ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ななちゃんはぷかぷかさんたちとどんな未来を創ってくれるんだろう

 港南区から親子でワークショップに参加した方の感想です。今までわんどのアートのワークショップには何度か参加されていたのですが、演劇ワークショップは、おつきあいの深さが全然違うんですね、とおっしゃっていました。

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 せつさん、あみさん、ぱっつんさん、高崎さん、第2グループや、他のみなさんには、ずいぶんハラハラさせてしまった事と思いますが、こんな私でも舞台に出させて頂き、本当にありがとうございました。
 自由奔放な ななもいきなり前日に子犬という役に変更してしまい、ぶんさんに急遽お面を作って頂いたりもんちさんとことちゃんにフォローして頂き、ワークショップの間も含め、ぷかぷか版だったからこそ、のびのびと参加させて頂けたのだと思います。
 今は、家でラップの芯を繋げて立てて柱を作り、あの広場のうた を歌ったり、「お兄さん達の太鼓がかっこよかった!!」とラップの芯でダンボールを叩いたり、すっかり表現の市場 一色です(笑)

 何度も申しますが、演劇とは無関係で生きてきたもので、今回の演劇ワークショップは私にとってはものすごい挑戦でした。
 12月くらいまでは舞台に立つ実感がなく、朝から夕方まで一緒に歌ったり色々話し合ったり、一緒にお昼を食べたりが楽しく、回を重ねる毎にみなさんと関係が深まって行くのが嬉しかったです。
 ここまででも、わんどのワークショップだけだったら味わえない濃い関係を味わわせて頂いたと思っていました。

 1月のリハーサルや本番は緊張し過ぎてほとんど記憶がありませんが、まず自分がそんな緊張を味わうのもなかなかないことでしたが、ぷかぷかさんとも一緒に緊張して、あの舞台に立てた事はすごく、本当に、貴重な経験で、港北の上映会で高崎さんが、苦労があるから生まれるものがある、みたいなことを仰っていたのを思い出しました(ごめんなさい、今回のは苦労ではないのですけど)。あの場を共有出来た事で、さらにぷかぷかさんとの距離が縮まった気がします。
 本番の映画、自分がどんな風になってるのか観るのもちょっとこわいですが、楽しみにしたいと思います。

 あと、本番の前日の日、朝行くとしょうへいさんがわざわざななに寄ってきて「ななちゃん、おはよう」と言いに来てくれたんです。同じ第2グループにいながらも、ななはほとんど話し合いに参加してなかったし、直接二人が話したりしてるのも見てないけど、しょうへいさんがななの事を気にかけてくれてた事を知ってすごく嬉しかったです。

 「あの広場のうた」について。
初めは、手拍子もあって難しさが先行していましたが、何回目かのワークショップで、詩が自分の中にストレートに入って来て、歌っていてこみあげてきた事がありました。
自分もこの詩にあるような社会になればいいなと思っていたので。
 数年前、家の近くのあるマンションの前の公園の木にカラスが巣を作りました。その巣の真ん前のマンションの住人が、理由ははっきり覚えていませんが、カラスが巣を作った木を切ってほしいと自治会だか管理組合だかに言い、区かどこかに言って切ってもらった、という事がありました。人間の都合で自然をどんどんなくし、行き場のないカラスが巣を作った木を切って…。自分の目の前からいなくなればそれで良いのかな、もしカラスが次は残されたすぐ隣の木に巣を作ったらまたその木も切るのかな、子供の為の公園の木が減って行くかもしれない、さみしい話だな、と。
 グループホーム建設反対の話も同じで、どんどん排除して行く社会ではなく、「あの広場のうた」の詞の様に逆にみんながどんどん集まって行くような社会になれば、みんなが生きやすくなるのに、と思います。

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 ぷかぷかさんたちとのステキな関係が手に取るようにわかりますね。すばらしい体験だったと思います。

 ななちゃんは広場に柱を立てるところでみんなに声をかける役をやりました。芝居をすすめるタイミングをみんなに知らせる大事な役です。

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 その時の役がよほどおもしろかったのか、家でもそのシーンを思い出しながらやっているという話。なんか楽しいですね。

 ぷかぷかさんたちといっしょに芝居をやり、いっしょに創り出した時間が今も忘れられないくらい楽しいなんて、ステキな話だと思います。ななちゃんはぷかぷかさんたちとどんな未来を創ってくれるんだろうとすごく楽しみです。

 演劇ワークショップは、こうやって希望ある未来も作ってくれるんだと、感想を読みながら思いました。相模原障害者殺傷事件を本当に超えるのは、こうやってぷかぷかさんたちと生きる希望ある未来を実際に作っていくことだと思います。

 今回はななちゃんをはじめ、何人かの子ども達がワークショップに参加しました。ぷかぷかさんたちと過ごす時間の楽しさを存分に味わいました。彼らが作ってくれる未来にこそ、希望がある気がします。

 

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 しょうへいさんは自閉症で人とのおつきあいがあまりうまい方ではありませんが、それでも朝ななちゃんを見つけて

「ななちゃん おはよう」

って、声をかけたりしたのは、しょうへいさんにとってもななちゃんはとても親しい存在になっていたんだと思います。

 お互いにとって大事な存在であること、そんな関係を演劇ワークショップは作ってくれたのだと思います。