ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ツジさんのイタリア報告

ツジさんは連休にイタリアまで行ったそうです。その報告です。私なんかは絶対に覚えられないようなカタカナの地名が機関銃のように次から次に出てきて、記憶力のよさにあらためでびっくりでした。

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湘南ヴィヴィットアート展の動画ができました。

 湘南ヴィヴィットアート展の動画ができました。ぷかぷかの第3期演劇ワークショップの記録映画をまとめた𠮷田拓史さんの作品です。

 ちょうど音楽会をやったときの映像が入っていて、湘南ヴィヴィットアート展の幅広さがよくわかります。こうやって絵を媒介にいろんな人が集まる広場なんだと思います。

 

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湘南ヴィヴィットアート展へぜひお出かけください。

湘南ヴィヴィットアート展に行ってきました。

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昭和4年に建てられた蔵をそのまま使った、とてもあたたかな会場でした。

これが入り口

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入り口を入ったところ。右上に神棚があるあたりがここのおもしろいところ。

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所狭しと作品が並んでいます。

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ぷかぷかの三人の画伯に似顔絵を描いてもらいました。

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のぼさんの絵はおとなしすぎるので、あとで色をつけてもらって、こんな感じにしてもらおうと思っています。似顔絵名刺にこんな絵が載ってたら、もう相手がのけぞってしまって、すごくおもしろいんじゃないかと思うのです。

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同じ会場で似顔絵を描いていたとしきさんにも描いてもらいました。

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 としきさんはものすごく絵のうまい方ですが、絵と全く関係ない作業所で働いているので、作品はほとんど埋もれたままになっているようでした。なんかすごくもったいない気がして、ぷかぷかに来ませんか、と誘いました。ぷかぷかはメンバーさんの絵を社会に出していこうといろんな試みをしています。彼らの絵が社会に出て行くことで、社会が豊かになっていくと考えるからです。お母さんは時々Instagramでアップしてるそうですが、ぷかぷかはもっとダイナミックな形で社会に出して行こうとしています。

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プロボノ活動をやっているサービスグラントにはアートを企業に売り込む営業資料を作ってもらう予定です。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 先日のプレゼンテーションでは詳しい説明を聞きたいと15人ものプロボノワーカーが集まったそうで、もうすぐプロジェクトチームがスタートします。

  

 湘南ヴィヴィットアート展は8日(月)までです。ぜひお出かけください。

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pukapuka-pan.hatenablog.com

 

あなたとの人生、なかなか悪くないよ

 今朝の朝日新聞生活欄の「患者を生きる」ー医療的ケア児④ は子どもに寄り添うお母さんの言葉が光っていました。

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 重度の脳性麻痺で寝たきりの子ども(6才)の介護を家で続けています。たんの吸引などの医療的ケアが必要なので、本当に大変です。今年の4月、特別支援学校の1年生になりました。入学式は通院以外の初めての外出だったそうです。子どもたちの声が響く学校。帰りたくないと、聞いたこともない低い声で「う〜」と訴えてきたそうです。授業は週一回、先生が自宅を訪問して行われます。

 一日の介護がすべて終わると、もうくたくたです。子どものベッドの隣に折りたたみ式のベッドを置いてお母さんは寝ます。子どもの小さな手を握り、肌のぬくもりを感じながら語りかけます。

「あなたとの人生、なかなか悪くないよ」

 

 この言葉が出てくるまでにどれほどの苦労があったのかと想像します。出産直後の大混乱、低酸素性虚血性脳症で自発呼吸はほとんどなし、「脳の機能は戻らないと思います」と医者から残酷な告知、自宅介護中、目が細菌に感染して角膜がとけてしまい、眼球の摘出手術、夫とも離婚、毎日毎日待ったなしの介護生活。そんな想像を絶する苦労をしながら尚も

「あなたとの人生、なかなか悪くないよ」

と語るお母さん。子どもといっしょに本当にいい人生を送っているんだろうなと思いました。

 たとえ相手が重度の脳性麻痺で寝たきりの子どもであっても、そういう人生が創り出せるということ。人生の深さと希望を感じます。

 

 障がいのある人たちとおつきあいしている私たちこそ、相手の前で語りたいですね。

「あなたとの人生、なかなか悪くないよ」

って。障がいのある人たちとの人生が豊かなものになる気がします。

 

 

 

 

子ども達にぷかぷかの豊かな空気感を伝えたい

  昨日の「ぷかぷか言葉」の話は、子ども達に「ぷかぷか」がどんな風に伝わっているのか、とてもよくわかって、すごくうれしい気持ちでした。

 ぷかぷかのお店はもちろん、様々なイベントに子どもたちがたくさんやってきます。そんな子どもたちを見て、パン教室の記録のタイトルには「パンと一緒にステキな未来もこねています」なんてことを書いたりしています。子ども達に「ぷかぷかの空気感」を未来に伝えて欲しいと思っているからです。

 そんなところへ「人に優しい」あるいは「あったかい」と聞き、「ぷかぷか」が思い浮かんだことは、ぷかぷかへ何度も出入りしているうちに、なんとなくそんなイメージを持ったのかなと思いました。学校で習った「ふかふか言葉」よりも、「ぷかぷか言葉」の方が、ずっと中身のある言葉だと思いました。

 先日プロモーションビデオ第二弾の試写会で、制作した信田さんは「ぷかぷかの豊かな空気感を伝えたい」とおっしゃっていましたが、子ども達はそれを敏感に感じとっているように思いました。

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 人間ドックの結果に少し落ち込んだとき、真っ先に思ったのは、ぷかぷかのこの空気感がうまくあとの人たちに伝わるかどうかでした。でも、「ぷかぷか言葉」の話を聞いて安心しました。

 子ども達にぷかぷかの豊かな空気感をしっかり伝えたい、そう思う毎日です。

「人に優しい言葉、あったかい言葉」は「ぷかぷか言葉」

  スタッフの1年生になる子どもが学校で、「人に優しい言葉、あったかい言葉」は「ふかふか言葉」、「人を傷つけてしまう言葉、悲しい言葉」は「ちくちく言葉」と習ったそうです。

 ところが、家に帰ってお母さんに「人に優しい言葉、あったかい言葉」は「ぷかぷか言葉」、「人を傷つける言葉、悲しい言葉」は「ちくちく言葉」って、報告したのだそうです。

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 「ふかふか」と「ぷかぷか」を間違えたとはいえ、「人に優しい」あるいは「あったかい」と聞き、「ぷかぷか」が思い浮かんだことは、なんだかすごくうれしい気がしました。

 

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 パン教室でこんな体験をした子どもだからこそ、「人に優しい」あるいは「あったかい」は、そのまま「ぷかぷか」だったのかも知れません。

豊かな空気感を伝える

 プロモーションビデオ第2弾を作った信田さんから制作の思いが届きました。

 

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 今回の映像の打ち合わせが始まったのは2016年秋、当初高崎さんは7月に相模原でおきた障がい者殺傷事件に強い憤りを感じていて、事件に対する具体的なメッセージとしての映像を望んでいた。しかし具体的なメッセージを描こうとすればするほど、僕は意見の異なる人たちと同じ土俵に上がることへの違和感を感じるようになっていた。同じ土俵に上がることは同じモノサシで意見を述べることであり、「いなくなればいい」とか「いた方がいい」という直線的な論議では、ぷかぷかが生み出している豊かな空気感(仮にぷかぷか現象と呼ぶこととする)を伝えきれないと思ったのだ。もっと立体的な座標軸の中でぷかぷか現象を捉え映像にすることで、結果としてメッセージになるようにしたいと思った。座標軸の参考にしたのは高崎さんが設立6年目に書いたぷかぷかの「ステークホルダー相関図」だった。しかし沢山の利害関係者の中には唯一高崎さん自身が入っていなかった。今回の映像でも触れてはいるが、個人としての高崎さんの想いを知ることは、ぷかぷか現象を理解し活かす上でとても重要だ。次回続編をつくる機会に恵まれたら、そこにフォーカスした作品を作りたいと思っている。

                     PVプロボノ 映像ディレクター 信田眞宏

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《「いなくなればいい」とか「いた方がいい」という直線的な論議では、ぷかぷかが生み出している豊かな空気感(仮にぷかぷか現象と呼ふこととする)を伝えきれないと思ったのだ。》

 というところがすばらしいと思いました。その《豊かな空気感》が、映像にはよく出ていると思いました。空気感は映像でしか伝えられないものです。パン教室の映像がありましたが、ぷかぷかの空気感がとてもよく伝わってきます。ぷかぷかのパン教室は単なるパン教室ではなくて、言葉でうまく表現できないような、なんかすごく豊かなものを生み出しています。そのことが映像からはよく伝わってきます。

 大家さんのインタビューのシーンに「相模原事件への思いは」という言葉が入っていました。

「バスや電車でね、ぷかぷかさんに会ったらあいさつをしようと思うんです。彼らがいることで生まれる緊張感が、私がちょっと声をかければその場の緊張感がちょっと和らぎますよね」

というお話になり、相模原事件に直接ふれることはありません。でも信田さんは大家さんがバスや電車の中でやっていることこそが、相模原事件を生み出した社会にあってはすごく大事なことだといいます。だからあえてあそこで「相模原事件」という言葉を入れたのだと思います。その言葉から反射的に生まれる私たちの中の「とんがった思い」みたいなものを、今一度静かに問い直すシーンだったのかも知れません。

 先日神奈川新聞でも、そういう視点、《少しずつ、目の前のその一人から少しずつ…。日々の暮らしの中でオーヤさん自身が変わり、周囲もまた変えようとしている。》という紹介の仕方をしていました。そうやって社会は少しずつ変わっていくんだと…

 

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(取材中の信田さん)

 

《沢山の利害関係者の中には唯一高崎さん自身が入っていなかった。今回の映像でも触れてはいるが、個人としての高崎さんの想いを知ることは、ぷかぷか現象を理解し活かす上でとても重要だ。》

 昨日試写会のあと、どうして彼らといっしょに生きていきたいと思ったのか、その原点についていろいろ信田さんに聞かれました。そのときは、彼らに出会ってしまったから、とか、彼らに惚れてしまったから、と答えていたのですが、質問の背景にはこういうことがあったんですね。《ぷかぷか現象を理解し活かす上でとても重要だ》と。

 信田さんとは機会見つけてゆっくり話し込もうと思っています。

 

 

 プロモーションビデオをYouTubeにアップしたからって、あるいはあちこちで上映会を開いたからって、何かが急に変わるわけではありません。信田さんのいう「心のドアをノックする」感じで、誰かに届けば、と思っています。心のドアをノックされて、この豊かな空気感に気づき、その人のまわりで何かが変われば、と思っています。