ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

5年たちましたーその4 自分らしく生きている人たちが…

 ぷかぷかの大ファンの方にぷかぷかに来る理由を聞きました。

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 言い方が良くないかもしれませんが、社会にいると我慢しないといけないことばっかりで、皆に迷惑をかけない様にと教えられ、自分と違った自分を出すことでコミュニケーションを円滑にし、気づいていない所で疲れています。

 彼らの自分らしく楽しく働いている姿を見ると本当に癒されます。彼らのコミュニケーションの取り方も全てまっすぐで、こんな私でも頼ってきてくれるのが本当に嬉しいのです。彼らの行動一つ一つが愛おしい。癒される。この言葉に尽きます。

ぷかぷかに行くと毎回思うのが「自分らしくいたっていいんだ。」
いつも彼らに元気とやる気をもらっています。

もちろん、彼らの「自分らしく居られる場所」を作っているスタッフさんのサポートも素晴らしいのだと思います。 

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  私は養護学校で彼らと出会って、何がよかったかというと、自分自身が自由になったことだ、と思っています。彼らには自分を縛る《規範》というものが、ほとんどありません。

 はじめて彼らとおつきあいした頃、

「なんて自由な人たちなんだ」

って、つくづく思いました。

 養護学校の小学部の教員をやっている頃、お漏らしするたびにパンツを脱ぎ捨て、庭に出て大の字になって寝っ転がる子どもがいました。天気のいい日は本当に気持ちよさそうでした。そばでぐちぐち陰険な顔して注意ばかりしている私よりも、おひさまの光を浴びながら気持ちよさそうに大の字になって寝っ転がっている彼の方がはるかにいい人生を送っている気がしました。そんな彼らと毎日つきあっていると、《規範》に縛られ、不自由な人生を送っている自分の生き方って、なんだかすごくつまらない気がしました。気がつくと、自分を縛る《規範》がだんだん取れてきていて、生きることがとても自由になったというか、楽になっていました。

 

 人生、自由に、自分らしく生きた方が、絶対いいに決まっています。人生の、そんな一番大事な部分を、私は彼らから教えられた気がしているのです。

 ぷかぷかで、利用者さんを管理しないのは、自由に生きる、自分らしく生きることの大切さを彼らから教わったことが大きいと思います。自由に生きることができる環境の中ではじめて彼ららしさが発揮できます。管理してしまうと、彼ららしさはなくなります。

 管理し、彼ららしさをなくしたようなお店に行ったお客さんが、《ぷかぷか》に来るとホッとします、とおっしゃっていましたが、彼ららしさをなくすような環境は、お客さんにとっても息苦しさを感じるのだと思います。

 

 ぷかぷかがスタートして5年。ぷかぷかに来ると癒やされる、というお客さんが、最近すごく増えた気がしています。スタートした当初は、考えもしなかったことです。ぷかぷかは利用者さんのおかげで、そういうサービス(?)が自然にできているんだと思います。

 自分らしく生きている人たちが、地域の人たちを癒やし、元気をプレゼントしているなんて、ぷかぷかはすてきな街を作っているんだなと思います。5年たって、ようやくそういうことが見えてきました。

 

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