ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ダウン症の青年に質問されたら

 先ほど、NHK教育テレビで「出生前診断」を考える番組がありました。その中でダウン症の青年が街角で女性にインタビューしていました。

「ダウン症の子どもが生まれるとわかったら、どうしますか?」

とダウン症の青年が聞くわけですが、かなりきついシチュエーションでの質問だと思いました。

自分は産みたくない、と思っても、ダウン症の青年を前にすれば、その青年の存在を否定するようで、なかなか言えないと思います。

「身近にダウン症の子どもがいて、本当にかわいくて、天使のようだと思っています。でも、自分子どもとなると…、そのときになってみないとわかりません」

といいながら、涙がこぼれ落ちました。

 とても辛かったんだろうと思います。ダウン症の子どもは天使のようだと思いつつ、自分の子どもとなると…、という思いのずれ。そのずれを抱えたまま、ダウン症の青年の質問に答えねばならない、というのは、やっぱりきついシチュエーションではないかと思います。

 NHK教育テレビの福祉番組ですから、出生前診断で切り捨てられてしまう「命」を考えようとしたのだと思いますが、ダウン症の青年にこんな質問をさせるのはどうかと思いました。もし「私は産みたくありません」とはっきり言う人がいたら、青年はとても辛い思いをするだろうと思います。

 

 明日から月一回のワークショップが始まります。いっしょにワークショップを楽しむ中で、障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいね、と自然に思えるようなワークショップです。