ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

世界との向き合い方が…

実習生のGaiさんが自分でイヤリングを作りました。プラバンに絵を描き、オーブントースターで焼き、色づけし、樹脂を塗って質感を高め、商品にしました。 下の写真のセットで1,200円の商品になりますが、実習のお土産にしました。 挑戦的な自画像を描いてい…

男気全快

今まで見たこともないようなえらく派手な上履きがぬいであって、誰だろうと思ったら、実習中のGaiさんのものでした。 「男気全快」なんて書いてあって、なんかすごく元気が出る感じがしました。 今度こんな感じでぷかぷかの車にいろいろ描いてもらおうと思い…

昔ガンになった時の話−3

寝る前に涙をぽろっと流したかみさんに、大丈夫だよ、なんていいながら、その言葉の空疎な響きにげんなりした翌日、しばらくはうまいもの食えないだろうと、昼飯に2,600円もする鰻重を食べてから入院。医者の説明をかみさんと二人で聞きました。今手術すれば…

少し気分が変わったのかも

Gaiさん、実習二日目。かなり挑戦的な自画像を描いていたので、ちょっと心配はしていたのですが、今日、 「花の絵を描いてみたら」 とすすめてみたら、女の子の横顔と組み合わせた素敵な絵を描いてくれました。 たまたま実習の様子を見に来ていた担任の先生…

日経ソーシャルイニシアチブ大賞

日経新聞が主催している「ソーシャルイニシアチブ大賞」にエントリーすることにしました。以下の3点を満たすことがエントリーの条件です。 1. 社会性 社会的課題の解決を事業のミッションとしている 2. 事業性 ビジネス的手法を用いて継続的に事業活動を進…

プロの仕事

台所の換気扇と風呂場の掃除をプロに頼みました。換気扇は毎年年末に掃除していましたが、中の羽を取りだして、強力な洗剤で洗っても、なかなか綺麗にはなりませんでした。羽だけでなく、周りもだんだん油汚れが目立つようになり、やむなくプロにお願いしま…

昔ガンになったときの話−2

「精密検査の結果、悪性のガン細胞が見つかりました。」と医者に言われ、その日の午後、学校に行き、教頭に「胃にガンが見つかったので、明日入院して手術することになりました」と報告。「え〜っ」って感じで顔が引きつっていました。同僚たちにも事情を説…

麺棒が如意棒に

かんさんがパン屋で実習した日、何を思ったか、厨房にあった麺棒をくるくる回し始めました。何をするのかなぁと思っていたら、くるくるくるくる回した最後に脇の下にぴたっと挟み込み、「孫悟空!」とぼそっといいました。みんな大笑いでした。 麺棒を見て如…

なかなかいい感じ

新しいストラップができました。枝にぶら下げるとなかなかいい感じです。パン屋で販売しています。

タイトルはかわいいお天気の絵

昨日の「洗濯指数」の絵をカフェの前に飾りました。ランチのお知らせボードと並べると、なかなか楽しい雰囲気になりました。 毎日テレビとスマホで「天気予報」「洗濯指数」を本人が確認し、ボードに描く予定です。

なんだか歌が聞こえてきそう

朝の会のあと、ふと気がつくと、連絡で使うホワイトボードにびっしりとかわいい絵が描いてありました。天気予報の絵で、今日は晴れ時々曇りのようです。洗濯日和という意味なのか、シャツがいっぱい描いてあります。かわいい顔がシャツには描いてあって、な…

お話に夢中のお地蔵さんたち

実習の方と一緒に粘土でお地蔵さんを作りました。迷いなく、チャッチャッと作りながらも、お地蔵さんの顔をよおく見ると、とっても味が合っていいなと思いました。物語がうまれてきそうなお地蔵さんたちです。 「あら、見つめられて、はずかしいわ」 「わた…

作る前からわくわく

夜8時、家の駐車場に着いたところで、粘土の切り糸がないことに気がつきました。明日から先日紹介した『笠地蔵』のお話が好きな青年が実習するので、お地蔵さんを作るための粘土を「アトリエ」から運び出し、車に積んでいました。切り糸がないと粘土を切り分…

必死になって、てんてこ舞いで作っても3時間半

先週、、インフルエンザにかかり、準備ができないので、パン教室に変えて恵方巻きの料理教室を調理スタッフがやってくれました。 パン教室の時はたいてい12時半頃焼き上がっているので、その頃を見計らって地区センターの調理室に行ったのですが、もうほとん…

昔、ガンにかかったときの話−1

書棚を整理していたら、昔ガンにかかったときの話が出てきました。20年ほど前の話です。 「あの、実はですね、精密検査の結果、悪性のガン細胞が見つかりました。」 1月末、胃の精密検査の結果を聞きに行ったとき、医者が言いにくそうに言いました。 「あ、…

また、パン屋が始まった頃の話です

近隣から苦情の電話が入り、半年間は針のむしろ 障害者施設を建てようとすると、地元市民から反対運動が起きることさえあることは前書きにも書きました。そのため、お店を始める前に商店会の集まりに何度か出席し、説明しました。 障がいのある人たちの働く…

一杯500円のコーヒーを飲む以上の幸せ

映画「うまれる」に登場した18トリソミーという障害を負った虎ちゃんの5歳の誕生日の映像が送られてきました。たくさんの人たちに囲まれ、虎ちゃんは時々笑顔も見せ、本当に嬉しそうでした。虎ちゃんだけでなく、そこに集まっているみんなが今幸せ!っていう…

私がいなくても…

インフルエンザにかかり、ダウンしました。ぷかぷかが始まって、この4月で4年になりますが、幸い風邪を引くこともなく、1日も休まずに来ました。3年目くらいまでは休むとうまく回らない気がしていましたが、4年目に入ってからスタッフがかなり充実してきて、…

両手を使って絵を描いて

のぼさんが今日からぷかぷかに来ました。手が少し麻痺しているので、両手を使って器用に絵を描きます。右手、左手と鉛筆を持ち直しながら描くので、一見大変そうですが、それでいて鉛筆でしっかり勢いのある絵を描いていました。アートかれんで、その描きっ…

パン屋が始まった頃

パン屋が始まった頃の原稿です。 2010年4月、パン屋がオープンしました。それは少しずつ体を慣らしていくようななまっちょろいものではありませんでした。いきなり怒濤の日々がやってきた、という感じでした。 国産小麦、天然酵母で作るパンは必ず売れる。そ…

お米やミソを玄関に並べて

『笠地蔵』というお話があります。貧乏ですが、心優しいおじいさんとおばあさんがいました。大晦日の日、お正月の餅を買おうと笠を作って町まで売りに行きます。途中、雪をかぶったお地蔵様を見つけ、そのまま通り過ぎることができずに、「お地蔵様、雪をか…

できないことがあったっていいじゃん

一昨日に引き続き、「支援する」ということについて書きたいと思います。 「支援する」というのは、できないところをできるようにする、裏返せば、できないことはだめだと、相手を否定する視線があるような気がします。相手を否定している限り、そこにはお互…

「支援する」だなんて気恥ずかしくて…

「ぷかぷか」は利用者さんに支えられているという話を一昨日書きました。私自身、彼らに支えられて毎日がある感じです。彼らのおかげで本当に楽しい日々を過ごさせてもらっているのです。 一方で障がいのある人たちを「支援する」という言葉があります。どこ…

最近なにげに繁盛しているのは…

今日から仕事が始まりました。メンバーさんはみんな元気に出勤しました。 「いいお正月過ごしましたか?」 「は〜い!」 と、思いっきり元気な声で返ってくるところが彼らのいいところ。彼らと一緒に仕事やってて、しみじみいいなと思います。私自身にとって…

仕事には物語があった方がいい

仕事にはわくわくするような物語があった方が楽しいです。ぷかぷかカフェのメニューにはいつも楽しい名前をつけています。先月12月のタンドーリチキンのメニューには、たっぷりのリーフレタスの上にのっかったチキンの写真を見ながら思いついた「チキンさん…

来年も木版

年賀状がやっとできました。木版はだんだん面倒くさくなって、今年は芋版にしようかと思い、馬になりそうな芋をさがしてやってみたのですが、簡単にできてしまう分、刷り上がったものはそれなりにもので、これはアカンと没にしました。31日に文房具屋に板を…

あけましておめでとごいます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 「ぷかぷか」の年賀状を作るために、何人かの利用者さんに「あけましておめでとうございます」と書いてもらい、選んだのが上の文字。勢いがあって、ひと目でこれに決めたのですが、最後の…