなとなかよくなれるから。

・障がいのある人と仲良くなった方が、自分の為にもなる。

高崎:自分のためになるとはどういうこと?

・勉強になる。

高崎:勉強になる?素晴らしいね。どういう勉強になるんだろう。

・障がいのある人でも普通に暮らせるよっという感じ。

・ぷかぷかのところに行くときが楽しくなる。

高崎:ぷかぷかさんと話したことがある人

 手をあげた人12名

高崎:ぷかぷかさんとお話してどうでしたか?

・楽しかった。

・買った時のおしゃべりが楽しかった。

高崎:どうしてともだちになった方がいいのかなあ。

・障がいがあると言って友達にならないと、その人が悲しがるから。

・自分がやられる側だといやだから。

・最近の人は、障がい者を仲間外れに・・・その人が悲しんでいるから、その人を助けてあげるとうれしいから。

・とくに悪い人ではないから。

・ぷかぷか優しい事。

木下:だれが優しい?

・ぷかぷかさんがやさしい。

高崎:どういうところがやさしい?

・パンをつくっているところ

木下:ぷかぷかさんとおともだちになった方がいいよっていうことでしょうか?

・わからない。

・ぷかぷかでパンをたくさん買えば買うほど、気持ちがわかるから。

・うれしいとか、かなしいとか。ぷかぷかさんの気持ちがわかるから

・ひとりぼっちだとさみしいから。友達がいるとたすけあったり、協力したりできるから

・なかよくすると、幸せになって、もっと友達を作りたいなとおもうから。

・いっぱい友達になると、一杯仲良く話せたり、知っている人だと一杯話せたりするから

高崎:ともだちになるって、みんなにとって得なこと、損なこと、どっちかな。

ぷかぷかさんと仲良くなるとどうなる?

・なんか楽しそう。

・繰り返し行きたくなる。

高崎:どうしてなんだろう?

・しゃべっているとどんどん友達の中がよくなるから。

・とても賑やかになって、こころがぷかぷかになる。

高崎:ぷかぷかさんとお友達になりたいという人がいますか?

・ぷかぷかさんとお友達になると、商店会のお店に行った時、友達がいるとお買い物がたのしくなって、いろんな所へ行きたくなる。お買い物が楽しくなる。

高崎:ぷかぷかさんを連れてきます。

・やった!

・やりたい。

高崎:今日はいろいろな意見がでてよかったと思います。みんなが自分でいろんなことを考えたことがすごくよかったです。お疲れさまでした。

●●●

 

 2年生の子どもと話をするなんて、ふだん経験しないことなので、どうすれば対話がはずむのか、考えながらの進行でした。

 感想は食べ物の感想から始まり、みんな楽しそうに話していて、なかなか「障がい」が話題にならなくて、どうしようかなと思っていたら、唐突に

「障がいはわるいことじゃないんだと思った」

といった子どもがいました。ちゃんと考えてくれてたんだとうれしかったですね。「障害者」に対する偏見もまだない子どもの素直な言葉だなと思いました。

 「みんなで支え合っている」

という言葉も出てきました。わずか5分の映像でそこまで読み取ったことに感心しました。

 「やっているひともやってもらう人も笑顔になる。」

ぷかぷかさんとまわりの人たちとの関係もちゃんと見ていました。笑顔になる関係は子ども達にもちゃんと届くんだと思いました。

「障がいがあるからって、悪い人ではない」

全く当たり前のことです。障がいのある人たちのマイナスイメージを「悪い人ではない」という言葉でひっくり返そうとしたのかも知れません。

「障がいがある人でも頑張って仕事をしていたからすごいなと思いました。」

子どもながらに障がいのある人は仕事があまりできないと思っていたのかも知れません。

  ここはもっともっと対話を深めたかったのですが、中途半端に終わってしまい、ちょっともったいなかったですね。こちら側の進行のまずさだと思いました。

 

 ビデオの最後に出てくる「心ぷかぷか」ってどういう意味ですか?って聞いたときは、思いのほかたくさんの意見が出ました。

 「こころがぷかぷかする」「こころがほかほかになる」「こころがぷかぷか浮かぶような気持になる」「こころが浮くような感じで楽しい感じになる」「ぽかぽかっぽいけど、温かくなる」「こころが、おちつく」「こころぷかぷかというのは、こころがほかほかしてあたたかいきもち」「こころが明るくなる」「いい気持になる」「すこしづつこころがあかるくなって、浮いていくような感じ」「みんなにこにこになる」「こころがみんなと仲良くなれる気がする」…

 子どもの心に、こんなにも豊かなメッセージを届けていたことにちょっとびっくりしました。素直にうれしかったです。子ども達との想像力と、映像のチカラを思いました。

 こんなにもあたたかで、いい気持ちになることと、ぷかぷかさんたちの映像が重なって、子ども達にどんなメッセ−ジを届けたんだろうと思います。

 

 障がいのある人たちといっしょにいるとどうして心ぷかぷかになるんだろう、という問いに対しては

 「たのしいから」「こころがひとつになるから」「ぷかぷかのひととぷかぷかじゃない人も心をかよわせる」「しらない人でもわかんないひとでも、一緒にいると、誰かがいるとおもって」「ほっとできるから」「こころが元気になる」

 短いビデオでここまで読み取るというのは、すごい集中力だと思いました。

  「ほっとできるから」「こころが元気になる」 本当にうれしくなるような言葉を子ども達は言ってくれました。今までたくさんの大人たちがこのビデオを見ましたが、こんな言葉は出てきませんでした。子ども達の感じるチカラってすごいなって思いました。

 

 映画の最後に「ともだちになった方がたのしい」という言葉がありましたが、どうしてともだちになった方がいいんだろう?の問いに対しては

 「障がいのある人と仲良くなった方が、自分の為にもなる」

と発言した子どもがいて、自分のためになるってどういうこと?と聞くと

 「勉強になる」

と答え、その中身を聞くと、

 「障がいのある人でも普通に暮らせるよっという感じ」

小学校2年生でここまで考えるのかって、思いました。

 「障がいのある人でも普通に暮らせるよ」 なんて優しい子どもなんだと思いました。

 

 どうしてともだちになった方がいいのかなあ、と再度質問。

 「障がいがあると言って友達にならないと、その人が悲しがるから」「自分がやられる側だといやだから」「最近の人は、障がい者を仲間外れに・・・その人が悲しんでいるから、その人を助けてあげるとうれしいから」

 小学校2年生というと、まだ障がいのある人たちを排除していないんだと思いました。彼らが大きくなって、社会の影響をもっと受けるようになったとき、彼らはどんな風に振る舞うのだろう、と思いました。その時にこそ、今日みんなでアーダコーダと言い合ったことが生きてくるのだと思います。

 

 「ぷかぷかさん」という言い方を説明したわけでもないのに、気がついてみると、子ども達は「ぷかぷかさん」と当たり前のように使っていました。親しみを込めた言い方が、すごくいい感じでした。この言葉が子ども達の中でずっと生きていってくれるといいなって思いました。

 

 

 ★今後、あちこちの小学校で今回のような試みができたらいいなと思っています。子ども達が障がいのある人たちとの関係について自分で考えるとてもいい機会になると思います。自分の学校でやってみたいと思われたらぷかぷかまで連絡下さい。045−453−8511 ぷかぷか事務所 高崎

 

 ★映像の中で私のインタビューのところは「規範」が取れたとか、自由になったとかいってるのですが、子ども達にはわかりにくい言葉なので、pvプロボノの方と相談して、カナダの上映会のために編集し直したカナダ版の後半部分と映像を入れ変えてもらおうかなと思っています。

 

「どうして彼らに対してやさしくするの?」「何かトクすることがあるの?」

 明日(もう日が変わったので正確には今日21日)、近くの霧小で2年生を相手にアーダコーダの子ども哲学のやり方(対話を通して物事の意味を深く考える)で、「障がいってなに?」「いっしょに生きるってなに?」といったことの意味を子ども達といっしょに考えてみようと思っています。

 そのことで今日、担任の先生たちと打ち合わせをしてきました。

 まず子ども達に『いっしょにいると 心ぷかぷか』子ども版のビデオを見せる。子ども達に感想を言ってもらう。そこで出てきた子ども達の言葉を紡いでいく。どうまとまるかはわからない。大人がまとめようとしない。何か結論を出すことではなく、子ども達が対話をし、それを通して深く考えることを大事にする。私から障がいのある人たちのことを一方的に話すことはしない。対話をすすめるための質問はするかも知れない。子ども達がざわざわしても、担任の先生たちは「静かにしなさい」みたいなことはいわない。ざわつくのは対話の集中が途切れた証拠。「静かにしなさい」では解決しない。対話の場はこちらが作るので、こちらに任せて欲しい…

 といったことを確認しました。

 支援級の子ども達もいっしょに、と思っていましたが、話題によっては、「この人たちのこと?」と本人を傷つけるような展開になる可能性もなきにしもあらずなので、とりあえず明日はほかの授業に出てもらうことにしました。あとで今よりいい関係になればいいと思いました。いや、きっといい関係になると思っています。そのための明日は対話です。今より、もっといい関係になって、お互い今よりもっといい人生を送るためです。

 その支援級の子ども達の関係について聞きました。障がいは軽い方なので、わりといい関係で、みんなやさしくて親切だそうです。

 対話の様子を見ながら「どうして彼らに対してやさしくするの?」「何かトクすることがあるの?」「彼らがいない方が勉強が効率よくできるんじゃないの?」といったちょっといやな質問もぶつけてみようと思います。

 ムキになってその質問に答えてくれたら成功!です。支援級の友だちに対して、どうしてふだんやさしくしているのか、それを考えて欲しいなと思うのです。先生に言われたからなのか、それとも自分から自然にそうやっているのか。自分からやっているなら、どうしてやさしい気持ちになるのか、を一生懸命考えて欲しい。言葉にするのは多分むつかしい。でも、問題の核心部分なので、一生懸命考えて欲しい。更には、彼らがいっしょにいる理由も。 そういうことをそれぞれが深く考えるアーダコーダの子ども哲学です。

 

 

 

 

子ども達はもう少しちがう感想を言ってくれる気がします

 近くの小学校から子ども達に「ぷかぷか」の話をして欲しいと依頼が来ました。2年生です。2年生なら、障がいのある人たちへの偏見も、まだほとんどありません。パン教室や、演劇ワークショップ、わんどのアートワークショップに参加している子ども達を見ていると、そう思います。そんな子ども達に私が一方的に「ぷかぷか」の話をしても、何かおもしろくないなという気がします。「アーダコーダの子ども哲学」のやり方で、子ども達の言葉を紡いでいって「ぷかぷかってなんなの?」という問いを掘り下げていった方が絶対おもしろいと思いました。5分のプロモーションビデオを見てもらい、その感想から子ども達の対話がはじまります。

 その話をブログに書いたら、プロモーションビデオを作ったpvプロボノの方から、元の映像は「障害者」に対して偏見を持った大人を対象にしたものなので、まだ偏見を持たない子どもに対しては「入り口」を変えた方がいいだろう、という意見をいただきました。コピーライターの方が子ども向けに新しい言葉を考えてくれ、その言葉を使った新しいプロモーションビデオが送られてきました。『いっしょにいると 心ぷかぷか』子ども版です。映像は大人版をそのまま使っています。

 

 

 パン屋のシーンが始まり

《 「しょうがい」って なんだろう。 》

の言葉から始まります。「障害者」という言葉に対して、ほとんどまだ偏見を持たない子ども達に、「しょうがい」って なんだろう、いっしょに考えようよ、と呼びかけます。パン屋のことをよく知っている子どもたちも多いので、ぷかぷかさんたちの映像があらためて深い意味を持って子ども達に問いかけます。

 ユミさんがケラケラ笑う声が入るシーンと重ねて

《 きゅうに わらったり しちゃうこと? 》

 お惣菜の厨房でみんな一生懸命働いているシンーンでは

《 むちゅうに なりすぎてしまうこと? 》

ラスクにバターを塗ったり、お店に商品を並べるシーンでは

《 みんなと おなじが できないこと? 》

カフェで働くシーンで

《 そんなことだけで 》

《 なかよくできないヒトがいるなら 》

《 もったいないね 》

 「障がいのある人とは仲良くしましょう」といった言葉でいつも語られる彼らとの関係を、「もったいない」という表現したセンスがすごくいいと思いました。私もよく使う言葉ですが、こういう泥臭い感覚でおつきあいした方が楽で、長持ちします。

 パン屋の厨房シーンに重なって

《 よく しると 》

《 かれらは やさしい 》

外販に出かけるシーンに重なって

《 かれらは じゆう 》

ツジさんのおしゃべりと重なって

《 みりょくてき 》

外販でよくわからない説明をするぷかぷかさん

《 かれらに あうたび 》

《 かれらのことが すきになる 》

 このあとインタビューシーンが続きますが、ここは大人に向けてしゃべっているので、子ども達に伝わるかどうか、かなり不安です。「規範が取れる」とか「豊かになる」「耕される」といった言葉はむつかしいだろうなという気がします。

最後のクローバーまつり

真っ白な画面の上に文字が浮かびます。

《 トモダチになったほうが 》

《 きっと ずっと たのしいよ 》

桜吹雪のシーン

《 いっしょにいると 心ぷかぷか 》

 

 

 子ども達はこの映像をどんな風に受け止めてくれるのだろうと思います。大人たちはたいてい「素晴らしい!」といってくれます。でも、子ども達はもう少しちがう感想を言ってくれる気がします。

 ぷかぷかにしょっちゅう来ている子ども達は、「ぷかぷかさんたち」の映像を見て、「あの人たち、しょうがいしゃだったんだ」なんて思ったりするかも知れません。

 そんな子ども達の感想の言葉から「アーダコーダの子ども哲学」がはじまります。「障がいってなに?」「心ぷかぷかってなに?」「いっしょに生きるってなに?」「ぷかぷかってなに?」そんなことを子ども達といっしょに考えてみたいと思うのです。

 

『注文の多い料理店・ぷかぷか版』が少しずつ形になり始めています。

 第4期第4回目ワークショップ。『注文の多い料理店・ぷかぷか版』が少しずつ形になり始めています。

 全体の構成はこんな感じです。

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 「あの広場のうた」ずいぶんうまくなりました。

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      耳をすませば見えてくる

    目をみはれば聞こえてくる

 

 耳をすませば見えてくるものがある。目をみはれば聞こえてくるものがある。深い言葉だなと思います。作詞・作曲の萩京子さんの思考の深さを思いました。

  

 

   歌が生まれ  人は踊り出し

   物語がはじまる  あの広場がここに

 

   昔 広場に一本の柱

   ここに立てよう  目には見えない柱を

 

 本番ではデフパペットシアターひとみのエノさんに、この見えない柱を舞台に立ててもらおうと思っています。

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          写真は昨年の表現の市場ですさまじい集中力を見せるエノさん

 

 ぷかぷかさん「昔ここに一本の柱」

 ぷかぷかさん「あの広場のうた」

 そして客席から歌を歌いながら舞台に向かって集まってくるような、そんな始まりを考えています。

    

序文はエノさんの手話

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 きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝のひかりを飲むことができます。

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 注文の多い料理店を三つのパートにわけ、グループで形にしました。

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大道具が今年は大変です。山のイメージが山ねこのイメージに途中で変わります。高さが7メートルもあるそうです。

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その制作に頭を悩ます舞台監督の成沢さん

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 発表は来年1月21日(日)午後2時から みどりアートパークホールで開かれる「表現の市場」でおこないます。

障がいのある人たちとおつきあいすると、社会が豊かになる

 《 障がいのある人たちとおつきあいすると、社会が豊かになる 》

 ぷかぷかが7年かかって作り上げてきたものは、このひとことにつきると思います。

 障がいのある人たちは、あれができない、これができない、社会の負担、社会のお荷物、といったマイナス評価がほとんどです。そんな社会的状況を考えると、上に掲げた言葉は、社会の大きな希望になります。

 「障がいのある人」という言葉の概念をひっくり返すことになります。ここがひっくり返ると、「できる」「できない」で人を分けてしまう考えかたそのものがひっくり返ります。そうなると、あなたも私も、そういうことで人を評価しなくなり、みんなの「生きること」が、楽になります。

 

 ぷかぷかを始めた当初は、そんなことは全く想像もしませんでした。ただ彼らに惚れ込み、彼らといっしょに生きていきたい、という思いでぷかぷかを始めました。

 こんなすてきな人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ、とひたすら言い続けました。彼らを社会にあわせるのではなく、社会が彼らに合わせた方が、お互いが楽になる、と彼らのありのままの姿でお店をやりました。おしゃべりの止まらない人も、それを無理矢理止めるのではなく、おしゃべりの止まらないままで仕事をしてもらいました。

 仕事中はしゃべらない、という接客マニュアルからは外れる接客でした。普通に考えるとマニュアルから外れれば、お客さんは減ります。ところが驚いたことに、彼らのありのままの姿がぷかぷかのファンを作り出しました。ぷかぷかに来るとホッとするとか、心が安らぐといい、ファンがどんどん増えました。接客マニュアルから外れた接客でお客さんを増やしたのです。

 彼らがありのままで働く姿に、ふだん我慢している「自由」を見たのだと思います。そしてその「自由」な雰囲気の中で解放される自分。ふだん、いかに窮屈な世界に生きていたかに気がつきます。自由に生きる彼らの姿に、「うらやましい」とおっしゃった方もいました。

 社会の役に立たない、と思われている彼らが、生きることの一番大事なことを教えてくれているのです。アーダコーダと理屈っぽい言葉ではなく、彼らの力の入らないしなやかな生き方でその大事なことを教えてくれているのです。なんてすごい人たちなんだと思います。

 そんな彼らとぷかぷかで出会い、いっぺんにファンになった方がたくさんいます。障がいのある人たちにファンがつくなんて、一般的にはあり得ないことです。あり得ないことがぷかぷかでは起こったのです。

 それはどこまでも彼ら自身の魅力であり、チカラです。そのチカラが一本のプロモーションビデオを作りました。「いっしょにいると 心ぷかぷか」というビデオです。彼らのチカラがなければ、このビデオはできませんでした。プロの映像クリエイターの人たちを動かしたのは、どこまでも彼ら自身の魅力であり、チカラなのです。

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1万円払ってでも、こんなおつきあいをしたいという人たちが現れました。

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pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 障がいのある人たちはなんとなくいや、とか近づきたくない、と考える人がほとんどの世の中で、彼らとのおつきあいを、こんな表情で、心から楽しめる人がぷかぷかのまわりにはどんどん増えています。

 こんな顔でおつきあいできる人たちが増えること、それが地域社会の豊かさだと思います。そして何よりも、ここから社会が変わっていきます。お互いが気持ちよく暮らせる社会に。

 ファンを作るために何か特別なことをやったわけではありません。ただそのままの彼らを差し出しただけです。そのままの彼らにこそ魅力があり、それがファンを作り、社会を豊かにしているのです。

 

 

★2020年の東京オリンピックでは共生社会を育む契機とする、とうたわれています。本気でそう思うなら、ぜひぷかぷかが作り上げてきたものを見て欲しいと思います。共生社会を育むための手がかりがたくさん見つかるはずです。

 

 

 

 

みんないい顔した一日でした。

 写真ソフトの不具合で、アップが遅くなりました。先日おこなわれたぷかぷか運動会の写真です。

 今年は近くの公園でやりました。外でやるのは初めてで、天候が心配でしたが、素晴らしくいいお天気に恵まれ、気持ちのいいうんどうかいでした。

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プログラムの字がすばらしくいいです。見ただけで楽しくなります。

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はじめのことば

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準備体操 エビカニックス

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借り人競争。走るときはみんな一生懸命。

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ダンシング玉入れ。「アブラハム」のダンスをしながら、曲が止まったら玉入れをやります。

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みんなが一番必死になるパン食い競争

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昨年は美人画コンテストをやりましたが、今年はモデルになる美人がいなくて、お店に来るお客さんをイメージしながら描きました。

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みんないい顔した一日でした。

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子ども達がパン屋の見学に来ました。

  近くの小学校3年生の子ども達がパン屋に見学に来ました。12月に学校でぷかぷかのスタッフ、ぷかぷかさんと一緒にパン教室をやるので、その事前学習です。

 30人くらいやってきて、いっぺんには入れないので、三分の一ずつ順番に見学しました。残りの人たちはこうやって外で待っていました。

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パン厨房をのぞきこむようにして見学。

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コンノさんがパンの話をします。みんな真剣に聞いています。

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メロンパンをオーブンに入れる前に霧吹きをします。なぜか大笑い。

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焼き上がったばかりの「春菊のジェノベーゼ」を見せます。

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メロンパンをオーブンに入れます。

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ユミさんはキッシュをお店に並べます。

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パン職人のヨシダさんがパン作りの説明をします。

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ベーグルを作っているユースケさんがベーグルの説明をします。

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ベーグルをオーブンへ

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見学のあと、ちょうど「わんど」で金子さんのワークショップをやっていたので、ちょっと寄って線を描き込みました。ぷかぷかさんも含めて、みんなで線を描くことのワークショップです。これは巨大なおみくじになります。

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 ぷかぷかさんはいっしょにやったり、寝っ転がったり。そんな雰囲気を子ども達はしっかり感じとって帰りました。線を描く以上の収穫があったと思います。

 このクラスには「ぷかぷか」をテーマにした「アーダコーダの子ども哲学」をやりに行こうと思っています。いっしょにパン教室やったり、あーだこーだの子ども哲学やったり、これからすごくおもしろくなりそうです。