ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

評価のポイント

 来年春から予定している演劇ワークショップの講師料がどこかから出ないか、助成金情報をいろいろ探していたのですが、かながわ生き活き市民基金の福祉たすけあい基金の募集要項がワークショップの企画にぴったし、という感じがしました。

 いちばんぴったしだと思ったのは「評価のポイント」です。

1,創造性:新しい価値の創造に挑戦するもので,他のモデルとなる可能性がある。

 ワークショップで創り出すものは、障がいのある人たちといっしょだからこそ創り出せるオリジナリティあふれるものです。彼らの圧倒的な存在感、発想の豊かさが、そのままワークショップで創り出すものに反映されます。それはまさしく新しい価値の創造です。

 また、ワークショップを通してできあがった作品は、そのまま障がいのある人たちと一緒に生きていく意味を表現するものであり、新しい社会の方向性を示していると思います。

2,参加性:さまざまな立場の人が参加できる可能性を持ち、市民同士の交流、協同が期待できる。

 ワークショップは広く地域の人に参加を呼びかけるので、子どもからお年寄りまで、いろんな人が集まります。障がいのある人たちをはじめ、いろんな人が集まるから、おもしろいものが生まれます。そのことをみんなで共有できます。

3,地域性:地域の課題、ニーズに即した活動を行っている。

 誰もが暮らしやすい地域社会を作ることは、地域の大事な課題であり、ニーズだと思います。ワークショップを通して障がいのある人たちと地域の人たちとの出会いは,その課題を解決するはじめのいっぽになると思います。

4,先見性:社会で見落とされがちな価値や、まだ注目されていない大切な価値を可視化させる可能性がある。

 ワークショップは障がいのある人たちの存在感や発想の豊かさがそのまま生かされます。また彼らといっしょにワークショップをやることで創り出せるものは、そのまま彼らと一緒に生きる意味を表現します。それはまさに社会で見落とされている価値であり、ワークショップではそれが目に見える形で表現されます。特に最後に予定している発表会ではたくさんの人たちがそれを目にすることになります。

5,運動性:社会的な課題解決に向けた提案、行動を社会に対して行う視点がある。

 「NPO法人ぷかぷか」の設立の目的として、「障がいのある人たちの社会的生きにくさを解消する」というものをあげています。彼らの生きにくさは、私たち自身の生きにくさにつながっています。その社会的課題を解決するためにNPO法人ぷかぷかは「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」というやわらかいメッセージを毎日のように「ホームページ」「Facebookページ」「ぷかぷかしんぶん」など、さまざまな形で発信しています。

 障がいのある人たちの働くお店を街の中に構え、ふだんの暮らしの中で地域の人たちと彼らとの出会いの機会を作り続けています。また地域の人たちとぷかぷかの利用者さんたちがいっしょに活動するパン教室や、運動会なども毎月のようにおこなっています。

6.継続性:継続的な事業運営や活動が期待できる。

 障がいのある人たちの就労支援事業所として神奈川県の指定を受けている事業所であり、彼らの働くお店を運営しながら、余暇活動の一環としてワークショップをおこなっています。