ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

にうしもの(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−⑧)

おひさまの台所のショーウインドウを見ていて 「ン?」 「にうしもの? 何これ」 と思いながら笑っちゃいました。 こういう字に出会うと、なんだか幸せな気分。 この気分こそが、彼らといっしょに生きる理由。 あーだこーだ理屈っぽい話ではなく、なんだか幸…

わくわくしながらこういう作戦を考えることが大事(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−⑦)

「相模原障害者殺傷事件を超える社会を作る」なんていうと、すごく大変な感じがします。でも大きなことをするのではなく、私たちにふだんの暮らしの中で無理なくできることは何なのかって考えると、できることはいっぱい見つかります。 で、ぷかぷかは何をや…

「ハナちゃん、すごいじゃん!」 という気づきが作り出すもの(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−⑥)

ハナちゃんが久しぶりにご飯を食べに来ました。今、中1だそうで、背丈はお母さんとほぼ同じ。これでは抱っこもできないなと思っていたら、目の前で甘えてお母さんのひざの上に。お母さんも大変です。 背中におんぶして演劇ワークショップの舞台に立ったのは…

「一緒にいてもええよ」というような、こちらを和ませるオーラが…(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−⑤)

7月31日(土)桜木町駅前の横浜市健康福祉センターホールでぷかぷか上映会とトークセッションやります。あの悲惨極まりないやまゆり園事件から5年、あたらめて今、私たちにとってあの事件はなんだったのか、事件を超えるために、今私たちに何ができるのか、と…

かずやさんの作ったコーヒーカップが欲しい(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−④)

「かずやしんぶん」を読んだ方から、 「かずやさんの作ったコーヒーカップが欲しい」 というリクエストがあったそうです。すごくうれしい反応です。 かずやさんの陶芸は、かずやさんの自立生活に彩りを添えられたら、と思って始めたものです。暮らしの中に自…

小さな「ともに生きる社会」がここにできつつあります。(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと−③)

5年前の事件直後、神奈川県障害支援課から防犯設備を設置する場合はお金を出します、といった趣旨のメールが何度も来ました。神奈川県の事件検証委員会の報告書に防犯上の問題が事件の原因であるようなことが書いてあったためだと思われます。報告書にはやま…

たかがしんぶん、されどしんぶん(相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと-②)

昨日NHK「おはよう日本」で相模原事件5年目の関連でかずやさんの自立生活が紹介されました。昨年の映像との違いは、地域社会とのつながりができはじめたこと。施設を出て地域で暮らす、というのは、ただ単にアパートで好きに暮らすのではなく、地域社会との…

「かずやしんぶん」の反応が早くも

かずやさんの介護をやっている方からうれしいお知らせ。 ●●● 先程アパートに、先日しんぶんを渡したお店の若いスタッフの男性が、チョコレートとコーヒーを差し入れに来てくれました。お子さんが、やはり障害をお持ちとの事で、動画なども見て感心していたと…

相模原障害者殺傷事件5年目に思うこと①

相模原障害者殺傷事件が起きて5年になります。あれだけ衝撃的な事件だったので、社会は本当に変わるのではないかと思っていましたが、5年目の今、結局は何も変わってないな、というのが実感です。そのモヤモヤした気持ちを少しずつ書いていこうと思います。 …

彼らはこうやって新しい未来を作っているのだと思います。

パンの厨房では、メロンパンの皮の生地を作る人、皮の重さを量る人がいます。 同じ厨房で働いているユミさんは、以前パン教室で小さな子どもにメロンパンの作り方を教えていました。 ユミさんは障がいが重いと言われている人です。そんな人が小さな子どもに…

「ともに生きる社会」って、彼らに対して、素直にそう思える社会

先日Facebookに載っていた写真。 なんて気持ちよさそうに寝てるんだろう。見ているこちらまで幸せな気持ちになります。 パン屋に来て、幸せな気持ちになれるって、なんだかトクした気分。こういうお店は、日本広しといえども、そうそうありません。 ぷかぷか…