ぷかぷか日記

ぷかぷか理事長タカサキによる元気日記

ぷかぷか日記は以下に移転しました。
ぷかぷか日記 – NPO法人ぷかぷか

子どもと一緒にこんなにすばらしい作品を観られて、本当に幸せです。

オペラ『ロはロボットのロ』公演の感想がまとまりました。子ども達も大人たちも、ほんとに楽しかったようですね。

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・初めてのオペラというので、どんなものなのかドキドキしていましたが、とってもおもしろくて、笑って泣いて大感動しました。子どもと一緒にこんなにすばらしい作品を観られて、本当に幸せです。ありがとうございました。

・すばらしかった! 小1の息子が「あーおもしろかった!またみたい」といっています。今回2回目ですが、3回目もぜひお願いします!

・すばらしい曲、ピアノ、歌、演技、演出にびっくりです。心から感動しました。こんにゃく座、独身の頃、林光先生の曲が好きで、よく観に行っていました。15年ぶりです。

・ほんとうに楽しく、ジ〜ンと感動もしました。最高の舞台でした。

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・とても楽しかったです。途中、度々おどろいたり、笑わせてくれる演出で、子どももあきないで観ていました。5歳の子どもはドリトル博士の恋ダンスがおもしろかったといっていました。ぜひまた見たいと思います。

・子ども(5歳)には少し怖い場面も多かったようですが、本物の舞台を体験する機会に恵まれて、とてもよかったです。このような子どもでも体験できる舞台やコンサートなどがもっと増えて欲しいと思います。途中途中、親が楽しめる部分も多く、とても楽しい時間を過ごすことができました。

・おもしろかった。マジォのぼうしがやまになってこわかったです。

・初めてのオペラ、本当におもしろかったです。感動しました。

・この作品は幼稚園から小学生くらいの子どもを連れて何度でも観たくなる作品です。割とシンプルな筋だと思いますが、笑いあり、涙ありで、心動かされますね。

・15年くらい前、青山のこどもの城劇場で観たときより明るい公演でした。みなさんすばらしい声でした。

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・4才と8才の娘と観ました。4歳に娘は長いかなと思ったけど、途中あきることもなく、楽しく大笑いして、時にしっとりとして、本当にすばらしい一日になりました。

・何回見せていただいても感動しました。

・笑いあり、涙ありで、大人も、子ども達もあきずに楽しむことができました。

・20年近く前に観たことがあり、もう一度めぐりあえて本当にうれしかったです。

・2回目です。前回とても面白くて、今回も見ることができ、とても楽しかったです。セリフや動きが新しくなっていて、とても楽しかったです。マニー大好き!

・歌のワークショップにも参加したりして予習していたのでとても楽しめました。子ども(4才)はちょっと怖かったみたいですが、それも経験。ありがとうございました。

・ハーモニーがすばらしかった。お父さんと博士、おもしろかった。

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・わかりやすくて、子ども方大人まで楽しめるよい作品でした。役者さん一人ひとりのレベルが高くて、すばらしかったです。動き、歌、素敵でした。

・楽しくて、おもしろくて、感動しました。また観たいです。 

・とても楽しかったです! よい企画をありがとございました!! こんにゃく座のみなさま、お疲れ様でした!!! また観に行きます!!!!

・子どもが2才なので最後まで観られるか不安でしたが、なんとか大丈夫でした。子どもが地裁と、なかなかオペラは観られないため、とてもよい機会でした。途中魔女が怖いと少し泣いていましたが、そういう感情を持てるのもよいなと。いろいろ笑える場面もあり、楽しかったです。

・おとうさんとどりとるはかせがおもしろかった。

・テトががんばっていました。テトにまたあいたいです。

・テトはパンを作れるターミネーターでよかったです。あと火事のシーンはいといがわみたいでした。

 

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またオペラやります。楽しみにしていて下さい。次回は『森は生きている』です。

オペラ『森は生きている』|オペラシアターこんにゃく座 旅公演レパートリー

 

今回の公演のためにたくさんの寄付をいただきました。合計で311,671円です。このお金のおかげで、子ども達がこんなに楽しい夢のような時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

こんなふうにお金をまわす仕組みをしっかり作っていきたいと思っています。

 

 

オペラ『ロはロボットのロ』の作曲をした萩京子さん作詞作曲の『あの広場のうた』というすばらしい歌があります。

  ♪ いまはいつだろう  いつもの朝

     ここはどこだろう  いつもの場所

 

    いまはいつだろう  いつもの夜

     ここはどこだろう  いつもの場所

 

    でもどこかちがう  ここはどこかに似ている

 

    おとなもこどもも  犬も鳥たちも

    虫たちも集まる   あの広場みたい

 

    耳をすませば聞こえてくる 

    目をみはれば見えてくる

    少しずつ  少しずつ

 

     歌が生まれ  人は踊り出し

    物語がはじまる  あの広場がここに

 

    昔  広場に一本の柱

    ここに立てよう  目には見えない柱を 

 

    昔  広場に一本の柱

    そこではじまったオペラを   いまここで

 

このCDに入っています。

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言葉が詰まってしまうくらいのものを彼らからもらったのだと思います

 3月末でぷかぷかを離れたスタッフにメンバーさんが心を込めて色紙を描きました。

 絵を見ていると、本当に彼らのこと、いとおしくなります。

 なんていい世界を持っているんだと思います。

 こういう世界を持っている彼らを、もっともっと大切にしたいと思います。

 生産できるとか、できないとか、そんな価値基準をはるかに超えた、人として大事にすべき世界がここにはあります。

 最後のあいさつをするとき、言葉が詰まって、何も言えなくなったスタッフがいましたが、言葉が詰まってしまうくらいのものを彼らからもらったのだと思います。この絵に描かれた世界です。

 こんな絵を描く「彼らとはいっしょに生きていった方がいい」しみじみそう思います。

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地域の方がぷかぷかを、セノーさんをどんな風に受け止めていたか

 昨日書いた日記

pukapuka-pan.hatenablog.com

に、時々お惣菜屋に「いかけんちん」を買いにきていた地域の方がこんなコメントをよこしてくれました。

 「いかけんちん」を買いに来ているうちに、なんとなくぷかぷかの雰囲気が気に入り、ウロウロしているセノーさんにも出会ったようです。時々セノーさんの写真や動画を撮り、「こんなすてきなセノーさん見つけました!」と、ぷかぷかに提供してくれました。

 地域の方がぷかぷかを、セノーさんをどんな風に受け止めていたかがよくわかるコメントです。

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…通用するかしないのか、そこで通用するようになりたいのか、なるべきなのか… そこで通用する事が素晴らしい唯一の事なのか…は各自の選択で構わないかと思います。

けど、この件に関してはムクムクとモワモワと何かが湧いて来ます。上手く言えるか分りませんが…

私たちは、始終「そんな甘いやり方ダメ」「そんな考え社会では通用しない」 そんな言葉を喉元に突きつけられているし、実際生きるのは大変だと思っています。

けど。

世の中の大事な事は、すべて数値化されますか?
科学的に立証出来ますか?
世の中の全ての出来事の根拠をきっちり説明出来ますか?

例えば子供と手をつないだ温もり…漢字やアルファベットを駆使しても、あの言いようもない幸福感は説明しつくすことが出来ません。 
 
セノーさんの良さは、漢字やアルファベット(就労継続Bなんちゅ~言葉ね)で説明がしきれるもんか。逆にされてたまるかって。ね、思ってます。
 
 目に見える形での…数値での「生産」をしていないからと言って「通用しない」とは失礼じゃないかな。
 
だって私は、セノーさんや、ぷかぷかさんの空気に触れ、その流れ方の中で大変に豊かに耕された心地がしているもの。それを目に見える形でビジュアル化、数値化出来ないというだけで。

頑張る事が普通、頑張らない事は悪、世間はその事に何の異議も唱えません。だけどセノーさんみたいに時々立ち止まったり休んだり自分のペースで時を過ごす様子を見て

クスッと笑ったり、自分もちょっと休んでみようかなとか、力を抜いてありのままで居てみたいなとか。今まで世間基準で動いていた自分の時計のネジを我流に調整してみようと思ったり。
 
「…で、あるべき」な縛りから、離れてみる時間を持てたのは、ぷかぷかさんのおかげ。漢字やアルファベットでは説明しきれないけれど大きな事なんだ。生産生産って、生産だけが大切な事なら、世の中カッサカサになっちゃう。生産って目に見える物だけが生産じゃないと思うんだけどな。

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 福祉施設よりもはるかにいい感じでセノーさんを受け止めていますね。この差はどこから生まれてくるのでしょう。福祉施設は、そんなのは通用しないといい、地域の方はセノーさんのおかげで、すごく豊かな世界を見つけることができたといいます。「支援」とかなんとかいってる側が、セノーさんからは何も学ばず、「支援」なんてひとこともいわない人が、セノーさんからすばらしいものを学んでいます。

 地域の人こそ、彼らの一番の味方なんだとあらためて思いました。

 

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郵便局に入金に行って、ベンチで堂々と寝るセノーさん。郵便局のお姉さんたちは、こんなセノーさんの大ファンです。福祉施設で通用しないセノーさんが、地域の人たちには大事にされていることのこのギャップはなんなんでしょう。

 

生産することのむつかしい障がいのある人たちとどう向き合っていくのか

以前、「セノーさんは今日もせっせと」という記事を書きました。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 それに対し、福祉事業所で働いている当事者の方から、こんなコメントが寄せられました。(原文のまま)

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 ブログを読んであなたの言いたい事も良くわかりますがぷかぷかて、就労継続Bですよね。私同じく就労継続Bを利用する知的障害者ななのですがうちの施設じゃそんなの通用しませんよ。就労継続Bの施設て、社会に適用するように育成するところではないですか?そんな甘いやり方であるのであれば就労継続Bであるしつようありません。就労継続Bで有りたければ少しやり方変えた方がいいのでは、。 

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 「うちの施設じゃそんなの通用しませんよ」とかいわれ、ま、そうだろうなとは思いました(元々セノーさんは作業所にいたのですが、仕事をしないからと、追い出されるようにしてぷかぷかに来ましたから)。

 でもね、「仕事をしないのは通用しない」というのは、今の社会にあってどういうことなのかをきちんと考えていかないと、社会全体がどんどん窮屈になる気がします。「うちの施設じゃそんなの通用しません」「社会に適用するように育成する」「そんな甘いやり方」といった言葉が行き交う行き交う世界を想像してみて下さい(直接的には当事者の言葉ですが、施設の雰囲気、つまりは施設の考え方をそのまま反映していると思います)。

 

 少し前の記事ですが、朝日新聞「オピニオン&フォーラム」欄の「障害者が狙われて」と題した熊谷晋一郎と最首悟さんの対談にこんな言葉がありました。(相模原障害者殺傷事件を考える対談です)

 《 競争に敗れれば次々に不要とされる社会構造の中で、生産能力が劣る人への手厳しさはどんどんエスカレートしている。障害がない人も、いつ自分が不要な存在になるのか、不安にさらされています。少ない椅子を奪い合う社会では、より不要とされる人に悪意や攻撃が向かいやすいのです。 》

 こういう社会状況の中で、「うちの施設じゃそんなの通用しませんよ」という発想が、どういう意味を持つのか、ということです。障がいのある人たちに一番近いところにいるはずの福祉施設が、こういう発想を持つことを、とても残念に思います。

 「セノーさんのように生産しない人を許すような論理は通用しませんよ」という発想は、相模原障害者殺傷事件の容疑者の発想に容易に結びつく気がします。

 

 障がいのある人たちだけでなく、認知症の方など、生産しない人たち、生産できない人たちはこれからどんどん増えていきます。そういう人たちと私たちはどう向き合っていくのか、どうやっていっしょにこの社会を生きていくのか、社会全体が問われています。これからの社会が、とてつもなく非人間的なものになるのか、それとも人間的なものになるのか、大変な問いを私たちは突きつけられていると思います。障がいのある人たちと日々向き合っている私たちこそが、生産しない人たち、生産できない人たちとどういう関係を作るのか、そこから何を生み出すのか、が厳しく問われています。

 生産することのむつかしい障がいのある人たちと、それでもいっしょに生きていった方がいいね、って思えるような関係を作ることができれば、今の社会にあってはひとつの希望になります。ほうっておくとほとんど働かないセノーさんのあり方を認め、セノーさんが安心していられる居場所をつくったぷかぷかのやり方は、息苦しい世の中にあって、ホッとするような希望を作り出したと思っています。

 ご意見お聞かせ下さい。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3期演劇ワークショップの記録映画

 第3期演劇ワークショップの記録映画がまとまりました。

「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい」という理由が、この映像を見るとよくわかります。相模原障害者殺傷事件の容疑者は「障害者はいない方がいい」などと言いましたが、私たちは「障がいのある人たちはいた方がいい」「社会には彼らが必要」「彼らとはいっしょに生きていった方がいい」と言い続けます。そうすることで、相模原障害者殺傷事件を超える豊かな社会を少しずつ作っていきたいと考えています。

 記録映画のプロモーションビデオです。

www.youtube.com

 

 映画は今後有料で自主上映していきますので、非公開にしています。自主上映を予定されている方はぷかぷかまでメール下さい。pukapuka@ked.biglobe.ne.jp 担当:高崎

 

子ども達、ほんとうに楽しかったんだと思います。この顔見ればわかります。

3月25日(土)オペラシアターこんにゃく座のオペラ『ロはロボットのロ』の公演をやりました。子ども達にオペラをプレゼントしよう、という企画で、たくさんの子ども達が見に来ました。

 朝、みどりアートパークの搬入口にオペラシアターlこんにゃく座の大型トラックが止まっていました。ひとときの夢の世界を運んできたのです。

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夢の世界を運び込みます。

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夢の装置をセッティングします。

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大道具が設置されます。

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リハーサルが始まります。 

www.youtube.com

 

お客さんがやってきます。

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そして本番ですが、舞台の写真は撮れませんでした。

途中の休憩時間。テトのパンが、あっという間に売り切れました。

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テトのおにぎりやグッズも販売しました。

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休憩の終わりが歌役者さんたちが客席を練り歩いて告げられます。

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何度見てもいい舞台です。伝わってくるエネルギーがすごいです。

子ども達、楽しんでくれたかな?

 

公演のあと、歌役者さんたちを子ども達がわっと取り囲みました。

子ども達、ほんとうに楽しかったんだと思います。この顔見ればわかります。

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魔女はやっぱり人気

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全盲の子どもは金貸しマニーが気に入ったようでした。

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この子は前回見て、いっぺんに気に入ってCDを聞いて聞いて聞きまくり、すり減ってしまったので、バックアップ用にまた新しいCDを購入しました、とお母さん。サインまでしてもらっていました。目が見えないのにこんなにもオペラを楽しむなんてすごいと思います。

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大人たちも興奮気味

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ぷかぷかのコンノさんは一人で歌役者さんたちを湧かしていました。

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 毎年、春になるとこんにゃく座が楽しいオペラをかついでやって来る、そんなことがこの緑区で実現できるといいなと思っています。ある年は子ども向けのオペラ、その次の年は大人向けのオペラ、といった具合に。緑区はすごく豊かな街になります。お金をまわす仕組みを本気で作りたいと思っています。

 ひとときの夢の世界を運び続けるこんにゃく座のテーマソング『僕たちのオペラハウス』聞いて下さい。

www.youtube.com

新しい物語が始まります

  ライ麦パンに使うライ麦を作っている栃木の上野さんの似顔絵を描きに画伯を連れて行きました。上野さんの作っているお米やポン菓子のラベルを作るためです。文字をメンバーさんの手描きにして、作った人の似顔絵を入れてやわらかな楽しいラベルにしようと思っています。

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 まずは麦畑に行きました。先週来たときよりも青々としていました。

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 さっそく似顔絵。いつものように迷いのない線でさらさらと描いていきます。

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奥さんの礼子さんの笑顔絵も描きました。上野さんのお米で作ったポン菓子を食べると心が安らぐというので、ポン菓子を持って描くことにしました。

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あっという間にお二人の似顔絵ができました。

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ねこがいたのでついでにねこの似顔絵も。

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 お米もポン菓子も楽しい名前をつけた方がいいと思います、と提案。上野さんが時間をかけて考えることになりました。上野長一さんなので「ちょういち米」とか「心安らぐちょういちのポン菓子」とか。 ラベルができたら、パン屋で上野さんのお米やポン菓子を販売する予定です。楽しみにしていて下さい。

 ぷかぷかの夏の旅行もここにしようかなと思っています。麦の収穫の終わった広い畑でバーベキューをしようと上野さんと相談しました。メンバーさん40人、スタッフ10人、子ども数人の大集団ですが、広い畑で思いっきり楽しみたいと思っています。ただの観光地に行くよりも、はるかに収穫の多い旅行になりそうです。

 パンに上野さんのライ麦を使うことがきっかけで、こんなふうに新しい物語が始まります。食べ物は人と人を繋ぎ、新しい物語を生むのですね。上野さん、ぷかぷかが旅行に行くのをすごく楽しみにしているようです。今日も似顔絵を描いてもらってすごくうれしかったようで、帰りがけ、駅前の文具店で36色の色鉛筆とスケッチブックを画伯にプレゼントしていました。

 そういえば、障がいのある人たちが40人も旅行に来るのですが、大丈夫でしょうか?といった話は全然しませんでしたね。忘れていた、というか…。上野さんも奥さんもなんの不安もなく、すいすい話が進みました。当たり前のように旅行に行き、当たり前のように受け入れてくれる、特別扱いしない、だから『新しい物語』が生まれるのだと思います。

  上野さんの物語とぷかぷかの物語がライ麦パンをきっかけに出会ったのだと思います。

pukapuka-pan.hatenablog.com