ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

社会を変えられる、と信じる

 3月1日、日本財団であったコミュニティフォーラム2015「社会を変える、強くあたたかい組織の秘訣」に参加してきました。

 各地で活発に活動しているNPO法人の方の話をいろいろ聞いたのですが、印象に残ったのは

「社会を変えられる、と信じられるか」

という言葉でした。

 NPO法人の設立目的は様々な社会的課題を解決することにあります。そのことがほんとうに実現できる、と信じてはじめてNPO法人を立ち上げることができるのだと思います。

 実際、私自身、社会を変え、未来を自分で創っていくことができる、と信じたからNPO法人ぷかぷかを立ち上げることができたと思っています。「障がいのある人たちの社会的生きにくさを解消し、お互いが生きやすい社会を創っていく」という壮大な目標を法人の設立目的にしたのも、事業を開始するために退職金をすべて使ってしまったのも、そんな風に社会を変えていけると信じたからです。社会を変えることで、障がいのある人たちが、彼らを取り巻く地域の人たちみんなが、お互い気持ちよく生きていける、と信じたからです。

 あれから5年。ぷかぷかの周辺の社会は明らかに変わってきました。最初の頃、利用者さんの声がうるさいの、ウロウロすると目障りだの、と様々な苦情が寄せられ、もう心が折れそうになったこともたびたびありました。

 それでも「この社会は変えられる」と信じ続け、ぷかぷかの活動を続けてきました。その結果、「ぷかぷかのファンです」と自己紹介してくれるお客さんがたくさんできたり、区役所の外販で売り上げが10倍に伸びたり、しんぶん配布中に迷子になってしまった利用者さんに地域の方がやさしく声をかけてくれたり、少しずつですが地域社会は変わってきました。

  子どもの誕生会のあと、利用者さんといっしょに写真を撮らせて下さい、とおっしゃったお客さんがいました。そうして撮った写真がこれです。今、この写真の赤ちゃんは3歳になり、先日アート屋わんどのオープニングに来てくれました。一家3人の似顔絵をヨッシーに描いてもらいました。2月28日のブログにその写真が載っています。

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 「自分の手で社会を変えられるか」という問いに対し、「そんなことできるわけがない」と思っている限り、社会は何も変わりません。でも、「社会を変えられる」と「信じ続ける」、「こうありたい」「こんなことができるんじゃないか」「こんなことができるといいな」と「思い続ける」ことで、ぷかぷかの周りの社会は、ほんの少しですが、変わってきました。

 

 「信じ続けること」「思い続けること」というのは、一つの大きな「力」になるんだと思います。その力が地域社会を少しずつ変えてきたんだと思います。