2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今月末でやめていくスタッフがぼそっと言った。 「ぷかぷかさんて障害者だったのね。ずっと忘れてたわ」 この感覚がいい。いっしょに生きていく、というのはまさにこの感覚だと思う。 相手と人としてつきあっているから、こういう感覚になるのだと思う。 人…
ぷかぷかのスタッフの一人が近々やめることになった。2年足らずのおつきあいだったが、そこから広がった豊かな世界は、障がいのある人たちが作り出す豊かさをそのまま語っている。彼らがいて、彼らとフラットな関係で普通につきあえば、こういう豊かな世界は…
久しぶりに養護学校の先生と話をする機会がありました。 ぷかぷかは社会に合わせるのではなく、そのままの彼らが一番魅力的、といっています。その流れで、学校というところは生徒を社会に会わせるためにいろいろやっているよね、といった話をしたのですが、…
三ツ境養護学校の先生から30周年の時のことをいろいろ聞かせて欲しい、と連絡があった。近々50周年をやるらしい。 三ツ境養護学校創立30周年記念式典とかいっても、養護学校の子どもたちにとっては、どうしてそれがおめでたいのかよくわからない。で、考えた…
グループホームの2階から落ちてけがをした人がいて、どうしたんだ、と聞いた時の答えがいい。 「宇宙人がやってきて、その宇宙船に乗ろうと思って足を踏み出したら…」 落っこちたという。 「何バカなのこといってんの」 と一笑に付されるのが落ちだが、 「そ…
やまゆり園事件について考える講演会&シンポジウムの講師をされた方が、 「やまゆり園事件を受けて支援の現場が問われていることについて、支援職の当事者意識がやはり低い気がした」 とFacebookに書いていて、ちょっとがっかりしました。 「どうしてなんで…
先日もお知らせしましたが、ヤマト福祉財団が小倉昌男賞を募集していたので、それを取りに行くことにしました。「勝ちに行く」のです。福祉事業所が「勝ちに行く」というのも変な話ですが、それくらいの勢いがないと、いい福祉なんかできないと思っています…
ぷかぷかを応援して下さっている方のFBに 「代表の高崎さんや地域の方が、ありのままのぷかぷかさん達を優しく見守られている姿、素晴らしいですよね」 なんて言葉がありました。やさしく見守っているわけじゃないよな、と思ったので、そのことについて書き…
日本フィルのチェロ奏者江原さんと、ダイちゃんの演奏(「まっすぐ」と「インドの虎狩り」)に車椅子ダンサー神原健太さんが加わるコラボを新治市民の森にあるブルーベリー畑でやりました。 神原さんはこの炎天下、なんと十日市場の駅から車椅子を自分で動か…
「ねぇ、ぼくのこと好きですか?」と何度も迫ってきたコンちゃんが卒業した。 来週から就労移行の施設に変わり、企業就労を目指す。ぷかぷかは給料が安いので、ま、しょうがないのだが…… たくさんのお客さんがお別れに来た。スタッフも泣いている。 愛されキ…
「コロナ禍の変化10年分」というユニクロ会長の話はおもしろかったです。 digital.asahi.com 「生活様式が変わり、ドレスやスーツはほとんどの人の生活に関係しなくなった。紳士服売り場は、極論すると、ほとんどなくなるかもしれない。」 ――ユニクロはどう…
好評わらび餅のパッケージをプラスチックから紙に変えました。「わらび餅」という字も添えました。ミズキさんの字ですが、これが素晴らしくいいです。 これがもし活字だったらどうでしょう。おもしろくもなんともありません。 でも、ミズキさんの字は商品と…
障がいのある人たちは、一般的には「あれができないこれができない」「生産性が低いからだめ」とかいわれていますが、そういったマイナス評価は絶対的なものではなく、彼らとの関係ひとつでマイナス評価からプラス評価に変えられる、ということをぷかぷかは…
ヤマト福祉財団より と連絡があり、賞金に100万円もくれるなら、これは応募しなきゃソン!と、保護者の方にお願いして、推薦文を書いてもらいました。ぷかぷかがやっていることのオリジナリティーをどうやって伝えるかで、保護者と何度もあーだこーだとやり…
日本フィルのチェロ奏者江原さんと、ダイちゃんの演奏(「まっすぐ」と「インドの虎狩り」)に車椅子ダンサー神原健太さんが加わるコラボを新治市民の森にあるブルーベリー畑のそばでやります。8月9日(日)10時からです。雨天延期です。Facebookでお知らせし…
障がいのある人のところへ自治会の班長の番が回ってきて、自分にはできないことがいろいろあるので、断りたいと申し出たところ、みんなの合意を得るために障害の記載を強要され、それを苦にして自殺してしまった事件。 mainichi.jp 自殺した男性が書かされた…