ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

3年目でようやく黒字に

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 ぷかぷかの経営を見ていただいている経営アドバイザーから「3年目で、ようやく黒字になりそうです」という連絡が入った。通帳の残高が、ほとんどいつもマイナス表示になっているので、黒字というのが実感としてわからない。実感はなくても、経理の数字上は黒字になるというのだから、まぁ、間違いないだろう。
 
 経営など、全くの素人ではじめたので、今から思えば、つぶれもせず、よく持ったものだ、というのが正直なところ。毎月のように資金投入していたので、最初の1年は本当に苦しかった。先の見えない中で、お金だけがどんどん出ていき、正直怖かった。

 たまたま1年目の秋頃、経営アドバイザーをやっていただいている比企野さんが見学に見え、経営状況をおはなししたところ、大変な状況であることがわかり、以来、さまざまなアドバイスをいただくようになった。

 毎日の「資金繰り表」をきちんとつけることから始まり、パンの売り上げ記録、外販の記録等、きちんとデータを取るようにし、そのデータを元に製造計画を立て、外販先の販売計画を立てる、というパン屋としては当たり前のことをようやくはじめたのだった。

 資金繰り表をつけることで、お金の動きが手に取るようにわかるようになり、月末は何となく資金不足になりそうだとか、今月は何とかいけそうだとか、そういったことが見えるようになった。見えるようになっても、苦しい資金繰り状況からはなかなか抜け出ることはできず、時々は資金投入が必要だった。

 日々のお金の出し入れをしている通帳が赤字ということは、パンとカフェの稼ぎよりも、材料費や光熱費、家賃などで出ていくお金の方が多い、ということで、その赤字分を福祉サービスの収入で何とか埋め合わせをしてきた。それが今年の3月15日、福祉サービスのお金が入る日に、初めて通帳が黒字だった。これは本当に画期的なことだった。パンの売り上げが少しずつ伸びて、ようやく支出を上回ったということだ。

 ぷかぷかは障がいのある人たちの作ったパン、ということで売るのではなく、あくまでパンの味で勝負してきた。障がいのある人たちの作ったパンだから買うのではなく、おいしいパンだから買う、ということを大事にしてきた。だからお店のお客さんのほぼ100%が一般のお客さんだ。そのお客さんの数が少しずつ増え、売り上げが伸びていった。それが3年目でようやく黒字という結果を生み出した。

 債権の返済が始まり、まだまだ油断はできないのだが、それでも気分的にはずいぶんゆとりが出てきた。このゆとりを「ぷかぷか」が更に発展する方向で使いたいと思う。

 
 ★「ぷかぷか」のホームページは
 http://pukapuka-pan.xsrv.jp/