ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

新しい朝の あ

 子どもたちにオペラをプレゼントしようという企画。公演費用、ワークショップ費用、チラシ印刷代などあわせると全部で100万円くらいかかります。どうやって100万円集めるか。

 オペラはひとときの夢の世界。それを子どもたちにプレゼントするために、大人たちが必死になって動き回る。寄付を集めたり、チラシを作ったり、宣伝したり…。そんな一文の得にもならないことに一生懸命になることがすごくいいなと思うのです。なんか夢があるというか、そういうところが人間のいいところだと思うのですが、これだけではまだまだ人を巻き込めるほどの力がありません。どんな課題を解決するのか、も見つかりません。

 オペラをプレゼントする子どもたちは未来そのものです。その未来のために大人たちがどれくらい汗を流せるか。それは大人たち一人ひとりが、子どもたちにオペラをプレゼントするという企画の中に、どれくらい夢を込められるか、言い換えれば、そこからどのような未来をイメージするのか、どのような物語をそこから紡ぎ出すのか、ということではないかと思います。その未来に向けての力のある物語があって、ようやく今、大人たちはそのために汗を流すことができるのではないかと思うのです。

 あなたはこの地域社会でどのような未来を作ろうとしていますか、と問われても、なかなか答えは出てきません。でも、子どもたちにオペラをプレゼントする、という具体的な企画があって、それに協力するとすれば、そこにどのような夢を込めますか?という問いなら、なんとなく語ることができるような気がします。

 それはこの企画に込める夢を通して、自分の中にある未来を語ることだと思います。

 オペラ、芝居、コンサートなど、文化的な催しがひしめく地域社会にしよう、とか、子どもたちが自分でしっかり歌を歌うとか芝居をやるとかいった自由に自分を表現できる環境を整えてあげたい、とか、学校が息苦しいと感じる子どもがいれば、その子が生き生きと生きられる場を作ろう、とか、大人だって息苦しいんだから、大人の居場所も作ろう、とか、子どもの居場所と大人の居場所が一緒になるとすごくおもしろいことができるんじゃないか、とか、そんな夢をたくさん集めれば、地域の未来を語る壮大な物語ができあがることになるのではないかと思うのです。

 役所が出すような、人の息づかいが感じられないようなプランではなく、地域の大人たちが、自分たちの頭で考え、自分たちの子どもの未来を見据えながらみんなで夢を語り、そこから生まれるような力強い物語です。大人たちはもちろん、なによりも子どもたちが未来に希望を持てるような、そんな物語です。それこそが地域のみんなが望むような未来を作っていくのではないかと思うのです。

 そういう地域社会の未来を見据える物語が私たちにないこと、地域の未来をどのように作っていくのか、というビジョンが私たちにないこと、こういう仕事は行政がやるものだと私たちは思っていること、そういったことこそ地域社会の課題だと思うのです。

 子どもたちにオペラをプレゼントする、という企画は、そういう課題に気がつき、みんなが自分の力で地域社会の未来を作っていくきっかけになるように思うのです。

  

 オペラ「ロはロボットのロ」はもうひとりの主人公でもあるココ(女の子)が未来に向かって力強く歩み始めるところで終わります。主人公のテト(ロボット)はエネルギーが切れ、眠ったままです。でも希望は失いません。ドリトル博士がきっとテトを直してくれると信じています。テトが元気に戻ってくることを夢見て、それまで私がテトに負けないくらいおいしいパンを作り続ける、と歌います。

 

 ♪ 晴れた日も 曇った日も 雨の日も

  哀しい時も 苦しい時も 淋しい時も

  やってくる 朝の あ

  新しい希望と 新しい喜びと

  新しい元気が窓たたく

  朝の あ

  ああああ

  新しい朝の あ

 

 そんな希望のある明日を創っていきたいと思うのです。

 あ、おもしろそう!って思った方はぜひおいでください。問い合わせはpukapuka@ked.biglobe.ne.jp   電話453-8511 高崎まで

 

 あ、それから、子どもたちにオペラをゆめ基金、寄付を募集中です。

 郵便振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844

       加入者名 NPO法人ぷかぷか

 

  子どもたちにオペラをプレゼントする企画はこちら

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

オペラの内容については

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

東京公演のチラシ

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