ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

湯船につかると〝ゆっくりゆきちゃん〟を歌うのが習慣になってしまった

『どんぐりと山猫』一郎が山猫に会いに行くところは「ゆっくりゆきちゃん」の歌に合わせてゆっくり歩きます。その歌を歌ったのが、ひよりちゃんのグループ。右の方、オレンジ色のシャツがひよりちゃん。 で、そのひよりちゃん、毎日お風呂で「ゆっくりゆきち…

「社会にあわせなくても、やっていけるよ」セミナーは、お互いの日々がハッピーになるヒント

2月2日(日)午後2時からシェアリーカフェで「社会にあわせなくても、やっていけるよ」セミナーをやります。 「社会にあわせなくても、そのままのあなたが一番すてき!」 というメッセージは、みんなを自由にします。 昨日の「ぷかぷかさんのお昼ごはん」では…

ムダに見えるような人たちとのおつきあいが、ぷかぷかを作った。

朝日新聞『折々のことば』 ぷかぷかさんとのおつきあいって、つまりはこういうことではないかと思います。 障がいのある人たちはいろんなことができないから、彼らとおつきあいしても何も生まれない、ムダ、と多くの人は考えています。そんな中で、タカサキ…

そらくん 「またやりたい!」

そらくんは不思議な存在感の人。どこからともなく現れ、すっと通り過ぎ、みんなを邪魔するわけではなく、それでいて妙にあたたかいものを残していきます。進行役のせっちゃんは『もののけ姫』に登場する木霊のようだ、といってましたが、とにかくうまく表現…

『表現の市場』は、ぷかぷかさん達にとって、素晴らしい体験の場

しょうへいさんがワークショップのことをずっと日記に書いていた、とお母さんが日記を届けてくれました。 みんなで「ゆっくりゆきちゃん」の歌を練習したときの日記です。 「ゆっくりゆきちゃん」をうたいながら一郎は山ねこのところへ これは配役を決めたと…

「人間扱いは必要ないと思うようになった」とやまゆり園事件の被告

今朝の毎日新聞、やまゆり園事件公判の記事。 《 園の職員になってからは、利用者の食事の様子などに驚いたといい、自身も「ご飯を食べないと鼻先を小突いてしつけをした」と話し、人間扱いは必要ないと思うようになったと説明した。》 《 利用者に命令口調…

生放送中に電話で映画の宣伝

2月11日(火・祝)に東久留米でぷかぷかの上映会をやります。それについて「FMひがしくるめ」というコミュニティFMラジオ局から、生放送中に電話で映画の宣伝しませんか?という連絡がありました。東久留米の上映会は、まだまだ宣伝し切れていないので、大助か…

舞台の真ん中に、目には見えない柱が立っていた。

第6回表現の市場で『どんぐりと山猫ーぷかぷか版』の発表をしました。 10年前、 「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」「その方がトク!」 と、一本の柱を立てました。その柱に共感する人が少しずつ、少しずつ増えてきました。 ほっこりあた…

ひとときの夢物語『どんぐりと山猫ーぷかぷか版』を、明日「表現の市場」でやります。

宮澤賢治作『どんぐりと山猫』は一郎のうちに山ねこからおかしなはがきが来るところから始まる、ひとときの夢物語。さしたる起伏もないお話です。ところが最後、一郎がどんぐりを入れたますを持って自分のうちの前に立っているところまで来て、突然、そのさ…

「あなたがいて、幸せだよ」と思える関係

NHKの津久井やまゆり園事件の裁判を伝える記事に 《 「お母さん、幸せだったよ」〜法廷に響いた“反論” 》 というタイトルがついていました。あえて反論という言葉が入っています。多分被告のいった 「障害者は不幸しか生まない」 という言葉に代表される事件…

「お母さん、幸せだったよ」

「お母さん、幸せだったよ」津久井やまゆり園事件の法廷に響いた言葉です。人が生きていることの意味、誰かといっしょに生きることの意味が、このひとことにはあります。 このひとことに込めたお母さんの思いをしっかり受け止めたいと思うのです。 そしてそ…

「表現の市場」は、社会全体で支えて欲しい。

今度の日曜日1月26日(日)はいよいよ第6回目の「表現の市場」。 準備は着々と進んでいるのですが、気がかりはやはりお金のこと。半年かけて芝居を作り、その発表の場として「表現の市場」をやると、講師、舞台監督などの人件費、会場費を合わせると230万円ほ…

「表現の市場」は、津久井やまゆり園事件に対する,私たちの体を張ったメッセージ

津久井やまゆり園での虐待が、また明らかになりました。 www3.nhk.or.jp 虐待というのは、相手を人として見ていない、相手と人としてちゃんとつきあっていない、ということだと思います。だからこういうひどいことができる。事件はこういう環境の中で起こっ…

気づきが自分の中で何倍もふくらんで

区役所の課長、係長クラスの人権研修会をやることになりました。 ぷかぷかを見学して、ぷかぷかの映画を見て、私の話を聞く、というのが、一般的ですが、それだけでは何かつまらない感じがしたので、詩のワークショップをやりませんか、という提案をしました…

気づきが自分の中で何倍もふくらんで

区役所の課長、係長クラスの人権研修会をやることになりました。 ぷかぷかを見学して、ぷかぷかの映画を見て、私の話を聞く、というのが、一般的ですが、それだけでは何かつまらない感じがしたので、詩のワークショップをやりませんか、という提案をしました…

ぷかぷかさんの発言に、一瞬その場にいたみんながうろたえた

第6期演劇ワークショップ6回目。来週には本番の舞台。できあがった台本を使って通し稽古をしました。ようやく全体の構成が見えてきて,本番舞台へ向けての緊張感が出て来ました。 ある日一郎の家に山ねこからおかしなはがきが来ます。 「あした、めんどなさ…

社会にあわせないぷかぷかさん達が作り出す「価値」

2月2日(日)シェアリーカフェで「社会にあわせなくったってやっていけるよ」セミナーやります。 先日カメラを持ってぷかぷかに撮影に来た人がいました。初対面のあいさつもなく、いきなりテラちゃんがピターッとからだを寄せてきて、 「え?」 っていってる間…

「いっしょに生きていくと私たち自身が豊かになる」そのことを感じる上映会やります。

2月11日(火・祝)東京都東久留米『Secret of Pukapuka』『第5期演劇ワークショップの記録映画』を上映します。主宰するロゴスフィルムサイトウさんのブログです。 logosfilm.jugem.jp サイトウさんは以前『Secret of Puapuka』を見たとき、 「これって、いい…

世界が広がっていくのを肌で感じる。

施設長さんもやってきてテラス席が賑やかに。そしてなんと写真のお仕事を依頼される。いいんですか?いいんですか?本当にいいんですかっ? なんか楽しくなってきたなー。世界が広がっていくのを肌で感じる。 note.com

これが素敵な時間じゃないはずがないではないか

パンを袋に入れる、その手つきがとても丁寧なんだよ。 クサイこと言うと、僕が買ったのは「パン」という商品だけではなくて 「やさしさ」とか「まごころ」などの想いも一緒に買ってるんだろうな。 おいしくて優しい味のパンを食べながら、かわいらしいカードを眺める。 …

「きれいな声をしているねって言われてうれしかったです」 人間はこれだけのことでその日がいい一日になるということを僕は完全に忘れていた。

パン屋の前のベンチでPCを開く。ぷかぷかさんの気配を感じながら書くってカッコイイ。気配どころか、背後からじいっと見つめるぷかぷかさんも。それでも、彼らのストレートな行動を見せつけられると胸の中に清々しい風が吹く。 帰りの会はまるでカオス。全員…

え?って言ってる間に手を握られる。 おう?これはどうしたらいいんだ?おう?

初めての撮影。次から次にモデルがやってきて、 多分テラちゃん え?って言ってる間に手を握られる。 おう?これはどうしたらいいんだ?おう? 大混乱の中で撮影が始まる note.com

これが僕と「ぷかぷか」、 そして障がい者の人たちとの出会いだった。

アートイベントに展示する写真のモデルを探しに来たのだが、いきなりぷかぷかさんに出会ってしまう。 note.com

言い方は悪いがふと興味が湧いたのだ

十日市場で美容院をやっている方が突然写真を撮りに来て、とてもいい写真を撮り、いい感じのエッセイを書き始めました。題して「風とカメラとぷかぷかと」。そのプロローグ note.com

障がいのある人に何かやってあげる文化ではなく

今朝の朝日新聞「折々のことば」 《 文化には、方向性はない。おじいちゃんおばあちゃんが孫から教わることもある。それが文化の素晴らしいところだと思う。》 ぷかぷかはぷかぷかさんたちから教わったことを一つの文化として作り上げてきたと思っています。…

黙々と自分の人生を生きていく,それは生き方

映画『だってしょうがないじゃない』を見に行きました。 発達障害をかかえながら一人で生活している叔父さんの日々を、40才を過ぎて発達障害と診断された映画監督が撮り続けた3年間の記録です。 全くの自然体で生きるまことさん。一人で暮らしていくのは難し…

おつきあいがはじまると、地域がかわってくる

町田でもグループホームの反対運動が起こっているようで、全く気が滅入ります。「土地が汚れる」なんて、ひどい言い方です。 それでも記事の最後に希望の持てるいい話が載っていました。グループホームができて何年かたつとこんなうれしい変化もあるようです…

みんなの発表を聞いて、心からやさしい気持ちになりました。

創英大学で、3回の授業(①映画『Secret of Pukapuka』の上映とぷかぷかの話、②ぷかぷかさんと一緒に双六ワークショップ,③ぷかぷかさんと一緒に演劇ワークショップ)と2日間の体験実習のふり返りで、詩を作るワークショップをやりました。ただ感想を言うので…

甲でも乙でもなく美帆

今朝の天声人語に美帆ちゃんのことが載っていました。 「甲でも乙でもなく美帆」 きっぱりとした、なんて力強い言葉なんだろうと思いました。 名前は、その人の人生そのものです。「美帆」という名前を聞くことで、私たちは美帆ちゃんの人生を思い浮かべるこ…

息子たちとこんな風に町の中で暮らしていくことが、社会の希望になる。

1月12日(日)アースプラザでのセミナーでおしゃべりする予定の「ぷかぷか作り隊」隊長の浅川さんからメッセージが届きました。 不寛容な時代にあって、尚も希望の持てるメッセージです。冬休みが明けた登校日の風景からこんな言葉を紡いでいます。 「私たち家…