ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「共に生きる」って、彼らの生きる世界をいっしょに生き、いっしょに楽しむこと

NHK Eテレ 先ほどの放送が、もうアップされていました。「映像」「文字と画像」が見られます。 www.nhk.or.jp 取材でインタビューを受けている時、突然フタミンがやってきました。 「明日からキャンプに行きます」 「え?いつ決まったの?」 「え〜と、さっ…

ぷかぷかさんに出逢ったひとたちの しあわせの物差しがぐっと伸びて

第6期演劇ワークショップ記録映画を見ての感想をいくつか紹介します。 ●映画観させていただきました。ありがとうございました。いいなぁ、私も仲間に入れてもらって舞台に立てたら、私の中の「わたし」はどんなに楽しく、ドキドキわくわくを味わうことができ…

みんなで日々笑い合っているうちに、事件を超える社会が

相模原障害者殺傷事件4年目ということもあってか、今年はマスコミの取材がたくさん来ました。NHK、朝日新聞、共同通信、Eテレ、神奈川テレビ、赤旗などです。うれしいですね。障がいのある人たちといっしょに生きていく日々を積み重ねることで、地域社会を変…

テレビ神奈川とNHKの映像

テレビ神奈川とNHKの映像、テレビ見ながらiPhoneで撮ったものです。よろしければここからダウンロードして見て下さい。 4.gigafile.nu

ぷかぷかは 地域の豊かさを作り出している

ぷかぷかしんぶんに相模原障害者殺傷事件のことについての記事を書きました。いつもパンを買いに来てくれる近所のおばあさんにも届くようにと書きました。そういう人にも届くメッセージでないと、社会は変わりません。そういう言葉を探すことで、私たち自身…

みんなが自由にそこで生きるときに生まれる「場のチカラ」

親子三人で参加した浅川さんの感想です。 「できないから助けてあげる、支援するというのが今の福祉の考え方のような気がします。でも私は、できないことを補い合うのではなくて、一人ひとりの持っているパワー(好きなこととか得意なこと)を出し合う方が社会…

「希望」を語り続ける

朝日夕刊素粒子にいい言葉がありました。 《 難病の人も、障害を持つ人も、すべての人が「希望」を語れる社会でありたい。政治は、私たちは何をすべきか 》 私は養護学校の教員時代、障がいのある子どもたちに惚れ込み、彼らといっしょに生きていきたいと思…

みんなでワークショップ1,2

1986年の演劇ワークショップ。カビだらけになったビデオを再生したので、最初のうちはかなり映像が痛んでいます。 www.youtube.com www.youtube.com

YouTubeで第6期演劇ワークショップ記録映画公開中

第6期演劇ワークショップ記録映画をYouTubeで公開中です。7月25日(土)。26日(日)限定です。 www.youtube.com ご覧になりましたら、ぜひ感想送って下さい。 https://www.pukapuka.or.jp/contact/ 「その他のお問い合わせ」にチェックを入れて、感想を書いてく…

でんぱたー地域社会が変わるきっかけになるといいですね

5月にスタートした新しい事業所「でんぱた」に寄せる思いを聞かせて欲しい、とNHKの取材がありました。 「ぷかぷか」と同じように、地域社会が変わるきっかけになるといいですね、という話をしました。 「障害者はなんとなくいや」「近寄りたくない」「怖い…

やまゆり園事件から4年

もうすぐやまゆり園事件が起こってから4年になります。裁判があり、被告に死刑が宣告されましたが、どうしてあのような事件が起こったのか、何一つ解明もされず、なんのための裁判だったのかと思います。裁判が終わるとマスコミが取り上げることもなくなり、…

完成されたものを舞台に上げるよりも、彼らのエネルギーを感じられるものを上げる方が大事

映画の冒頭、神奈川新聞の成田さんの言葉がいい。 www.youtube.com 居心地がいいのはぷかぷかさんのおかげです。40年ほど前、養護学校の教員になって、初めて障がいのある子どもたちとおつきあいすることになりました。いろいろ大変な子どもたちでしたが、そ…

いつ来るの?

セノーさんは毎日のようにゲオに電話します。このビデオありますか?という電話です。発売日を調べ、いつ入荷するのか聞いているようです。 www.youtube.com ゲオのお姉さんも、忙しいにもかかわらず丁寧に対応してくれます。今日も何かを注文し、「いつ来る…

何か心安らぐものがあるとか、なんかすっごく楽しいとか…そういったものを感じられる関係を作る。

ひどい事件がまた起こりました。 digital.asahi.com 相手を思いやる心が全くないのですね。やまゆり園事件も同じです。相手を思いやる心があれば、起きるはずのない事件です。 福祉の現場でどうしてこんなことが起こるのか、ということをきちんと検証してい…

事件を超える社会は、今、すでに、ここにあります。

昨日の朝日新聞神奈川版に「やまゆり園事件4年 投げかけたものは」と題した記事の中でぷかぷかの活動が紹介されました。 「事件を超える社会」って、どういう社会なんだろう。 ひとことで言うと、それは障がいのある人たちを排除しない社会、彼らとフラット…

「ここがアカン、あそこがアカン」といわれている彼らが実は…

どういうわけか知的障害福祉研究『さぽーと』の表紙を飾りました。 「至福の時」です。こういう幸せな時を作り出しているのがぷかぷかです。お互いそう思える時を作り出すことこそ、大事じゃないかと思っています。 支援支援ともっともらしく言ったところで…

みんなが「心ぷかぷか」になるといいな

障がいのある人たちのグループホームを立ち上げようとして、反対運動に会い、立ち往生している方のブログです。 ameblo.jp このブログを書いた人自身、3年前に障がいのある子どもが生まれ、それまでは「普通の家庭」であり、「普通の家庭」しか知らなかった…

あ、結婚されたんですね。おめでとうございます。

相模原障害者殺傷事件に関する本が出ました。横浜地裁でおこなわれた裁判を中心に、取材班が被告と重ねた面会の記録も含めて、新聞に載った記事を大幅に加筆したもの。 あーだコーダの論評を挟まず、記録を残すことを大事にしたところがいいと思いました。20…

相手が人であることを忘れてしまっています。

障害者施設における虐待問題の記事です。 mainichi.jp ●虐待の要因を「問題行動を抑える技術にしか考えが及ばず、利用者にふさわしい支援を行うという基本的な理念が不足していた」と指摘。 問題行動があるから支援が必要、と考え、その支援の中身が暴力でし…

ぷかぷかさんたちの素朴な疑問にきちんと答えて欲しい

いっしょにいい一日を作る関係です。 いっしょに生きていくって、こういう日々を積み重ねることです。 「いい一日だったね」 って、お互いが言い合えるような日々を作っていこうよ、というのがぷかぷかです。 何かができるように「支援」するのではなく、い…

苦情は、うまくすれば地域社会が変わるきっかけ

5月にスタートしたばかりの生活介護事業所《でんぱた》に、「声がうるさい!」という苦情が寄せられました。 「その苦情に、どう対応しますか?」 と取材に来ていた朝日新聞とNHKに聞かれました。 この苦情は、この社会の中で障がいのある人たちの置かれてい…