パンの厨房では、メロンパンの皮の生地を作る人、皮の重さを量る人がいます。
同じ厨房で働いているユミさんは、以前パン教室で小さな子どもにメロンパンの作り方を教えていました。
ユミさんは障がいが重いと言われている人です。そんな人が小さな子どもにメロンパンの作り方を教えていることにびっくりしたことがあります。
人は仕事をすることで成長していきます。その成長ぶりは、障がいが重いとか軽いといった私たちが勝手に決めた区分を、軽々と超えていきます。なんか痛快ですね。彼らはこうやって新しい未来を作っているのだと思います。